そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

「米原万里展 ロシア語通訳から作家へ」を見る!

2010-04-19 10:42:41 | Weblog
今、市川の芳澤ガーデンギャラリーで米原万里さんの展覧会を開催中。

4月17日、土曜日。
朝から何と雪混じりの霙が降り、少し積もってるという有様!
なんて事でしょう。
テレビでも何十年ぶりとか放送してる。呆れた事態!

友達三人と約束したのは12時前なので、その頃には止むだろうと楽観。
驚いた事にその通りになった。

家を出る11時すぎには、太陽まで顔を出した。
今年の春のエレベーター気候を一日に圧縮したようなものだ。
こうなると、薄手の上着がいいかなとなる。
全く、着る物に困る毎日だ。

久しぶりの友とも会い、楽しく食事。
市川では老舗のお蕎麦屋さん「三久庵」が何年ぶりかで開店し、懐かしいので食べに行こうとなったのが前日。
私はこの日絶対に「米原万里展」に行こうと思ってたので、便乗させてもらった。

三久庵では自分に似たキャラの狸ソバを注文。美味しかった!
用事のある友人とはそこで別れ、残り二人で展覧会場へ。

朝の寒さが信じられない春めいた空気の中を、まっすぐ真間川を目指す。
途中の住宅地の花ばなが目を楽しませてくれるので、二人で「ほら、あれッ」「あッ、この花は何?」とか、何しろ楽しい。
そういう住宅街に芳澤ガーデンギャラリーはある。

8年ほど前に、本や映画の趣味が私と良く似てる友達から「面白いわよ」と借りた本。
「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」。
これが実に面白かった。嵌った!
それから米原万里のファンになり、次々読んでたら、4年前突然亡くなってしまった。
56歳、ショックだった。
つい先日井上ひさし氏が亡くなられたが、氏は万里さんの妹さんのご主人だ。
その縁で、市川の文学後援会理事長(?)である氏がこの企画に協力してくださったようだ。万里さんの作品の中に妹さんは良く登場するけれど、その旦那さんが井上ひさし氏だと言うことは全く書かれてない。
そういうところも実にいい。

今展で幼い頃のチェコ時代の写真や通訳時代の写真なども見られて、ますます身近に感じ好きになった。
私が余りゆっくり見てるので、仕事の残ってる友達とはここでさよならする。
付き合ってくれて有難う。

設置されてるビデオで「ニュース23」にでてる筑紫さんと万里さんの対談を懐かしく見る。ああ、もう二人ともこの世に居ない!残念。




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