湖畔にあるカフェ 日々の記録

休眠中だったブログを 日々の記録用にしました

ハノイ旅-5

2017-02-01 12:45:54 | ベトナムハノイ旅記録...
ベトナムハノイ旅 文化 編
『Heritage House』



このような歴史的建物や 前回の民俗学博物館など
歴史的財産を後世に残そうと言う取り組みは
ベトナムは以前フランス領だった事もあり
「フランス文化財団(だったかな?)」と言う組織が
維持保存を行っています。



昔 とても裕福だった貿易商(だったかな?)家族の家が
歴史的建造物に指定され 保存されています。
建物の中に入ると このような様子。

ベトナム古典的(和風とも感じられる)+フランスのコロニアル調。


かまどのある 土間。


リビング。


屋上の回廊


ベッド脇のアンティークランプ。

入口脇にある扇風機。

書斎のオリベッティのタイプライター。
これは もろフランス。


天蓋付きで フランスみたい。

ハノイへ来る前に walesanが「青いパパイヤの香り」という映画のDVDを
貸してくれました。
その残像が頭にあるまま ハノイへ来て
旅の終わり頃 このHeritage Houseを訪れると
映画の中のシーンとビンゴする場面が沢山あり
(映画はパリのセットで全て収録されている)
製作にあたって この建物の装飾等が 引用されていそうな気がしました。

夕刻 主人公が家の中の灯りを点けてまわるシーンの
ランプなどまさしく。

今回の旅前には 本を数冊読み、映画を一本観ました。
いつも思うのは ここぞの旅の前には予習すればする程
旅の厚みが増すのです。
walesanに感謝して...



このように ハノイ市内に点在する 歴史、文化を巡るのに
とても便利な最新ツールがあります。

ホアンキエン湖脇に 大きな発着所がある観光電気自動車。

最終日 時間が空き 思わず利用しましたが
初めに乗っておくと良かった...と後悔。

汗だくになり 市街を歩き探しまわった日々は...

おおまかな 旧市街の位置関係がわかり
運転手さんが名所と買物スポットを
程よい場所で止まってくれます。

私は最終日に乗ったので
「はい ドンスアン市場ですよ」と言われても
3回くらい通って全て観尽くしており
パスしてしまう場所が沢山でした。

しかも ひとりで乗ったので 割高でした。
何人か連れ立って 乗り込みましょう。

屋根が付いていて 涼しかったですヨ。
「初めてハノイへ到着したら電気自動車」お忘れなく。


そんなこんなのハノイ一週間の旅でした。


社会人になり 働き始めてから30年間、
旅に出なかった年はなかったくらい
時間をみつけ 予算を作り 興味の赴くまま
未だ観ぬ国を訪れ 自由研究を続けています。

次ぎは 何処かな〜


つたない ベトナムハノイ旅記録に
おつきあいくださり ありがとうございました。



ではでは。


















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ハノイの旅-4 ハノイ民俗学博物館

2017-02-01 10:57:09 | ベトナムハノイ旅記録...
旅から戻り 随分と経ってしまいましたが
書き残した感のある 2016年10月 ハノイ「文化」を観察編。

おつきあい下さい。



ベトナム ハノイの旧市街地。
あの迫力溢れる 混沌とした街の中は 一体どうなっているのか?を
数日歩き回り じっくりと観察したら 結構、脳とお腹がいっぱいになり
郊外へ出掛けてみたくなりました。

事前に調べていた「ハノイ民俗学博物館 Bao Tang Dan Toc Hoc」
ベトナムで 初めてタクシーに乗ってみます。
値段交渉のトラブルなどを沢山聞いて とにかく心配でした。

今回の旅で一番素敵なベトナム人と感じた女性がいる
ホテルのフロントで 頼みます。
スマホで何か打ち込んでいると
1分後に ホテルの前に信頼の「Hanoi Taxi」が止まりました。

大きな滝の中央が瞬く間に開き 道が通じたような
あまりの早さに驚いていると 「ウバー」配車システムを
多くのホテルやタクシー会社が使用してると知りました。
発展途上と言われている国の あまりにも進んで感じる出来事。
世界は 大きく動いているなあと日本の片田舎
湖畔の住人は思ったのでした。
うちの田舎にはタクシー会社がありません...

道中 大混雑する大きな道で
小学生くらいの息子君の自転車練習を
バイクのお父さん、お母さんが手引きしている姿を発見しました。
逞しいのです。

信号無き 小さい道 大きい道を快適に飛ばし
およそ35分程走り 辿り着いたのは こちら
「ハノイ民俗学博物館」です。
入場料 40,000DN(¥200程)



一般人の主な交通、運搬手段は二輪車。
現在はバイクがほとんどですが 荷物の制限はなく
こんなにも 積めますよ〜の例です。
入口正面にあり びっくり!
この幅2/3くらいの大きい荷物は市場の回りでよくみかけました。



館内 大きな新旧展示棟2棟と広い敷地内には
高床式など古代の住居群が移築再現されていました。





新しい展示棟の 伝統的なテキスタイルコレクション。
東南アジア全域のものが揃い、とても見応えあり。
赤道下の国、「布」にかける情熱は目を見張ります。
どれだけの歳月を掛けて 一枚の布を創りだすのでしょうか。


歩き回り 疲れたなと思うと程よい所にカフェレストランがあり
アイスクリームや冷たいドリンクメニューがあり
お腹が空いたなあと思うと フードメニューもあり
世界中の人達が のんびりと休んでいます。

レモンジュース。
ランチと2回利用しました。



「ハノイランチ」をビールと一緒に(笑)いただきました。

敷地内には少数民族の人達が現在 創り出す作品が並ぶ
クラフトミュージアムショップが併設されていて
展示棟で観て 気になる「布」や「織り」を
買物する事もできました。楽しい。

近代建築のスロープを上がりながら
真下には森の中に 古代の高床式住居群が見下ろせたりと
ギャップとマッチ感が面白くてハノイを訪れた際にはぜひおすすめの場所です。

タクシー移動の車窓から ハノイに暮らす人々の様子を垣間見る事が出来て
盆栽ショップ、グリーンショップが沢山ありました。
市内に多く点在する大小の湖の縁に 立ち並ぶ住居やマンションや公園。

湖を中心に地区が形成されていて 瑞々しさを感じました。

帰りは外に止まっているタクシーの中から
ハノイタクシーを探し 乗り込みました。

行きの時間よりも 帰りにかかる時間がとても短く
少々不思議でしたが(笑)
休日の歩行者天国のせいと信じて ハノイの中心部へまた戻ってきました。


遠くへ出掛けて大量に汗をかいたので
ホテルの部屋で しばし充電して
「民族布」熱が冷めないまま 午後は 街の骨董民藝店巡りに繰り出しました...



つづく












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