徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと ペナンからイポー非日乗(平成30年2月20日、火曜日、晴れ時々驟雨)

2018年02月21日 | マレーシア・シンガポール
      朝10時にホテルをチェックアウトして移動のため
      市バスターミナルのコムタに行った。
      集合時間の12時45分まではまだ時間があるので、ショッピングモールで
      足マッサージでも受けて時間を潰そうと思って店を探した。
      一番安い足マッサージは日本の銭湯などにある電動足置きマッサージ、
      これじゃ~なんだかな~~~。地元民のオバサンが椅子に座って足を置いていた。
      次に安いのが低周波マッサージ。
      でもな~~~、人間の手でマッサージしてほしいと思って店に入ると
      全身マッサージ今だけサービス価格1時間55MR(1650円)というのがあった。
      「これっだ!」
      施術するの担当者は61歳のオバチャン。
      この歳の婆さんならマッサージ兼風俗ということはあり得ないから安心だが
      「下着のパンツ1枚になれ」と言われた時には焦った。
      なにしろ、3日間履いていたパンツだ。そして足マッサージだけで済まそうと
      考えていたから想定外のことになってしまった。(苦笑)
      まあ、それでも旅の恥はかき捨てて、パンツ一枚になってマッサージ台に
      うつ伏せになった。
      ところで、なんでオバチャンの歳を知っているのかと言われると、
      「あんたの歳はいくつ?」と訊かれたので
      「70だよ」といい加減に応えたら、
      「そうでしょうね~~、頭に髪がない。私は61歳」と言ったからだ。
      このオバチャン、片言の中国語、日本語、英語をしゃべる。
      「きもちいいの、マッサージじゃない!痛い、痛い、痛いのマッサージ!」
      いや、マジで痛い!
      「背中、腰、肩、全部ダメね~~~」
      足裏も激しく揉むので悲鳴をあげたくなる。
      その度のに「きもちいいのダメ、痛いのマッサージネ」
      「マッサージ終わる、1時間2時間、あとで気持ちいいね~~~~」
      ワタシ、心の中で
      「当たり前だ~~!痛いのから解放されたらほってして楽になるからな~~」
      手の指や足の指は「ポキッ」となるまで引っ張る。
      最後は座って首を軟らかくして左右にねじって「ポキッ」と鳴らす。
      だが、これは、これまで一度もやってもらったことはなかった。
      ワタシは首が曲がっているから、力ずくでポキッと鳴らされては
      首の骨が折れて死んじゃう恐怖があったからだ。
      今回も断ろうとしたが、運を天に任せることにした。
      案の定、「ポキッ」ではなく「ボキボキッ」という音がした。
      オバチャンも驚いて「大丈夫?!」
      「大丈夫じゃないって!」と言いたかったが言葉が出ない。
      「生きててよかった!殺されるかと思った」(笑)
      やっと解放され、お茶を飲んで、支払い。
      55MRというところがミソ!
      60MR払って「お釣り」はいらないよといわせるための価格設定さ。
      ワタシはしっかりお釣りの5MRを貰った。
      そこからぶらぶらとモールを徘徊していたら
           
           「春節」の獅子舞が各店を回ってお年玉を貰って歩く。
           時代も代り、パソコンショップでは獅子もパソコンを見ている。(笑)
      1階に降りてフードコートで
           
           
           さっきのマッサージのお釣りの5MRで雲呑麺
      食べ終えて、旅行社の前で迎えの車を待つ
           
           
           トヨタタウンエースに乗って長距離バスターミナルに移動。
      ペナン島の中の長距離バスターミナルは町から離れているので
      旅行社で切符を買うとその旅行社まえから連れて行ってくれるのが
      バス代に含まれているので、楽だと考えられている。
          
         20分ほどで、島内のバスターミナルに到着。
         ワタシの場合は1時30分発のイポー行きバスだ。
         ほかの旅行社で手配した人達もその旅行社の車で続々やってくる。
     ところが、この1時30分発のイポー行きとクアラルンプル行きのバスが
     途中の交通事故に巻きこまれ来るのが遅れているとのことだ。
         
         仕方なく、待つ。
         長距離バス会社は数社あってイポー行きもどんどん出発してゆくが
         乗るべきバスが指定されているのでみんな我慢して待っている。
         当日だからキャンセルもできない。
         まあ、30MR(900円)だから、これを捨てて、別の会社のバスの
         切符を買ってバスに乗るという手も考えたが、
         2時間ほど遅れて
         
         やっと、バスが来た!やれやれ。
         バスは午後4時に出発。
         
         バスは2014年3月1日に開通した長さ24キロの
         Penang Second Bridgeを通る。
         
         
         マレーシア本土(?)に渡り山間の高速道路を走っていると
         激しい雨が降って来た。
         
         フロントガラスには運転手のマスコットか?クモが。
         バスは2時間でイポーの郊外にある
         
         バスターミナルに到着した。
         ここからイポーの町まではさすがに歩いては行けない。
         タクシーで町まで25MR(750円)

    今日のホテルは香港にもある Hotel Excelsior だ。
    ビジネスホテル風だが部屋は広く、「顎田」サイトで格安でゲットした。
         
         1泊4099円!(朝食付き)

     さて、夕飯はとさまよい歩き、この町も春節で休んでいる店もあって
     営業している店は混雑している。
     酒のある店を探して
         
         魚のオイスター煮みたいなもの。900円
         
         豆腐と野菜と小エビの鍋(420円)
         
         アサリのトマトソース(ケチャップ?)炒め(660円)
         店のお姉ちゃんに注文するとき、そんなに食べられるかと心配された。
         これにビール2本で、やはりお腹がいっぱいになった。
         今夜は合計で3000円。
         
          

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