やっと観られた!
藤原竜也ファンを自認する友人と二人、銀河劇場に行ってきた。
今まで何回かチケット獲得にチャレンジしたが、人気抜群で取れたことが無い。
今回も取れなかった。
諦めていたら、友人の妹さんが2回分取れたので譲ってくれたのだ。
ラッキー!
今回は蜷川さんではなく、三谷幸喜作・演出。
出演は藤原竜也・中村勘太郎・吹石一恵の三人だけ。
この公演、三谷幸喜生誕50周年と銘うってる。
たった50年で笑ってしまうが、怒涛の新作イヤーにするんだそうだ。
今回の公演がその第一作目。
謎に包まれた歌人石川啄木と、彼に翻弄された男と女の物語。
何が真実で何が嘘か・・・
人間の表と裏の顔を見事に描き出すミステリー。
舞台は簡素。二枚の障子で時空を超える。
竜也と勘太郎、二人の鍛え抜かれた身体能力。これはやはり凄い物がある。
そして台詞。三人なので膨大。それを軽々と越えている。
これが初めての舞台という吹石一恵も二人に触発されて健闘した。
テレビで見るよりずっとほっそりしてチャーミングだ。
啄木が貧乏で女性にもだらしが無いという事は旧知のことだけれど、三谷
幸喜らしい話の展開で場面転換もテンポ良く進む。
笑いも多く含まれ、楽しめた。
竜也のファンであるが、この舞台、勘太郎の演技力・滑舌が上のように感じた。
素晴らしい!