5月23日
●初台湾レースへ
朝6時に出発。市内で他のメンバーと合流して再出発。蒋渭水高速公路に乗って東へ。雪山隧道というアジアで一番長いトンネルを抜け、一般道に降りる。
自転車を積んだ車がだんだん増えてきます。
台北市から約1時間走ってスタート地点である港口に到着。準備してからスタート地点へ。
●レース本編
会場アナウンスが北京語なので全然分からんが、クラスがゼッケンの色で分けられているので同じRM40(40代クラス)のとこらへんでウロウロしてたら大丈夫やろ。若い年齢別クラスから7分間隔で順にスタートして、わがRM40クラス。サン、アル、イー、ぱんっ!9時28分にパレード走行スタート。召集で後ろのほうになってしまったので隙間を縫うようにして前に出て行く。
パレード区間でも位置取りが激しくスピードそこそこ出てるし路駐もあってこわい。大型トラックの路駐はビビったな。 別のクラスではパレードの時点でけっこうデカい落車があったそうだ。橋の登りを利用して集団の先頭見える位置まで上がる。9km地点からアクチュアル・スタート。一気に速度が上がる。
序盤は大集団で進行してわやくちゃ。思わず「ここ入るで」と日本語で言ったら後ろの人が「うん」。日本語で返ってきたのでビックリした。徐々に前に出て先頭から3~5人目ぐらいで展開。平均勾配が6%で緩いのでなかなか集団がバラけない。このまま終盤まで大集団でいったらスプリント弱いマンの私にとっては不利なので、レース中盤で先頭に出て加速。
後ろ見たら二人ついてきてる。そこから私先頭。3kmぐらい引いて「誰か前引いてや~」と思って後ろ振り向いたら私単独になってた。平均6%なら重いギアでグイグイいきます。
いちおう残り距離の看板が出てくるが、漢字と組合わさっているので、いちおう確認でスタッフのバイクに「あと1kmか?」って聞いたら「そうや」と言ったので一安心。久々にガッツポーズでゴールする。
●表彰へ
ゴール地点で日本人の仲間やラオパンの店のスタッフ達と談笑してから小雨も降って来たので下山の準備。日本のヒルクライムはグループごとに下山させるが、こちらのヒルクライムではそれぞれ各自で降りて良い。日本人の仲間とともに下山。途中で本降りになってきよった。気温が比較的高いのでウインドブレーカーなしで下れるが、それでもちと雨つめたい。
スタート地点まで下って撤収。そのあと表彰。
台湾でのレースの表彰式では表彰台に立ったらプレゼンター(たぶんエライさん)に敬礼をしなければならない。郷に入っては郷ひろみということで私も敬礼。
トロフィーいただきました。
●参加賞豪華やね
参加賞でアンダーシャツ、ボトルと弁当が出る。日本で参加賞が弁当なんて考えられない!(ええ待遇やね!)帰りに海鮮食堂に寄って皆で昼ゴハン。台湾ビールがすすみました。
帰りはヤマダさんからの先行情報で高速が大渋滞らしいので、今日のレースのコースを上がって山越え。坪林から蒋渭水高速公路に乗って台北市へ舞い戻りハシモトさん宅へ帰宅。帰宅してから参加賞の弁当を食べる。けっこうウマかった。
●日本と勘違いするわ
夜はモリモトさん、ヤマダさん、ハシモトさん、イトウさんと広島焼の店へ。自転車談義に花が咲きます。メニューが漢字なのと店員さんが北京語しゃべる以外は雰囲気は日本の店そのまんま。店内でかかっている音楽も日本の曲ばかり。思わず地下鉄鶴見緑地線で家帰ろかと錯覚するほどだ。それにしても広島焼とかチャーハン、チゲなどようけ食った。げぷー。
さすが、ですね。
ブッチギリですか(^^
台湾って意外にロードバイク
流行ってるんですね
てっきり原チャリ王国と思ってました。
125CCの原チャ台湾製が多いですから。
「郷に入っては郷ひろみ」
もう、台湾人でも追えません・・。
(そっちかえ?)
あらためて優勝おめでとうございます!
そして詳細なレポ、楽しく読ませて頂きました~
選手やスタッフに普通に日本語が通じてるのが面白いですね(笑)
表彰台でプレゼンターに敬礼というのも向こうでは当たり前なんですね~
「これが台湾流!ビシッ!」と日本の表彰式で敬礼したら
ビックリされそうです(笑)
台湾の方が自転車の環境は恵まれていると思います。
原チャリもめちゃくちゃ多かったですが、
ロードも盛り上がってましたよ!
vanbooさん>
ちゃんと台湾でも笑いとってきましたよっ!
河合さん>
バイクのスタッフには英語で聞きました。
レース中は、もう一人日本人がいたので、その人か
あるいはたまたま日本語分かる人だったかも知れません。
ただ敬礼は初めてだったのでビックリしましたね。