そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

タカタッタの伯父!

2019-01-30 11:05:38 | Weblog

久しぶりに健康麻雀をした。今年初麻雀!

去年の夏、長年お世話になった教室をやめてからは数回やっただけ。できるかな?

まあ、成績は二の次三の次。わくわくした。

教室で知り合った人から誘われての気心の知れた楽しい麻雀。

朝から北風の吹く寒い日だったが、会場は7卓満員盛況なのにびっくり!

しかも、こういう賭けない麻雀は女性が断然多いのに、今日は男性組が殆どだ。

女性はちらほら。1卓4人、全員女性は私達だけ。

私の成績? 天国と地獄の行ったり来たり・・・一位2回四位2回。

時々、遠くの卓からどこかで聞いたような声がする。

えッ、そうだ、富山の伯父の声だ!

伯父はとっくに亡くなったけれど、ユニークな楽しい伯父だった。

中学校の校長をしていた伯父は、出張で東京へ出てくると妹である母の所へ必ず来て

泊まって行った。

東京の用事が済むと、伯父は必ず今はなくなったが浅草の国際劇場のレビューを観て

から意気揚々と我が家へ来る。

食事のあとがお楽しみ。

伯父が観て来たばかりの浅草のレビューをステテコ姿で再現する。

短いふっとい足で「タカタッタ、タカタッタ(^^♪」と踊るので、兄妹4人笑い転げた

ものだった。

私が高校生になったころも続いていたが、帰宅すると玄関前の障子に伯父の踊ってる

姿が映ってると「あ~あ」と思うようになり、本読みたいのになあと心の中で舌打ち。

兄はもうとっくから挨拶すると自分の部屋へ姿を消していた。

後年、そのころを思うと思春期とはいえ、胸がチクリと痛む。

もっといろいろ従軍していた時の話を聞いておけばよかったと後悔した。

激戦のフィリピンからガリガリに痩せて帰国したそうだ。

「カエルでも蜘蛛でも何でも食べたぞう!」と言われると、兄妹全員で「うそだ~!」

と信じなかった。伯父は笑っていたけれど・・・

そんな伯父を「タカタッタのおじさん」と命名し、長く市川の家では符牒となっていた。

健康麻雀で懐かしい人が甦った!


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