Umi kakasi

自分が感じたことを思うままに表現してみたい。

2018大阪造幣局の通り抜け

2018-04-05 23:13:07 | 日記
 今年もやってきました
  
 1964年には、本田渓花坊の「大阪に花の里あり通り抜け」 の句碑「花の里塚」
 が建立された。

 平成30年4月11日(水曜日)から4月17日(火曜日)までの7日間。
 平日は午前10時から午後9時まで、 土曜日・日曜日は午前9時から午後9時まで
 入場無料で、今年30年も、桜の開花時期にあわせ1週間に限り一般開放され、
 約560mにわたり、昨年より1品種多い134品種、350本の桜が咲き、大勢の人が
 訪れる関西一の桜の名所。


 今年の花として、毎年紹介される桜は、
   
 おおちょうちん 「大提灯」は、球形の大輪の花が、提灯のようにぶら下がって
 咲きます。花は淡紅色を帯びた白色です。
  
 今年も、境内には、新たに「長州緋桜(ちょうしゅうひざくら)」が登場します。
 長州緋桜. 「長州緋桜」は、東京荒川堤で栽培された園芸品種です、花は大輪の
 半八重咲きで花びらは紫紅色、外縁がやや濃い色になっており、その数は5~10枚です。


     
 桜といえば「染井吉野」が一般的で、ここ、大阪天満周辺の大川(旧淀川)沿いは、
 江戸期から桜の名所で、一足先に咲き乱れる、「ソメイヨシノ」満開の花も散り始め、
 葉桜に変わろうとする頃に、八重桜の多い造幣局境内に咲き乱れる、大阪造幣局の
 通り抜けが開催される。

     
 大阪造幣局の桜の見どころと言えば、他ではあまり見ることができない、珍しい桜を
 見ることができるところで、その名の通り、花びらが丸く集まっていて、毬のように
 見える「大手毬(おおてまり)」や、黄緑色の花びらが独特な「御衣黄(ぎょいこう)」
 八重桜で白い花びらが特徴の「養老桜(ようろうざくら)」、一本の木で一重と八重が
 時間差で咲く「二度桜(にどざくら)」などがあり、珍しい品種の桜を一挙に見る
 ことができるのは、大阪造幣局を除いて、なかなかないと言われていますので、訪れた
 際は是非桜の色や形にも、注目して桜を鑑賞されてはいかがでしょうか。
 ※日没後にぼんぼりなどでライトアップされ昼間とは違う桜が観賞できます。

 造幣局構内
     

     

     

     

 現在敷地内には134品種350本の桜が560メートルにわたって通り抜けを彩っているが。
 造幣局、施設課で2人しかいない、桜の専門知識を持つ通称「桜守」の職員の苦労は、
 計り知れないほどで、さくら1本ごとにカルテがあり、成長具合や枝折れ、害虫など
 季節ごとに、6項目以上の点検事項を毎月確認するのが主な業務で。
 ことわざに「桜切るバカ」とあるように、桜は枝の切り口から、菌が入り込みやすい
 というが敢て、造幣局では「はさみ」を入れることもあるそうだ。
 担当者の渡辺氏によれば「垂れてきた雨水が切断部に入り込まないよう処置する
 『秘伝の技』がある」と言う事らしい。

 今年も、大阪造幣局の通り抜け百花繚乱(りょうらん)を守り伝える関係者の思いに
 触れながら、いっそう楽しみながら、鑑賞してはいかがでしょう。


 時間があれば「ブックマークのさくら(桜花)」をご覧ください。




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