ベナレスにやって来た。
ガンジス河のある街だ。
ヒンドゥー教徒は、このベナレスにやって来て、ここで死に
ガンジスの川辺で荼毘に付され、遺灰をガンジスに流されることを
最上の「至福」「願望」とされる。
それがかなわぬなら、せめても、ガンジスで沐浴し、その聖なる河の水(聖水)を
家に持ち帰り、祭壇に飾ることにする。
だから、この町にはインド中から信者が訪れる。
ガンジスは日の出直前の沐浴から始まるが、ワタシは無理して出掛けない。
初めての頃は、早起きして出かけたものだが・・・・・
ガンジスには昼でも人がたくさんいる。
ワタシは静かな雰囲気を好む(ホントかよ!)ので、市内ではなく、
カントンメント地区にホテルを取ったので、ガンガ(ガンジス)に行くには
ワラナシ市内の「ゴドリヤ」交差点まで人力車で行かなければならない。
で、人力車で、このゴドリヤまでの道すがら、だんだん人が溢れ、
その喧騒が、ワラナシに来たという気分にさせてくれるのだ。
ゴドリヤからガンジス河に向かい、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/46/a70b1d9c8842485972cab8ceb74be6c2.jpg)
ガートに向かう階段を降りる。
道端には「物乞いの人たち」がいる光景は何十年間かわなぬ風景だ。
いや、ガンガ始まって以来の「伝統的光景」かもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/23/f69de30bcf98cc969a93e7ce2e1ca4bc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/87/1f86ad53ed0b8764be962a849fb00ab5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/1e/4c6157b23b3f3d2421510f812a58137f.jpg)
ガンガで沐浴する人々
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/bf/3b15d704d0fead492b2120c88cef69cb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/4b/9b871a15af849fe2ea36e40afaffcb55.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/52/815a4f414cdfdfcc31fda4f2bbe94931.jpg)
ガートの番傘の下ではブラーフマン(祭司をつかさどるカースト)の
坊さんが、信者の要望に沿って「マントラ」(お経)を唱えたりする。
上記写真では、一族が坊さんから「講和」を聞いている風景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/89/2edc24dce1d1a53631a2bdec897c9e6c.jpg)
で、「講和」を垂れているブラーフマンの坊さん。
なんだか、リラックスしちゃったりして。
でも、この坊さんは、お客さん(信者)をちゃんと日陰に座らせ
自分は傘をさして、という、一応の「気配り」をしていたのでした。
ちなみに「ベンガル語」の人たちでした。坊さんもベンガル語。
日中は暑いので
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/c3/c32243fec81406469bb010d007c7fbe3.jpg)
犬も「死んだふり」(笑)
こら~~~、荼毘に付してガンガに流すぞ~~~!
ガンジスでは、ありとあらゆる姿を見ることができる。
上流には、「焼き場」のガートがあり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/87/c0cba3d23f4b32774842ee253eeb3e22.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/22/b1d08cbe4471672bca61895a4e6c25c9.jpg)
荼毘に付sれるのを待つ女性の遺体
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/b4/f4bb7ad1db6710b7179a298450cdf44d.jpg)
その、すぐ側で、体を洗う人
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/d9/c7a8b4b7cd9b9ba0f79d877941604c9f.jpg)
沐浴する人
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/72/2450f0d953cc0a0eccfb166d0702efd6.jpg)
ドービー(洗濯人)のかたわらを水牛が泳いでゆく
もっと、下流に行けば、マニカルニカ・ガートと呼ばれる
大きな火葬場がある。河岸に何体も遺体が荼毘に付されている
光景を見ることができる。ここは写真撮影禁止だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/db/a66a28c0684c1bf60fcb63d9eb89e08a.jpg)
火葬用の薪がたくさん積み上げられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/22/7b6fb1da76f898204aab0e8c781e44a5.jpg)
遺灰はガンガに流されるのだが、その前に、焼き場人夫たちは
その遺灰に残っている金目のもの(指輪、金歯など)を
水に流しながら、探しているすがたを目撃するはずだ。
薪代も「交渉」だから、大変だ。薪が足りなくて「半生」だって
ありえる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/8b/0f86c0da9d5a1d0bc2852357be454708.jpg)
火葬が終わると、親族は「髪をそる」
そんなガンジスの光景を間近に観ることができる、ゲスト・ハウスが
ガンガのガート沿いに沢山ある。
30年くらい前のガイド・ブックには「久美子の家」という
ゲスト・ハウスが載っていたものだ。
だが、最近の『歩き方』には「久美子の家」は載っていない。
どうしたのだろうと気になった。(別に泊まったことがあるわけではない)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/77/25f763d08d1e159bd6e35a858d8728a5.jpg)
ありました!
当時、久美子さんは20歳代後半だったから、今では50代後半か
60歳代になったかですね~~~。
沢山の日本人が、このゲストハウスに世話になったに違いない。
ガンジス河のある街だ。
ヒンドゥー教徒は、このベナレスにやって来て、ここで死に
ガンジスの川辺で荼毘に付され、遺灰をガンジスに流されることを
最上の「至福」「願望」とされる。
それがかなわぬなら、せめても、ガンジスで沐浴し、その聖なる河の水(聖水)を
家に持ち帰り、祭壇に飾ることにする。
だから、この町にはインド中から信者が訪れる。
ガンジスは日の出直前の沐浴から始まるが、ワタシは無理して出掛けない。
初めての頃は、早起きして出かけたものだが・・・・・
ガンジスには昼でも人がたくさんいる。
ワタシは静かな雰囲気を好む(ホントかよ!)ので、市内ではなく、
カントンメント地区にホテルを取ったので、ガンガ(ガンジス)に行くには
ワラナシ市内の「ゴドリヤ」交差点まで人力車で行かなければならない。
で、人力車で、このゴドリヤまでの道すがら、だんだん人が溢れ、
その喧騒が、ワラナシに来たという気分にさせてくれるのだ。
ゴドリヤからガンジス河に向かい、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/46/a70b1d9c8842485972cab8ceb74be6c2.jpg)
ガートに向かう階段を降りる。
道端には「物乞いの人たち」がいる光景は何十年間かわなぬ風景だ。
いや、ガンガ始まって以来の「伝統的光景」かもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/23/f69de30bcf98cc969a93e7ce2e1ca4bc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/87/1f86ad53ed0b8764be962a849fb00ab5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/1e/4c6157b23b3f3d2421510f812a58137f.jpg)
ガンガで沐浴する人々
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/bf/3b15d704d0fead492b2120c88cef69cb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/4b/9b871a15af849fe2ea36e40afaffcb55.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/52/815a4f414cdfdfcc31fda4f2bbe94931.jpg)
ガートの番傘の下ではブラーフマン(祭司をつかさどるカースト)の
坊さんが、信者の要望に沿って「マントラ」(お経)を唱えたりする。
上記写真では、一族が坊さんから「講和」を聞いている風景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/89/2edc24dce1d1a53631a2bdec897c9e6c.jpg)
で、「講和」を垂れているブラーフマンの坊さん。
なんだか、リラックスしちゃったりして。
でも、この坊さんは、お客さん(信者)をちゃんと日陰に座らせ
自分は傘をさして、という、一応の「気配り」をしていたのでした。
ちなみに「ベンガル語」の人たちでした。坊さんもベンガル語。
日中は暑いので
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/c3/c32243fec81406469bb010d007c7fbe3.jpg)
犬も「死んだふり」(笑)
こら~~~、荼毘に付してガンガに流すぞ~~~!
ガンジスでは、ありとあらゆる姿を見ることができる。
上流には、「焼き場」のガートがあり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/87/c0cba3d23f4b32774842ee253eeb3e22.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/22/b1d08cbe4471672bca61895a4e6c25c9.jpg)
荼毘に付sれるのを待つ女性の遺体
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/b4/f4bb7ad1db6710b7179a298450cdf44d.jpg)
その、すぐ側で、体を洗う人
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/d9/c7a8b4b7cd9b9ba0f79d877941604c9f.jpg)
沐浴する人
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/72/2450f0d953cc0a0eccfb166d0702efd6.jpg)
ドービー(洗濯人)のかたわらを水牛が泳いでゆく
もっと、下流に行けば、マニカルニカ・ガートと呼ばれる
大きな火葬場がある。河岸に何体も遺体が荼毘に付されている
光景を見ることができる。ここは写真撮影禁止だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/db/a66a28c0684c1bf60fcb63d9eb89e08a.jpg)
火葬用の薪がたくさん積み上げられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/22/7b6fb1da76f898204aab0e8c781e44a5.jpg)
遺灰はガンガに流されるのだが、その前に、焼き場人夫たちは
その遺灰に残っている金目のもの(指輪、金歯など)を
水に流しながら、探しているすがたを目撃するはずだ。
薪代も「交渉」だから、大変だ。薪が足りなくて「半生」だって
ありえる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/8b/0f86c0da9d5a1d0bc2852357be454708.jpg)
火葬が終わると、親族は「髪をそる」
そんなガンジスの光景を間近に観ることができる、ゲスト・ハウスが
ガンガのガート沿いに沢山ある。
30年くらい前のガイド・ブックには「久美子の家」という
ゲスト・ハウスが載っていたものだ。
だが、最近の『歩き方』には「久美子の家」は載っていない。
どうしたのだろうと気になった。(別に泊まったことがあるわけではない)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/77/25f763d08d1e159bd6e35a858d8728a5.jpg)
ありました!
当時、久美子さんは20歳代後半だったから、今では50代後半か
60歳代になったかですね~~~。
沢山の日本人が、このゲストハウスに世話になったに違いない。