徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人世界放浪昼寝旅ーインド・ラダック徘徊ー3月27日

2012年04月10日 | 南アジア
ドライバーは9時にゲストハウスに迎えに来ると言った。

  朝食を取りにキッチンに行くと、初老のアメリカ人夫婦が食事をしていた。

  訊くと、ラダックの田舎で「ヤク」と「牛」との
  「雑交配数」の研究をしているのだと言う。

  借家だが、この季節、やはり「体を休める」ために、
  週に一回、レーに出てきて「骨休め」をするのだという。

  どうも、英語での雑談は疲れるので、早々に引き上げる。

  9時にゲストハウスの門に行くとドライバーが待っていた。
     
     車はレーから40キロ先のチュムレ・ゴンパとへミス・ゴンパを目指す。
     
     
     ゴンパだ。まるで砦のようなゴンパだ。
     
     
      風が強い。
   
     だれも居ないし、ほとんどの扉が閉まっているので
     早々に切り上げ
     次のゴンパに向かうことにした
     
     インダス川を横切り
     
     奇怪な山の道を突っ走り
     
     ヘミス・ゴンパに到着した。
     
     
     この寺院はラダック最大の寺院で格式のある寺だ。
     毎年6・7月にはラダック最大の祭りがおこなわれ
     信者や観光客でごった返すと言われる。
      
     
     この庭で仮面を被った祭りがおこなわれるのだ。
     だが、今は誰も居ない。

     鍵番の青年僧がひとり居て、鍵を開けてくれた。
     
      青年僧に「ワイロ」ではなく「お布施」を少々渡した。(笑)

      扉のところにいた狛犬
     
     なんだか愛嬌のある顔をしている。
     
     ゴンパの周辺を徘徊し
     
     車に戻ろうとしたら、どこからか突然現れた坊さん。
     マニ車を回したりして、さりげない風を装いながら
     ワタシの後に付いて来る。

     なんだと思ったら、途中まで車に乗せてくれ(ヒッチ・ハイク)と
     言う事だったのだ。

     ドライバーのヒャヒード(回教徒)はワタシに乗せてもかまわないかと
     同意を求めたので、二つ返事で「いいよ」と言った。

     もともと、ドライバーとワタシは前の席だ。

     このお坊さん、後部座席にしっかりと座って、
     まるで俺らは召使いだ。(笑)

     この坊さんが車を降りた後、今度はおばちゃんを乗せる。
     ドライバーは人が好いのだ。
     おばちゃんは車を降りる時、ワタシに「ジュレイ」(ありがとう)と
     言った。

     
     レーに戻る途中に、こんな像を見たり
     
      ティクセ・ゴンパに立ち寄ったり
     
     歓喜天
     
     

      シェイ・ゴンパに立ち寄ったら、偶然、地元の人が
      僧侶に頼んで読経をしてもらっていたので、中を見ることができた。
      
      
      
      仏像とワタシを比較してはならない。(笑)

      
       一応、本日の観光はこれでオシマイと
      
      車を飛ばしてレーの街に戻ることにした。

      道すがら、ドライバーと明日の予定を相談。
      明日は「下ラダック」に行くことにして、また値段交渉。

      ドライバーも
       「サーブ(旦那)と一緒だと言葉も心配もいらないし
        楽しいから、少し安くしときますよ」と抜け目ない。

      結局、明日は朝8時に出発することにした。

     レーの街にもどり、今日もチベッタン・レストランで早めの夕飯
      
      「トゥクパ」(煮込みうどんのようなもの)
      そして、ゲストハウスの近くで一軒しかオープンしていない
      「コーヒー店」で今日もコーヒー。

       酒は一滴も飲んでいない!
       

      
      
      
     
     
         

  

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