そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

銀座の花展と映画「エレジー」

2009-02-19 07:55:32 | Weblog
先日友人の古流の花展が銀座であったので、友達と二人で見に行った。
今回は松屋なので、出品も多くお客さんも多い。

今は本当に花材が豊富で驚く。
展示の始めから、黄色い花木、サンシュユだそうだがとても多い。
今回は、それが流行りなのか先生方の作品に多く使われている。
先生方の展示作品には、花材の名前までは載ってないのだ。載せると格がおちるのだろうか?

この時期なので、マンサク・紅梅白梅・木瓜・苔松などが多い。
友達の作品はアンセリュームの生け花。
彼女らしい作品。慎ましい感じなのだ!
アンセリュームの種類も沢山あるらしいが、赤と緑の二色のもので、あまり見掛けない種類。

どんどん混んできて、ご本人と会えないかなと焦ったが、戻るとようやく会えたのでよかった。お祝いを言って、会場を後にした。

花展のあとは、食事をして、日比谷で映画を見る事に決めてたのだが、あっという間に時間が経っていて、お目当ての映画は見られなかった。
時間的に見られる映画を見る事に。

シャンテシネの「エレジー」、大人の映画だ。
監督は「死ぬまでにしたい10のこと」の監督、イサベル・コイシュ。
ヒロインはペネロペ・クルス
相手役はベン・キングスレー

男は大学教授・女は30才下の学生という設定。
バツイチの教授は自分は結婚に向かないと、身勝手な恋愛のみをして暮らしてきた。そこへペネロペの登場でいつになくガーンときてしまう。

年をとっての恋は大変なのだ。
ちょっとした相手の行動に猜疑心を持ち、堪えきれずに確かめに行ってしまう。
激しい自己嫌悪!
そして、相手が本気になればなるで、家族に紹介されるのが怖い。
自分の年を考えれば、一族のパーティにはどうしても出られない。
結果、もう会えなくなって二年がたつ。

或る日電話がかかって来る。

髪をバッサリと切った美しいペネロペ。
「今の私を、其のまま写真にとってほしい」と。
驚く教授、でも素直にカメラを用意し、彼女を撮る。
その後に、「来週入院して、乳がんの手術を受けるの」と告白。

手術が終わり、全摘した彼女を見舞う彼。
真実の愛に目覚めたということか?

ペネロペはなんとも美しい!
やはり30才の年の差は、現実として難しい、難しすぎる。
なので、こういう状況に持っていったのだろうか。

音楽が素晴らしかった!

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