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私的図書館

本好き人の365日

「チャーリーとチョコレート工場」&「銀河ヒッチハイク・ガイド」

2005-09-24 23:54:00 | 日々の出来事
観てきました!

ティム・バートンが監督した『チャーリーとチョコレート工場』*(音符)*

映画館の客の入りが「タッチ」と同じくらいというのが気に入りませんが(笑)
ともかく、注目の俳優ジョニー・デップが変でした(>∇<)

彼が演じたのは、世界一大きなチョコレート工場の主で、天才的なショコラティエ、ウィリー・ウォンカ!

絶対溶けないアイスとか、大きく大きくとっても大きくふくらむガムだとか、いろいろ魅力的なお菓子が登場しますが、映画館の売店でもチョコレートかけポップコーンが売り出されていて、通路は甘い匂いでいっぱいでした*(ハート)*

ウィリー・ウォンカの作るお菓子は変だけど、とっても夢のあるものばかり。
全世界で人気で、商品が毎日大量に出荷され飛ぶように売れているにも関らず、15年間入った者も出てきた者もいないというチョコレート工場からは何やら秘密の匂いが☆

その工場に招待されることになった幸運(?)な5人の少年少女。(と、そのつきそいの大人たち)

家族7人で暮らす貧しい少年チャーリーもその一人。

批評ではジョニー・デップが目立ちすぎるとか(だってそういう役だもん!)、空想ファンタジー映画とか(何がいけない!?)、いろいろ言われていましたが、二時間があっという間でした♪

とくにチョコレート工場の内部には驚き*(びっくり2)*

それと、何かにつけて踊り歌うウンパ・ルンパのくどさとバタくささ*(音符)*
(ウンパ・ルンパについては説明しません☆)

ああいうの、けっこう好きです*(ハート)*

簡単に言うと、「不思議の国のチョコレート工場、案内役はチェシャ猫と帽子屋と白ウサギを足して十倍にした心に傷とコンプレックスを持つ、孤独な天才。アリスは少年でとっても貧乏で、だけど幸せ」物語♪

個人的には、ウィリー・ウォンカの他人に理解されない天才の孤独と葛藤に共感してしまいましたが、派手な格好と突飛な行動のせいで、なかなか葛藤しているようには見えないんですよね☆

原作はチラッとしか読んでいなかったので、先入観なく観れたのも良かったのかも。

それと、もう一本。
今回はどうしても観たかった『銀河ヒッチハイク・ガイド』も観て来ました♪

内容はSFコメディー。
地球で二番目に賢い知的生物のイルカ(ちなみに人類は三番目)がいなくなったり、自分の家が道路建設で壊された直後に銀河バイパス建設のために地球そのものが爆破されたり、友人だと思っていた男が、実は宇宙人だったり、頭が二つの銀河系大統領と宇宙一絶望しているロボットの乗る”無限不可能性ドライブ”で動く宇宙船にヒッチハイクしてしまったり、普通の英国人アーサー・デントの身に襲いかかるさまざまな困難と難問、トラブルとアクシデントの物語。

彼の手にあるのはあらゆる宇宙における対処法が記されている「銀河ヒッチハイク・ガイド」とタオルだけ。

確かに、ファンには面白い♪
でも、これの面白さは、やっぱり映画じゃ難しいのかも…

究極の問いへの答え。
”無限不可能性ドライブ”
宇宙一絶望しているロボット。
自分の祖母を救うのにも三枚の書類にサインが必要な役人的宇宙人。

語り出したらきりがないけど、ラジオやTVで長くシリーズとして人気を誇ってきた作品だけに、初めて観た人には説明が足りないかな。(たぶん、説明されてもわからないだろうけど、それがSFというものだ!)

だから、あえて初めて観ようという人には薦めません。

お客さんがみんなSFファンに見えてしまうくらい観る人が限られる映画でしょう。
英国や米国と違って、SFが日本では市民権を得てないから、しょがないっていえばしょうがないけど。

とにかく良くも悪くも英国人の好きそうな映画です☆





映画の期間中だけでも、どこかでウォンカの板チョコ売り出してくれないかな?
売れると思うけどなぁ~