徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人世界放浪昼寝旅ーブルガリア・リラの僧院徘徊ー4月26日

2012年04月27日 | 東欧(東ヨーロッパ)
昨日(25日)は、日中荒れ模様の天気で、晴れたり曇ったり雨が降ったりで
あまり外を出歩かなかった。

 だが、今朝(26日)は素晴らしい青空だ。
     
     山が朝陽に赤く輝いている。
    
  今日はソフィアから百数十キロ離れている、「リラの僧院」(リラ修道院)に
 バスで行くことにした。

  バスはソフィアの市のはずれにあるOvcha Kupel Bus Staion から
  朝夕 各 1便しかない。

  朝は10時20分発だ。
  帰りは15時発のバスに乗れば、十分日帰りができるのだ。

  このバスステーションにたどり着くまでがひと苦労だった。
  
  路面電車が近くまで行くが、ワタシは行きはタクシーを利用した。

  ところが、タクシーの運転手に行き先を書いたメモを渡したが、
  バス・ステーションには行かないで住宅街の方に行ってしまった。

  英語で「リラの僧院」行きのバス・ステーションだと言っても
  英語が通じないい。

  市バスのバス停で止まってもらい、英語のできる若者にバス・ステーションに
  行きたい旨、伝え、運転手にその旨通訳して貰った。

  運転手は「なんだ、オトガル(バス・ステーション)か!
       バス・ステーション! オトガルだ!
       あんたがオトガルと言わないから悪い!」
        とでも言っているんだろう。

     手元にあった古新聞にボールペンで「オトガル」と書いて
     ワタシに示す。

     そんな文字、ワタシに分かるか!

   どうも知っていて、運賃稼ぎで遠回りされたような気がした。

      外人が住宅街に行くか?!

  それでも、タクシー代は7レフ(420円)。 安い!
     
     バス・ステーション

  バス・ステーションには、リラの僧院に行く観光客が集まりだした。

  でも、行き先の表示の文字が分からないので、

  みんな、「どこだ?どこだ?」
     
     リラの僧院行のバス。
     運転手から切符を購入する。1人 11レフ(660円)

   バスはリラの僧院に向かって出発した。
     
     
     春を実感させる光景が広がる。

    バスは途中、村(町)にも立ち寄る。
     
     どこの国でも年寄りは暇なので・・・・・

     
     こんな機関車(?)、車(?)も「放置」されていた。

     
      田舎のバス・ステーション。

     バスは約3時間で「リラの僧院」に到着した。

    「リラの僧院」は「世界遺産」に認定されている。
     
     
     門をくぐると
     
     リラの僧院の「聖堂」を囲むように「僧院」が
     
     「聖堂」の中は「撮影禁止」
     
     
     
     天井には宗教画が描かれている。

    あっ、入場料は「無料」です。(笑)

    博物館が付設されていて、そこは8レフ(480円)。
    この博物館には有名は十字架も展示されている。

     
     ポカポカ陽気なのでTシャツで「生存証明」
     
     空は青く、空気も澄んでいるので、飛行機雲も
     
      鐘楼って言うの?このタワーも有名らしい。
     
      僧院の外や中庭には
     
     このような水飲み場がある。水は「冷たい」

     1時間もあれば見終わってしまう。

     昼飯を食べていないので僧院を突き切って裏に行ったら
     レストランや小さなコンビニがあった。

     午後3時のバスに乗る遅れるとアウトなので
     コンビニで缶ビールとクッキーを買い
     のどを潤す。

    出発30分前にバスの待つ僧院の正門前に行き、
    運転手が席につくまで、ベンチでまったりとする。

    午後3時 ソフィア行バスが出発。

    乗客はほぼ今朝来た人々。

    途中から村人が乗ってくるが、その乗客の一人がどうやら
    「問題のある人物」らしく、ちいさなバス・ステーションに
    到着したら、刑事(私服警官?)が乗り込んできて
    強制下車させた。
    この力ずくで下車させた私服のひとりは今朝来る時に
    運転手の隣に座って、道中、運転手と話していた人物で
    この小さなバス・ステーションで降りたのだった。
   
    「そうか、私服警官だったのか!」

    バスは何事もなかったようにソフィアに向かって出発。

    ほとんど下りなので、午後5時半に到着した。

    ここから、今度はトラムで宿に戻ることにした。

    トラムの料金は1レフ(60円)だ。

    切符は
      
      このブースで買う。
      
      トラムの車内だ。

      買った切符はトラムの窓枠ののあたりに
      黄色い小さな箱みないなものがあり、
      そこに切符を差し込んでパンチングする。
      つまり、切符に自分で穴を開けて、再乗車禁止にするのだ。

      検察が来ないので、パンチングしないで、何度でも乗ろうと
      すれば乗れないことはない。

    ところで、ワタシは19番のトラムに乗った。

    市内地図によると、「鉄道駅」の前を通るのだ。

    「鉄道駅」で下車すれば、ホテルまで歩いて5分。

   ところが、トラムは鉄道駅の脇を一般道から離れて下降し、どんどん
   見たことのない方向へと向かったのでした。

   結局、駅裏、と言っても、そうとう離れている終点で下車し、

   再びタクシーでホテルに戻ったのでした。

           なんてこったい!(笑) 
          
     

     

    

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 徘徊老人世界放浪昼寝旅ーブ... | トップ | 徘徊老人世界放浪昼寝旅ーブ... »
最新の画像もっと見る

東欧(東ヨーロッパ)」カテゴリの最新記事