ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

第14回山行μ+第2回山行χ・5年ぶりに雁回山を再訪しました 2/2 ――― 下山してから最後に苦難が

2016年02月02日 | ハイキング/山行μや山行χ

2016/1/3  雁回山(木原山)314.4mの山頂からは5年前と同じ城南コースを下ります。

 
▲山頂からまたしばらく林道を歩きます。なにやら工事中のようで、キャタピラの跡がありました。ここからは左の道へ下ります。右へは宇城市に下山できますが、途中で松橋コースと東阿高コーストに分かれるようですね。11:45ころ。


▲最後のキャタピラ跡とも別れ、ひたすら下降です。K君は動きが速いせいか、写真で撮るとこんな風にぶれてばかりです。11:56ころ。


▲雁回山には九十九谷あると謂われているそうです。まあ、沢屋の感覚からすると谷というほどのものではないのですが、確かに低い山にしては山に襞がたくさんあるようにも感じますね。そんな谷のひとつがこれ。木の橋が架かっています。12:10ころ。

この九十九谷に関しては面白い民話が伝わっているようです。調べていたら目にしました。
http://www.nik-net.co.jp/arekore/minwa/minwa_07_01.htm
読んでみてください。


▲のんびりと降りて来て、途中で休憩。身長ではほぼ同じになったS子とMちゃんですが、背中はまだS子の方が大きく広いですね。12:33ころ。


▲九州の山には竹が多く生えています。先ほどからときどき見かけましたが、今度は太い竹が多くなりました。竹の節をたたきながら歩きます。節の長さで音程が違ってくるのです。12:51ころ。


▲人の手が入って、整備されている竹林ですね。人里近くになりました。12:59ころ。


▲舗装道路に出ました。13:03ころ。


▲写真の中央の山が雁回山山頂だと思います。13:10ころ。


▲ホトケノザがもう咲いていました。熊本はやっぱり南の国なんですね。13:14ころ。


▲御領貝塚です。この貝塚は縄文時代後期のもので、この時代のものとしては九州最大なのだとか。そして、淡水産のシジミが90%以上を占め、この辺りが次第に陸地化し、海から遠くなったことが分かるのだそうです。13:16ころ。


▲これはみんなシジミなんでしょうね。古代のゴミ捨て場。昔からゴミは決められた場所に捨てたんですね。偉い! 13:16ころ。


▲竹下水神という神社のようです。5年前はここでタクシーを呼びました。今日も本当はタクシーを呼ぶつもりだったのです。夜、親戚会が行われる予定だったからです。僕の親戚の面々、と言っても、僕のいとこの子供や孫たち、せいぜい僕よりもずうっと若いいとこが来るくらいの集まりですから、当然僕が最年長なのですが、めったに会えないメンバーばかりですから、楽しみにしていたのです。でも、急遽中止になってしまいました。そのことは午前中にメールで知らされていましたから、いつも以上にのんびりと歩いていたわけです。
急いで帰る必要がなくなっていましたから、無性に駅まで歩きたくなって、子供たちにもここからひと頑張りしてもらうことにしたのです。
Mちゃんが立っている後ろの木はイチョウです。たくさん乳(ち)が垂れていて、相当に古いイチョウの木ですね。13:35ころ。


▲神社の前に土俵が作ってありました。MちゃんとK君がさっそく相撲を取ります。5歳も違いますから、K君がかないっこありませんが、そこは男の子、投げ飛ばされても向かっていきます。13:37ころ


▲神社を離れ、県道(多分)38号線を宇土駅へ向かって行きました。浜戸川にはカモでしょうか、水鳥がたくさんいました。100羽以上は軽くいたと思います。13:42ころ。


▲「足が痛い」と言っていたのに、K君は元気に走って行きます。Mちゃんがいろいろと難題を吹っ掛けたりしますが、面白がって言われた通りのことを実行するのです。14:14ころ。


▲でも、そのうち本格的に足が痛くなってきたようです。ザックは僕が持ち、K君にはS子が付いて歩くようになりました。舗装道路を歩くのは足には本当に負担が大きいのです。タクシーが通りかかればすぐにでも止めようと思ってはいたのですが・・・・ 15:04ころ。


▲宇土駅前のバス停です。全員けっこう疲れましたが、頑張って歩きとおしました。2時間くらい車道歩きをしたんですね。子供たちはよく頑張ったと思います。15:40ころ。

ところで、僕も若干ですが子供たちに申し訳なかったなぁと思ったものですから、駅までの途中で喫茶店のような店があったら入って甘いものでも食べよう! と約束したんです。でも、喫茶店どころか店らしい店もありません。「じゃあ、家の近くの喫茶店でね?」とMちゃんが言います。「いいよ」と応じました。
ところが、家の近くの喫茶店はまだ開いていません。
それでどうしたかと言いますと、翌日街へ連れて行くことになったのです。当初の予定では翌日はMちゃんを連れて少し難しい山へ登ることにしていました。「明日は足が痛くて、山になんか登れない」とMちゃんが言います。もっともな発言です。
K君は学童保育(東京での言い方ですが)が始まります。それにあまりスイーツには関心がないみたいですし・・・・ と言うわけで、翌日の行動計画も変更となった今日の山行でした。


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