徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人世界放浪昼寝旅ーブルガリアからブカレストに移動ー4月27日

2012年04月28日 | 東欧(東ヨーロッパ)
朝9時10分発、ブカレスト行の国際列車に乗る。

 国際列車と言っても、6輌編成の「汚い」列車だ。
 でも、車内は比較的きれいだ。
     

   列車は定刻に出発。

   列車は北上しVallay of The Roses (バラの渓谷)を越える。
    
    トンネルを抜けると、石灰岩の奇岩が見えてきたりする。
    
    
    乗客はブカレストまで行く人は少ない。
    
    車内販売などないので、子供などは「飽きて」くる。
    開閉式の窓があるのだが、誰がやっても窓が開かないので
    車内は「温室」状態で汗をかく。

    バラの渓谷を横切った列車は今度は西に向かう。
    
    一面の菜の花畑だ。
    「菜の花の辛し和え」で日本酒を飲みたい!と思う。
    
    このタワーが見えてきたら、なんだか少し大きな駅に着いた。
    Vileco Tamovo という駅だ。

    ほとんどの乗客はここで下車し、ワタシが乗っている車輛には
    3人しか乗客がいない。

    この駅で、イスタンブール発ブカレスト行の車輛が連結される。
    
    さすが、国際列車、小汚いがなんとなく国際列車という雰囲気。
    乗客は、これまた数人。

    この駅で食糧調達し
    
     記念写真など・・・

    30分ほど停車し、ブルガリア側国境の駅「Ruse」に向かう。

    「Ruse」でディーゼル機関車が交代。

    出発すると、ブルガリア側の入出国係官が乗り込んできて
    パスポートを持って行った。

    
    この川を越えると、1954年という、小さな凱旋門のようなものがあった。
    ここからがルーマニアなのだろう。
    しばらく行くと

「 GIURGIU NORD 」という駅についた。
    ここがルーマニア側の入出国検査所だ。
    ブルガリアの入国係官がパスポートを持って降りて行き駅舎に消える。

    しばらくすると、係官は戻って来てパスポートを返してくれた。

    パスポートには、ブルガリア側の国境の「RUSE」のスタンプだけが
    押されている。
    ルーマニアでは入国スタンプが必要ないのだろう。

    ブカレストに向かうルーマニアの風景は
    
     このような農村風景だ。

     やがて、途中駅からルーマニア人の乗客が乗りこみ(あたりまえだ!)

    列車は1時間遅れの午後19時半頃、ブカレスト北駅に到着した。

    ブカレスト北駅「GARA DE NORD」は大きな駅だった。

    これから大変なことが起きることを予想もせずに、
    欧州で一番治安の悪い街ブカレストという悪名も知らず
    「ノー天気な」徘徊老人は勇躍ブカレスト北駅に降り立ったのでした。
     
    
    

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