12月17日
今朝は快晴!7時スタート。
土手に上がると、思ったとおり冨士山がくっきり、大きく見えていた。
7時過ぎの太陽に射しかけられた川面に視線を落とすと、手前は乳白色、中ほどは水色、そして奥の妙典側は青ときれいに塗り分けられていた!
何となく、広重の絵のようだと思う。
ビルや鉄橋があるというのに・・・
今日は友人から頂いた明治座公演の日。
珍しい事に、チケットが届いた日に夫に「今月は演歌の細川たかしよ、一緒に行かない?」と言ってみた。すると、なんと「いいよ、たまには行こう」と快諾。
珍しすぎてあっけにとられた!
それなのに、土手から帰って家事をさっさと済ませ「11時開演だから9時45分ごろ出ましょうか?」というと「・・・?」
「なに?明治座まで送るの?」
やってられない! すっかり忘れてる。
そういえば、あの快諾は夜。お酒を飲んでる時の約束だった・・・
でも、約束は約束。承知して車で行く事に。
結果は、演歌好きの夫にはご機嫌のショーだった。
第一部のお芝居はとにかく、第二部、第三部のショーは圧巻!
第二部は三橋美智也の曲だけを細川たかしと香西かおりが歌う。
私はクラシック好きの兄の影響で、若い頃は演歌を避けていた。どころか、三橋美智也なんてと思っていたのだ。
中年以降になるとそうでもなくなったが。
1曲目「哀愁列車」を細川たかしが歌い始めたら、これがなんと胸がキューンとなった。
夫はもともと三橋美智也のファンで、本人も高い声の持ち主なのでこの人の歌が十八番。
なので、感激してるのが伝わってくる。
そして第三部。もっと圧巻。
幕が開くと、竹林を背景に9人の津軽三味線が並び連弾。
そして匠のソロ登場。素晴らしいじょんがら! 尺八も登場し勇壮に幽玄が加わる。
和楽器の良さを満喫した。
細川たかしの声は、もはや楽器の上を行く感じ。どこまで出るの?
60にしてこの声。すごい!
久しぶりに父を思い出して嬉しかった。
父は40代で大怪我をし、長く入院した時その院長から民謡をならい、あろうことか三味線までならい、退院してからすっかり濱って民謡・三味線と師範をとった。
勿論仕事しながらである。
その後、津軽三味線を大枚はたいて買い、尺八も器用にこなしていた。
そういうわけで、津軽三味線を聴くと昔から切なくなる。
なにはともあれ、夫もご機嫌になり「ここから近いから、スカイツリーの足元を廻って帰ろう」とのたまう始末。
「行った事ないだろ?」
「エッ、う・うん」
今更あわてても仕方ないので諦めムード。
でも6年目にして始めて障子を張り替えました。私ってすごい!!!
先日皇帝ひまわりを発見!
皇帝ダリアと同じ位背が高く夏の向日葵より鮮やかな黄色。
真っ青な冬空に際立っていました。
それにしても今時はお花の種類が多すぎて覚えきれない。
街のお花屋さんに並んでいるシクラメンも見たことの無い色、形で葉が無ければ分別不能。
でもやっぱり篝火のような真っ赤が好き。
今年の忘年会は諸般の事情により中止でした。
文句たらたらの意見もあったけど仕方ないし・・・。
何でも楽しくないと長続きしないし・・・と私は思います。
来年はどんな年になるのでしょう。
ヤナ子さんはきっと変わらずに淡々と行くのでしょうね。
わたしもそんな生き方をしたいと思っています。
本当に新しいお花は名前を覚えられないわ。
私もシクラメンは真っ赤が一番と思ってます。
そうよね、来年も揉め事無くやって行きたいと思ってるの。このごろ、ちょっと苦情が多いわね?どうしたのかしら?
おっしゃるとおり来年も淡々と生きたいものです。
どうぞ来年もよろしくね。
良いお年を!
そうそう、また珍しい植物教えてね。楽しみよ!