母のデイサービス初体験。

１１月２６日(土）

昨日の朝土手を歩いた時、富士山がくっきりと見え、寒かったけれど久しぶりに心浮き立った。

下流はカワセミに会えなくなったので、多分上流に行けば会えるだろうと道を変えてみた。

釣船屋の角を曲がって少し行くと、黒豚のさくらたちがブヒーと餌を元気に食べていた。

「かわいい！」というと、飼い主のオジサン「豚はいいよ、暑いの寒いのって文句言わないしね」

そりゃ言わないでしょ！

ずんずん歩いてくと、カルガモ一家１２羽が群れて泳いでる。二家族かな？

その先、土建会社の前にカワセミがいた！

やっと見つけた。やっぱり場所を変えてたんだな。

餌の問題もあるだろうが、生き物はみなあちこち動き回り変化を求めるものなのだ。

人間もまさに同じ！

母もやっとデイサービスを週二日受けられるようになった。

兄達が聞いてもあまり感想を言わないので私が聞くことに。

「どうだった？たのしい？」

「そうね、若い男の子がいっぱいいて冗談ばかり言うので面白いよ」

「あら、良かったじゃない。外の空気もいいでしょう」

「うん、いい！」

ホッとした、行く気じゅうぶんだ。

そのうち問わず語りに、「階段を手すりに掴まって一段一段降りたら、あッツタさんえらいなあ、

って褒められたの」へえ～幼稚園だ。

「じゃ、トイレも行ってるの？」

「時間で呼びにくるよ、でも私、今はいいですとお断りしてるの」

ありゃりゃ・・・

「体に悪いからって言われないの？」

「言われた」と澄ましたもの。

どうもトイレに行くことが格好悪いと思ってるようだ。

若い男の子が多いだけにね。

「でも、１回ぐらいは素直に行ってごらんなさい、きっとまたエライ！って言われるかもよ」

返事なし。でも期待しようっと！