ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

行こう行こうと思っていて、なかなか行けなかった熊本市内の山、二ノ岳~三ノ岳を子供たちと歩いて来ました

2017年02月18日 | ハイキング/山行μや山行χ

2016/12/30  MちゃんやK君との山登りですが、今年2016年の夏は出来ませんでした。天候のせいとかではありません。4月の熊本地震の影響で豊肥本線が寸断され阿蘇へ行くことが困難になっていたからです。暑い夏ですから、ある程度の標高の高い山へ行きたいわけですけれど、電車やバスで行けるのは阿蘇くらいのものですから。それにまだ、山登りに行こう云々と素直に言い出しにくいような心情が僕自身の中にあったことも確かでした。
でも、今回は是非とも行こうと思っていました。足も強くなっているMちゃんに満足してもらおうとすると、K君には大変になってしまいます。K君に合わせるしかありません。
そこで前々から行きたいと思っていた熊本市内の山、二ノ岳、三ノ岳を登ってみることにしました。


▲いろいろと調べてみたのですが、登山口近くへ行くバスが見つかりません。どうもないようです。と言うことで、JR上熊本駅からタクシーで野出の登山口へと向かいました。このガソリンスタンドが登山口の目印。右の坂道を上がって行きます。10:13ころ。


▲すぐに山へ向かっている道になります。10:18ころ。


▲山道になりました。K君はさっそく杖になる枝を見つけます。10:21ころ。


▲K君、バテポーズ! でも、まだまだ元気。Mちゃんは腕組みしながら歩きます。多分、楽勝過ぎて物足りないのでしょう。10:27ころ。


▲「ホット一息えびね坂」。えびねが自生しているのでしょうか? 10:35ころ。


▲林道を横切りました。10:40ころ。


▲Mちゃんは相変わらず淡々と歩を進めています。10:45ころ。


▲こんなことが書かれていると、挑戦したくなりますよね。10:49ころ。


▲ここが胸突八丁の坂だとは思えません。さほどの急登でもありません。僕もK君も2分ほどで登ってしまいました。10:51ころ。


▲九州の山ですから、冬でも緑の葉がたくさん茂っています。照葉樹林の森です。10:55ころ。


▲すぐ先が山頂らしい雰囲気です。最後の岩場を乗り越えました。11:03ころ。


二ノ岳685.4m山頂には家族連れのパーティーがいました。三ノ岳方面から来て、同じコースを引き返すようです。11:04ころ。


▲右の平野は玉名市です。唐入川が見えています。有明海の向こうには島原の雲仙岳が。11:05ころ。


▲阿蘇山方向を眺めました。震源地はもう少し右でしょうか? 穏やかに広がる町を見ていると、あんなに被害の大きな地震が起きたとは信じられません。11:07ころ。


▲山頂では大休止しました。11:07ころ。


▲山頂標識に温度計が設置されていました。5℃です。11:24ころ。


▲北を眺めると、これから行く三ノ岳が見えています。すぐ近くですね。ここよりもずいぶん低く見えますが、たった4m低いだけなんです。11:25ころ。


▲さあて、そろそろ出発です。11:34ころ。


▲S子も調子は良さそうですね。11:46ころ。


▲三ノ塔を見据えながら進んで行きます。11:58ころ。


▲再び林道に出ました。12:04ころ。


▲どこまで林道を歩くのでしょう? のんびりと進みます。Mちゃんはずっと先頭で歩いていますが、しょっちゅう立ち止まっては、待ってくれています。12:07ころ。


▲やっと林道から離れることが出来ました。右に三ノ岳への山道がありました。12:10ころ。


▲階段が続きます。12:14ころ。


▲大きな岩がゴロゴロしていました。12:33ころ。


▲山頂のようです。12:34ころ。


三ノ岳681.3m山頂です。向うに見えているのは二ノ岳。12:36ころ。


二ノ岳から約1時間でした。右遠くには雲仙岳も見えています。12:37ころ。

ここでも大休止。バーナーでお湯を温め直しました。


▲同じ温度計がここにもありました。7℃です。13:21ころ。


▲マッチ棒のようなものは地衣類のコナアカミゴケでしょうか? 平べったいのはウメノキゴケとかゴンゲンゴケとかでしょうか? 地衣類は難しくて分かりませんね。13:23ころ。


▲山頂のすぐ裏手には立派な祠がありました。おじさんが掃除をしていました。わざわざここまで登ってくるのですね。13:25ころ。


▲こんな仏様? も山道端にありました。13:26ころ。


▲下って行くとすぐに道路が出て来ます。13:30ころ。


三岳観音社の入り口がありました。今回は中へは寄らず、通過です。13:34ころ。


▲鉄塔が現れました。13:35ころ。


▲また、林道歩きです。Mちゃんはずうっと先を歩いています。13:39ころ。


▲途中、右へ山道が出て来たので、そちらへ入りました。13:41ころ。


奇妙な赤い実が落ちていました。赤い実の周りに小さな赤い実がたくさん引っ付いています。13:57ころ。


▲今の山道は近道だったのかもしれません。また林道歩きです。13:59ころ。


▲里の家並みが見えました。14:00ころ。


▲どれが正しい道なのか、分かりにくい道路が続きます。勘を働かせながら進みました。そんな時、白い日本犬が僕たちと一緒に歩いてくれました。どこまでも一緒に歩いてくれます。14:22ころ。

その犬は長いこと一緒に歩いてくれた後、ふっと別の道に入り、戻って行きました。賢そうな犬でした。


▲左右に果樹園の広がる山里の道路です。14:24ころ。


▲さっきの奇妙な赤い実と同じ実がなっています! 調べると、どうやらサネカヅラというようです。照葉樹林で多く見るつる性の植物です。14:35ころ。


▲道の両側にはミカン畑が広がっています。14:46ころ。


▲カキの実が木にたくさん残ってます。渋柿なんでしょう。14:54ころ。


▲熊本県の分厚い道路地図を購入して、それを見ながら歩いて来ました。31号線に出て、そこを渡り、写真のビニールハウスの通りに出ました。そこで、ビニールハウスで働いていたおじさんに植木駅への行き方を教えてもらいました。31号線は渡らなくてよかったようです。15:57ころ。

山から下山して、里へ出てから2時間近く歩いています。本当は途中でタクシーを呼ぶつもりだったのです。でも、もしタクシーを呼んでも「どこそこへ来てください。そこで待っています」と明確に言えるような、分かりやすい場所がなかったのです。電話を掛けそびれているうちに、植木駅まで歩いた方が近い場所まで来てしまっていました。


植木駅に到着しました。16:17ころ。

僕とS子は歩き慣れているのでいいのですが、MちゃんとK君はよく文句も言わずに歩き通したと思います。K君は前もこんなだったような・・・・

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