母の日ということで、お店にはプレゼント用の花やケーキ、家族団らん用の料理とかが華やかに並んでいました。
「母の日特性クリームチーズケーキ」というのに、とっても引かれたのですが、そこはグッと我慢。
チーズケーキって母の日と関係ありませんよね?(苦笑)
商魂たくましいというか、何でもイベントにしちゃうからな。
ま、買っていけば喜ぶんでしょうけれど。
私は相変わらず本屋通い。
古本屋さんを見て回り、お目当ての本がなかったので書店で立ち読み。
茨木のり子さんの作品集、『茨木のり子集 言の葉2』(ちくま文庫)を読みました。
全3巻の作品集なんですが、こちらには「自分の感受性くらい」が収められています。
私の好きな吉野弘さんの「祝婚歌」に触れている文章も載っていて、茨木のり子さんと吉野さんとの交流の様子、ドイツの結婚式でドイツ語に訳された「祝婚歌」が披露された様子なども、とても興味深く読みました。
この「私的図書館」で紹介した吉野弘さんの「祝婚歌」の一部です。
http://blog.goo.ne.jp/-hawk-/e/c6f87cd6352f9c7b49193589a35813f6
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
その後、ドイツの結婚式ではたびたびこの詩が披露されたそうですが、若い新郎新婦がキョトンとしているのに対して、年配の夫婦にはとても評判がよかったというのが面白かったです。
時間をかけないとわからないこともありますもんね。
私はチーズケーキの誘惑を振り切って、ユニクロで買い物して、安売りのサンマを焼いて、アーサー・ランサムの『ツバメ号とアマゾン号』(岩波書店)を読んで過ごしました。
図書館で借りてきたので来週には返さなきゃいけないんですよね。
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい
―吉野弘「祝婚歌」より―
来週にはちょっと東北地方に行く予定でいます。
一年ぶりのあの地で、いろいろ見てきたいと思っています。
でも、こちらでいろんな本を教えてもらうことが出来るので(つまらない本を読む時間がもったいないから、ホークさんやみなさんがおすすめの本ならば、と)メモしています。
もっとも、なかなか読めないでいますけど。
「何をいまさら」って、私も多いです、この年になって、、、
でも、それが楽しいものですね。
新しいスーツ、楽しみですね♪
「何をいまさら」、そう考えてしまうと二の足を踏んでしまいがちですが、「誰にだって初めてはある」と開き直って挑戦しています。
新しいことに挑戦するのって楽しいですよね。
スーツもできあがりが楽しみです。
体型を維持しなくっちゃなりませんが(苦笑)