そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

お三味線とコーラス

2009-05-18 07:16:56 | Weblog
5月17日

 日曜日だというのに雨。それも激しい風と!
 勿論歩くのは中止、でも今日は午後のコーラス練習の前に友人の三味線のおさら
 い会に顔を出す事になっている。

 場所は茅場町の東京証券会館ホール。
 こんな事でもなければ一生足を踏み入れない場所である。
 
 11時に会場へ
 友人は7番目の出演。やってたのは4番目の「菖蒲浴衣アヤメユカタ」。
 どこか自信なげで撥の扱いが弱々しい。
 ただ周りをプロのお囃子と三味線、謡の方々がガードしてるので楽曲としてはな
 りたっている。
 ただ、どうしても主役に感情移入してしまうので、ハラハラドキドキ心臓に悪い
 。疲れる。

 次はもっと疲れた。曲は超有名な「勧進帳」。
 主役の隣にはいかにも大先生らしき方がガード。
 撥さばきたどたどしくて、気の毒になる。なんで「この曲?」
 一緒に行った友によると「これは道楽なの、やってる年数によってプライドもあ
 るのよ!」と。納得。

 次の「連獅子」は主役は二人なのでまあまあ聞けた。
 ただ、間に陣取った先生が両脇に厳しく手で指示を出すのが気になったが・・・

 いよいよ友人の番。
 曲は「月の巻」。落ち着いてる。いいぞ!
 主役は二人。主旋律は男性の生徒、撥さばきがいい。
 友人は副にまわってるが、戸惑いもなくまじめに力強く弾いている。
 一度も先生に小突かれずにやり遂げた!! すごい。おめでとう。

 次は「新曲浦島」
 これは素晴らしい。自信にあふれているし、なんの心配もなく聞ける。

 どんどん楽しくなるのだが、食事があるので人形町へ。
 今半でランチ(混んでいた)をし、私は森下のコーラス練習会場へ行く。

 コーラスの指揮者が検査入院されてしまったので急遽団員のご主人でアルテリー
 べの先輩のHさんが指揮代行に来て下さった。

 Hさん苦戦する!
 何しろ1ヶ月一回の練習なので、忘れる忘れる。
 そこへ持ってきて、久しぶりの指揮者なので息が合うまでに時間がかかる。
 ドイツ語の発音にもちょっと違いがあるので、お互いに苦戦。

 私自身も間違えてばかり・・・お三味線の事言えない!

 三味線の会の皆さんの一生懸命な姿を見習わなくてはと思った一日でした。
 なぜって、三味線はコーラスと違い個人技ですから、人に頼れない。
 コーラスも本当は頼ってはいけないのに、ついつい頼ってる自分が情けないので
 気をつけなくてはと強く思わせられた。

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2 コメント

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へぇ~ほんとだ! (ゆっこば)
2009-07-26 14:24:29
知らなかったけど素敵な感想を有難う。
自分の事を文章にしていただくって嬉しいですね。今は8月末のカルチャーフェスティバルに向けて頑張ってます。暑くて気が乗りませんが…。
又楽しみにしてます。


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頑張ってね! (ヤナコ)
2009-07-27 16:43:28
暑い時で大変ね。
私の父は趣味で津軽三味線をやってました。
晩年は他人に教えてましたから、三味線には馴染んでます。全く違う音色ですが。

またおさらい会があったら聴かせてね、是非!
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