日本大学文理学部社会学科・後藤範章ゼミナールの日誌☆

社会学科後藤ゼミナールの実態とゼミ生の生態が一目で分かるゼミ日誌! しかと見れ!!!

四年岡田班 活動報告

2022-10-31 23:37:52 | 2022年度

こんにちは。

岡田班の田端兼己です。

今回のブログでは19日以降の岡田班の活動を報告いたします。

まず、田端・岡田・國村の3名は10月19日に行われたゼミでの2次案の発表の修正点について話し合うため、

10月26日の14時40分から17時30分ごろまで対面でのミーティングを行いました。

ミーティングの内容としては、

まず、団体集合場所について、事実確認が取れていない点が多く証拠が不十分すぎるということになり、

JR西日本にメールを送ることにしました。

メールの返信の内容として新たに分かったことは、

京都駅、新大阪駅、広島駅の各駅の修学旅行生の団体集合場所として、使われているところはすべて地上であるということです。

しかし、京都駅や新大阪駅はJR東海の管轄の箇所があるということやそれぞれの駅の地下に関してはJR西日本の管轄外のためわからないとのことでした。

 

次に、目的の混在に関する案では、写真力がないということで再度写真のチェックを行いました。

しかし、現段階では方向性が定まっておらず、写真をより深く考察するまでには至っていないというのが現状です。

私たちの班はまだ東京の地下には何があるのかということやどのような人が利用しているのかということについての把握が足りていないため、

各自で調べ、情報をメッセージ等で共有しつつ、まずは知識をつけるというところから始めました。

他の班に比べ目的の混在の案はかなり遅れをとっているので、3次案の発表をし、今後の方向性についてゼミ全体の意見を聞き、多くの議論を交わしたいと思っています。

最後に、私事なのですが、私の父は昔仕事の関係で東京駅の地下をよく利用していたため、当時の様子を聞いたところ、

東京駅の地下は複雑だが待ち合わせ場所としてのシンボルの「銀の鈴」が有名だと言っていました。

私自身、東京駅に何度も足を運んだことがあるにもかかわらず、そのような待ち合わせ場所としてのシンボルがあるということを知らずにいたので、改めて実際に東京駅をよく利用していた人に話を伺うということの重要性を実感しました。

急な終わり方になってしまいましたが

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

文責 田端兼己 (2022年度4年ゼミ生)

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4年 阿部班 活動報告

2022-10-26 17:50:00 | 2022年度

今週の私たちの活動報告をさせていただきます。

10/26 16:20–18:00 グループワーク (阿部、小島、松村)

10/28 フィールドワーク下北沢 

(小島)

 

2次案をうけ、私たちの班では

東京駅は地下で横にも広がっているため、下北沢と東京駅の縦横開発の比較は無理があるのではないか、写真がわかりにくい、そして下北沢の低層開発に関する指摘が多くありました。

 

そこでまず私たちはなぜ

①下北沢駅の再開発は東京駅のような高層ビル開発を住民の声で防げたのか、そしてその反対運動の責任者を調べること

②小田急下北沢駅の地下ホームの写真をとること

を決めた。

 再開発を手がけた小田急株式会社は新宿駅西口地区開発計画により地上48m、高さ約260mの複合施設を2029年度施工予定である。

このことから小田急株式会社は東京駅付近のような高層ビルを再開発をする際に建設することを望んでいることがわかる。

おそらく下北沢も当初は高層ビルを建てる再開発予定だった。

なぜ、住民の声に耳を傾けて低層開発にしたのか。

東京駅付近、下北沢を縦横ではなく、人と企業に着目点をおき、解明していくことを決めた。

 ② 後日、小島さんが小田急下北沢駅に向かい、地下での写真を撮ってくれた。

今回のプロジェクトのテーマが地下であるが、私たちは実際に下北沢駅のホームに行ってなかったのでここでもよい収穫ができた。

 

三次案にむけ深掘りし、反対運動と再開発に注目して活動を進めていきたい。

文責:ゼミ生4年阿部裕介

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4年 荻野班 活動報告

2022-10-26 17:50:00 | 2022年度

こんにちは

荻野班です。

前回のゼミ以降の荻野班の活動を紹介します。

 

10月26日 17時〜オンラインミーティング【全員参加】

10月28日 15時〜18時 銀座・浅草フィールドワーク【荻野・大牧・河西】

 

ミーティングでは、前回のゼミの振り返りを行いました。

第2次案では、銀座の高さ制限や「銀座らしさ」に関する知識が足りていないと指摘されました。

 

高さ制限に関しては、鈴木くんが資料をまとめてくれたので班内で共有し、

この制限やデザインルールの目的について今一度考えました。

 

また、私達は海外ブランドや百貨店から銀座らしさを見出していましたが、

銀座らしさを作ってきたのは、昔から銀座で商売をしている老舗店舗だという考えに切り替え、

銀座という街について再考しました。

 

次に、27日に行ったフィールドワークについてです。

 

まずは、銀座にある金春湯(1863年開業)という銭湯のご主人にお話を少し聞かせていただきました。

 

 

こちらにはどのようなお客さんがいらっしゃっているのですかという問いかけに対して、

金春湯付近のお店の方だったり、新橋の方からもお客さんがいらっしゃっているそうです。

 

超高層ビル群が立ち並んできたこの現状に対してどう思われますかという問いに対しては、

別にそこまで気にしたことは無いです、時代の流れとともに街並みも変わっていくわけだから、

その時代に流されていくしか無いんだと思いますとおっしゃられていました。

 

売り上げの問題よりも銀座の品をしっかりと守り受け継いでいこうという意思を感じることができました。

 

お風呂を上がられた常連の方?が「じゃ、どーもまた来るねー」と気さくな感じでご主人に話しかけられていたので、

 

その地元に根付き、とても愛されているなという印象を強く受けました。

 

 

次に、浅草の地下街を訪れました。

浅草駅の改札を出てすぐ、浅草地下街の入口にある「福ちゃん」(1965年創業、焼きそばを売る)というお店の方にお話を伺いました。

 

 

◇老朽化について

いたるところに老朽化が見られるこの地下街。

老朽化したままこの商店街が残っている理由は、管理体制や成り立ちにあると考えられます。

 

元々有志の人々が集まって作られた浅草地下街は、その当時の人が大家となり、貸し借りが行われてきました。そしてその大家さんももう高齢化しています。

また、「浅草地下道株式会社」という管理会社が賃料や公共料金などをまとめていますが、大家さんありきの管理となっているようです。

 

つまり、老朽化が進んでいるものの、リニューアルするのは金銭面でも厳しく、自分の店の一存ではなくみんなの意見が一致しないとできないことや、大家さんから借りている身であること、大家さんが高齢化していることなどの要因から老朽化したまま取り残されているのでしょう。

 

◇入れ替わりの激しさについて

浅草地下街は店の入れ替わりが激しい場所でもあります。

 

この写真は地下街の端にあるもので、店舗一覧が書かれているようですが、

ここには書かれていないものの営業している店舗も多くあります。(忍者場や鳥じんなど)

更新されていく地下街に看板は追いついていないのです。

 

改札からすぐという立地の良さで店を出しても、この土地に合わず収益を得られなければ賃貸の期限と共に出ていきます。

 

また、写真のように下水道が老化したことで地面から水が出てきたりと、環境的な面で去っていく人もいるようです。

 

さらに、改札近くといえど、目に入りにくい位置に位置していることも人を呼び込みにくい要因だと思われます。

写真左側は銀座線の改札口、右側奥が浅草地下街となっていて、こちらから入って1番左手前側の店が福ちゃんです。

改札から出てまっすぐ進んでしまえば、地下街に気づかず通り過ぎてしまうでしょう。

福ちゃんのように入口近くであれば人目につくこともありますが、その奥となるとさらに集客は厳しくなるのではないでしょうか。

 

店員によれば、リニューアルはできなくとも、人の導線から外れている入り口は変えたいということで

改札から近いという立地の良さだけでは、繁盛に繋がらないということが分かります。

 

つまり、浅草を訪れた人々の目線が浅草地下街に向きにくいことが集客の厳しさとなっているのでしょう。

 

老朽化と客の導線、双方の課題を抱えながらも

浅草地下街は日本最古の地下街として現存しています。

 

店員によれば、常連客だけではなく大学生などの若者も訪れており、

YouTubeやテレビなどのメディアが取り上げることもあるようです。

 

老朽化を課題と捉えるのか、レトロやノスタルジー、趣があると捉えるのか

導線が悪いと捉えるのか、奥まっていてディープな街と捉えるのか

 

答えはなく、どちらとも捉えることができるでしょう。

まだ私達も全貌を捉えられていませんが、さらに深堀していきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

文責 大牧美衣奈、河西優介(2022年度4年ゼミ生)

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10月20日(木)~10月26日(水)3年ゼミ活動 日野班 活動報告

2022-10-26 14:30:00 | 2022年度

こんにちは。
後藤ゼミナール3年の玉井康文です。

今回は、「下高井戸・桜上水物語」プロジェクト日野班の10月20日~26日までの活動内容を報告させていただきます。

私たち日野班は、「社会福祉法人 希望の家 ibuki」さんを題材にして映像制作を行っています。
先週の活動は、実際にibukiへ足を運び、現場で働いているスタッフの方々にインタビューを行いました。今週は、先週行ったインタビュー映像の編集を行い、第一回目の試写会までにどこまで完成に近づけるのか等の話し合いや、ネットに載っているデータを調べたりと作業回でした。

今は、スタッフの方々に多くの質問に答えていただいたり、思いを語っていただいたので、どのシーンを使うのが一番いいのか、どの質問が使えるのかなどを考えて、1時間を超える内容の濃いインタビュー映像を、全部で15分くらいの動画にするためのカット作業が、とても大変だと感じている最中です。


私は主に編集を担当するので、そういった編集作業や、これから動画を本格的に作り上げていく中で、どうしたほうがよりいい映像作品に見えるのかなど、編集者の視点から班に貢献出来たらなと思っています。
お読みいただきありがとうございました。
文責:玉井康文(2022年度後藤ゼミ3年)

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10/20(木)~10/26(水)3年ゼミ トドリキ班活動報告

2022-10-26 14:30:00 | 2022年度

こんにちは。

後藤ゼミ三年の倪詩意です。

下高井戸・桜上水物語の映像制作の活動報告をさせていただきます。


10/21()の午後5時、開店前にBarに行って、オーナーにインタビューしました。オーナーに、お店を開くまでの道のり、下高井戸で働くきっかけ、下高井戸の印象などをインタビューしました。そして、お酒を作るシーンを撮影しました。






10/22()の深夜も、お客さんへのインタビューを中心に、Barに行きました。インタビューに答えてくれたのは、2人のお客さんです。事前に用意された質問に加え、雑談した内容も撮影しました。ビデオが長いので、映像編集はより難しくなっています。その他、下高井戸駅と周囲の公園の夜を撮影しました。






10/26()のゼミの活動の際に、ビデオを全部見返して、有用なビデオを切り出しました。撮影した映像と事前に予定していた撮影内容を比較し、見落としている部分を整理しました。来週、映像の編集を踏まえて、足りない部分を整理することを決めるという意図です。






以上で活動報告とします。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

文責:倪詩意(2022年度後藤ゼミ3年)

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10月20日(木)~10月26日(水) 3年ゼミ 及川班 活動報告

2022-10-26 14:30:00 | 2022年度

こんにちは。

ゼミ3年の及川穂乃佳と申します。

 

1020日〜26日の及川班における「下高井戸・桜上水物語」プロジェクトの活動について報告致します。

 

私たちの班では、下高井戸商店街の中にある呉服店「双葉屋」さんを取材し、呉服店でありながらお味噌を取り扱っている経緯や、商店街振興組合の理事長でいらっしゃる店主さんの活動を撮影しています。

 

それらを通して、商店街と下高井戸の住民との関わりや、下高井戸の経済、商店街が下高井戸に与える影響力について考察していきたいと考えております。

 

 

先週の話し合いにおいて、お味噌屋さんの事例から商店街や下高井戸を考えるためにはさらなる多角的な視点が必要だと結論づけられました。そのため、双葉屋さんを利用しているお客さんへのインタビューに加え、店主さんの振興組合理事長としての一面をインタビューし、実際の活動の様子を撮影させて頂くことにしました。

 

話し合いの後には、スーパーやコンビニエンスストア等の食品を扱うお店を回り、双葉屋さんで取り扱っている味噌との共通点や相違点を探しました。スーパーやコンビニでも多くの種類の味噌が取り扱われていましたが、双葉屋さんの味噌と比べると、どれも似たような、一般的に東京の人に好まれる味噌を取り扱っている印象が強くありました。双葉屋さんでは全国各地から味噌が取り揃えられており、様々な原材料の、様々な味、様々な色の味噌が販売されていることを再認識しました。

画像はスーパーで売られている味噌の様子です。

 

取材の前に、これまでのインタビュー素材を洗い出し、さらに深掘りすべき点を整理しました。

すると、素材不足を実感するとともに、大まかな全体の構成を考えることができ、物語の枠組みを捉え直すことができました。

 

 

1025日、まずは難航しているお客様へのインタビューを進めるべく、双葉屋さんを訪れました。しかし、天気が悪かったせいかお味噌を購入されるお客様に出会えず、日程を改めることにしました。

 

1026日、この日は天気が良かったため、お客さまがいらっしゃることを期待して再度双葉屋さんを訪れました。すると、私たちが伺う直前に多くのお客様がいらっしゃったことを告げられ、またもタイミングに恵まれませんでした。

そのため、目的を外観の撮影や店主さんへのインタビューに切り替え、取材を行いました。そこでは商店街の中の一つのお店としての双葉屋さんの存在についてや、振興組合での活動について伺いました。

インタビューを通して、店主さんが商店街を盛り上げるために、現在あるお店を盛り上げることや、イベントを通してお客様との交流を図り消費を促進すること、新しいお店を呼び込むための要素を揃えることなどが重要であると考え、活動されているというお話を聞くことができました。

今週末に行われる、しもたか音楽祭は振興組合としての活動の代表例です。

 

インタビュー中心の取材が続く中、今後は普段の双葉屋さんとお客様の様子や、振興組合としての活動風景を撮影し、動きのある映像を形作っていくことが求められます。

また依然として、商店街を社会学的に考えるにはこの作品をどう結論づけるべきかといった課題が残ります。

 

その課題を解決するためにも、次週は週末に行われるしもたか音楽祭の取材を行い、これまでに撮影した映像と合わせて内容を議論する必要がありそうです。

 

次週は試写もありますが、しっかりと私たちが何を映像化したいのかという意図を説明できるよう映像や考えをまとめたいと思います。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

文責 : 及川穂乃佳 (2022年度後藤ゼミ3)

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10月19日 4年ゼミ

2022-10-19 18:45:13 | 2022年度

こんにちは。

ゼミ4年の加藤です。

 今回のゼミでは、①12月18日に行われる発表について、②ゼミ会について、③第2次案の報告・討論の3つを行いました。

 12月18日の発表に関しては、第29回”写真で語る「東京」の社会学”展を先に行い、その後第10回シモタカ・ジョースイ映像祭を行うことが決定しました。私たち4年生は作品を読み上げ、質疑応答というかたちで成果を発表する予定です。また、発表後のゼミ会は学校の食堂が使えない関係で1次会からたつみで開催され、50~60人を目安とすることなどの確認がありました。

 次に、第2次案の報告・討論についてです。前回のゼミ(9月28日)から各班が用意してきた資料を読む→各班からの報告→それに対する質問→最後に各班からの質問に対する返答という形式で進められました。

 様々な意見が出ましたが「文章内での矛盾について」や「○○についてもっと詳しく書いたほうが良い」などの意見も多く、さらに考察を深める必要があると感じました。また、私たちの班も含めて写真を表面的にしか捉えられておらず、先生のお話を聞く中で新しい発見が多くありました。

 各班の質疑応答が終わったところで90分が過ぎ、その後は残ることのできる人は残り先生からのお話を伺いました。全体的に、文献資料が足りない(ネット検索やインタビューだけではダメ)、社会学的な考察に到達していない、テーマを掘り下げ出来ていない、写真を表面的にしか捉えられていない(写真の中から面白さを探す)といったコメントを頂きました。

 今回の討論で方向性が明確になった班もあると思います。次回11月2日の第3次案発表までに、現地調査やミーティングを重ねより良い作品ができるよう頑張りましょう。

10月19日4年ゼミの報告は以上です。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

文責:加藤唯(2022年度後藤ゼミ4年)

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4年 岡田班 活動報告

2022-10-19 14:38:50 | 2019年度

こんにちは。

後藤ゼミ4年の国村です。

私たちの班では、東京駅の地下街を利用する人達の目的の混在化をテーマに調査を行っていましたが写真での表現が上手くいかないため、まず使える写真を撮るためにチーム内で担当を朝・昼・夜にわけ調査を行いました。

【それぞれの活動日時】

9/29 朝8:30〜11:30 担当:田端

9/29 夜17:00〜19:00 担当:國村

9/30 昼12:30〜14:30 担当:岡田

調査時間を分けることで、その時間帯に来る人たちがどのような目的を持ってどのような店を利用するのかを浮き彫りにし、目的の混在化という内容への理解を深めました。

下記から、それぞれの時間帯にどのような特徴があったのか説明していきたいと思います。

●朝の時間帯 8:30〜11:30 担当:田端

・朝から開いている飲食店もあり、これから出勤をするであろうスーツ姿の人が多く見られる。

・地下から入れるダイマルというデパートは開店まえには15人ほどの列ができており、入場待ちをしていた。
・バスターミナル東京八重洲では観光客らしき人が数人いたが平日ということもあり人数はかなり少ない印象。
・団体集合場所があるにもかかわらずそこ以外に集まっている学校があった。
・新幹線で旅行に行く客が集められている場所もあった。
・朝8時30分に新幹線待ちかこれから出勤かはわからないが椅子が並んでいるスペースに多くの人が座っていた。

-大丸デパートの前に並ぶ人々-

 

●昼の時間帯 12:30〜14:30 担当:岡田

昼の時間帯
・シャツ、オフィスカジュアルの格好の人が多かった。
・社員証をぶら下げた人たちがご飯屋さんに並んでいる光景がいくつか見られた。
・平日の昼間だったからかキャリーケースを持っている人はあまりいなかった印象。
・直結のビルから来ているので軽装備だと思われる。
・お昼時を過ぎるとビルへ直結する道の人通りはほとんどなくなった。
・八重洲パーキングは地下駐車場から直接首都高に入れる。
・広い道では毎週金曜11:30〜19:30で市場がひらかれていた。 

-ご飯屋さんに並ぶ会社員-

●夜の時間帯 17:00〜19:00 担当:國村

・朝昼よりも色んな層が混じり合ってる上に人が多かった。
・ご飯屋さんはスーツケースを持ってる人も多くいて、入り口付近に荷物を置いて食べている人が多い。コインロッカーなどに預けてない様子から東京駅には長く滞在するわけではなく、夜ご飯を食べてこれから移動すると推測できる。
・昼間はあまり人がいなかった飲み屋さん・バーなどにやはりスーツ姿の人が多かった。
・キャラクターストリートは若い遊びに来てる感じの方が多かったけど、八重洲の大丸食品売り場とかは、仕事帰りのスーツ姿の人や40代くらいの主婦っぽい方が多い。
・キャラクターストリートにはチラホラ外国人の方もいた。
・1番層が入り混じってるのはやはり夜という印象

-スーツケースを店の入り口に置きご飯を食べる人々-

以上から得た、時間帯ごとの特徴をもった写真をもとに考察を深めていきたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

文責: 國村 友里子

 

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10月13日(木)~10月19日(水) 3年ゼミ 日野班 活動報告

2022-10-19 14:30:00 | 2022年度

こんにちは。

後藤ゼミ3年の松田恋です。

「下高井戸・桜上水物語」日野班の1週間の活動を報告させていただきます。

私たちは、「社会福祉法人希望の家 ibuki」を取材し映像を通して、福祉の実態や知的障害への理解を深めていきたいと考えています。

先週は、撮影を行ううえでの目的・取材対象・取材内容といった企画書を固めていきました。今週は、実際にibukiへ伺い知的障害者(=利用者)やスタッフの方とのコミュニケーション、そしてインタビューを行いました。

まずは、ibukiに行く際の道のりを撮影しました。

歩いて撮るため、手ぶれができるだけしないようゆっくり歩いたり、何度も確認しながら行いました。ibukiの画が良く見えるようにカメラワークにもこだわりました。

14日、19日にはibukiの副施設長に提案いただき、利用者普段どのような生活をしているのか、どういった環境で働いているのかなどを知るため、施設の中を見学、そして利用者との交流をさせていただきました。

お話をする前までは、コミュニケーションが苦手だと聞いていたので、どのように接したらいいのかわからず緊張していましたが、みなさんとても明るく元気でお話をしてくれたり、音楽を聴かせてくれたり、学校のような賑やかな空間でした。この班のディレクターである日野は、ひとりの男性とサッカーの話で盛り上がったり、カメラマンの風間は女性と音楽の話を楽しそうにするなど、友達のような関係になれたのではないかと思います。

利用者が軽作業やカフェで働いている様子も見させていただきました。カフェでの様子は、元気よく挨拶をしすごく丁寧に食事を運んでいました。軽作業は、カフェで使用する木製のコースターを彫る作業やテイクアウト用の袋にデコレーションする作業などひとりひとり担当が分かれていました。お話をしながら、自分たちのペースで作業している利用者はみなさん楽しそうでした。

19日には、スタッフの方々にインタビューも行いました。副施設長、カフェの方を主に担当されているスタッフ、お昼に利用者に料理を出してくださる調理スタッフの方にお話を聞き、ibukiのこれまでからこれからのことについてたくさん話していただきました。

→インタビューとインタビューの間にみんなで話し合ってます。

中でも私が印象的だったのは、言葉選びに気をつけていることです。知的障害は多くの情報、曖昧な情報を苦手としているため、①一度にたくさんのことを言わない、②「あれ・これ・それ」などこそあど言葉を使わず明確な名称で言う、③上から目線な指示はしない、などを気をつけていました。私たちの日常で「あれとって」など使うことが多く、意外と言葉として言うことが難しいなと思いました。

その日は、約1日かけたインタビューをできるだけ覚えているうちに編集しようと遅くまで学校に残り、編集やこれからやるべきことをリストアップしました。まだ利用者にインタビューすることができていないため、もう少し交流した上で会話するような形で撮影することができたらと思います。

文責:松田恋 (2022年度後藤ゼミ3年)

 

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10/13(木)~10/19(水) 3年ゼミ トドリキ班活動報告

2022-10-19 14:30:00 | 2022年度

こんにちは。

後藤ゼミ三年の松原拓です。

下高井戸・桜上水物語の映像制作の活動報告をさせていただきます。

 

前回に続き、私たちは「深夜の下高井戸」をテーマとして取り上げ、映像制作を行っております。

今週の目標は、10/12(水)のゼミで行った話し合いをもとに、10/15(土)の深夜にBARの撮影・インタビューを行うことでした。

しかし、動画の構成や趣旨、どこにカメラを設置するのかなど、BARのオーナーさんと事前の話し合いが十分にできておらず、予定通りに撮影を行うことができませんでした。

そこで、10/19(水)のゼミ活動の際に改めて企画の再検討を行い、放課後に再び全員でELGINへ伺いました。

 

 

開店前に1時間程時間を取っていただき、打ち合わせと撮影日時の決定を行いました。

インタビューをする席のリザーブまでしていただくなど、最大限の協力を得て撮影を行うことができそうです。

BARからどのように社会現象を広げ、映像化するかが大きな課題ですが、撮影と話し合いを繰り返しながら解決していこうと考えています。

私たちのグループは1週間遅れたスケジュールとなりますが、ここから巻き返して撮影・編集を頑張っていこうと思います。

改めて作品完成までの道のりの長さを体感した1週間でした。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。撮影の様子につきましては次週ご報告いたします。

文責 松原拓 (2022年度後藤ゼミ3年)

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10月13日(木)〜10月19日(水) 3年ゼミ 及川班活動報告

2022-10-19 14:30:00 | 2022年度

こんにちは。

後藤ゼミ3年の小林慈陽と申します。

10月13日〜19日の及川班における「下高井戸・桜上水物語」プロジェクトの活動について報告します。

私たちの班は下高井戸駅より徒歩1分の呉服店「双葉屋」さんの一角で味噌が売られていることをテーマに映像制作を行っています。

10月13日にお店の外観、内面の撮影、お客さんへのインタビューを行うためにお店を訪れました。しかし、雨の影響により客足が伸びてしまい、唯一のお客さんにも時間の都合によりインタビューを行えませんでした。

外観と内面の撮影のみを行いました。

18日は、前回叶わなかったお客さんへのインタビューを行うために再度お店を訪れました。しかし、雨は降らなかったものの、前日からの雨予報のため、味噌を買いに来るお客さんはおらず、撮影できませんでした。

19日には、グループメンバーで集まり、現在の進行状況について話し合い、後藤先生からアドバイスをいただき、今後の課題は

・お客さんへのインタビューを行うために時間帯の変更を行う

・味噌における社会現象について調べる

・双葉屋さんの店主についてもっと調べる

ことが挙げられました。

 

今後は、双葉屋さんの店主について調べるために、下高井戸商店街の理事長としての立場の撮影、しもたか音楽祭の撮影が予定されています。

 

まだ、課題は多く残っているものの撮影は確実に進んでおり、今後行うべきことも明確になっているため順調に進んでいます。私は編集担当のため、質の高い映像をお伝えするためにどうしようかと考えているところです。

 

以上で活動報告とします。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

文責:小林慈陽(2022年度後藤ゼミ3年)

 

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4年 阿部班 活動報告

2022-10-14 14:00:00 | 2022年度

お疲れ様です。

10/12(水)には東京駅現地調査に向けてミーティングを行いました。

16:20–17:50 参加者:阿部、松村、小島、徐

ここでは、

①東京駅付近の高層ビルの設計、開発会社の調査

②新しく建設される高層ビルについて(東京トーチ)

この2つを重点的に調べました。

また、東京駅付近は国家戦略特区であり、世界で一番ビジネスをしやすい環境を作ることを目的に様々な開発が行われています。その中で縦長開発が進んでいる高層ビルをどう写真に収めるかも話し合い、その後解散しました。

 

10/14(金)東京駅フィールドワーク10:30–14:00

参加者:阿部、小島、徐

 

10:30に東京駅八重洲中央口に待ち合わせ、まず、縦長開発がわかるような写真をとるために丸ビル、新丸ビルなど様々な高層ビルに足を運びました。

この日は雨で班員全員が傘を持っていない状況だったが、ほとんどの場所が地下で繋がっており、改めて地下の便利さとビジネスや交通の中心地であるため、スーツをきた人、キャリーケースを持った人が過ごしやすい場となっていることがわかった。

 

その後、三菱地所が進める「東京駅前常盤橋プロジェクト」によって新たな街「トウキョウトーチ(TOKYO TORCH)」を見学。

新たな街に温浴施設や他県のPR施設などが建設される予定である。

テナントは下北沢の「下北線路街」と似ているところもあるが、高さ390メートルを予定しているトウキョウトーチとは明らかに高さが違う。

これからも話し合いを進め、縦長開発と横長開発について調べていきたいと思います。

文責:阿部裕介

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4年 荻野班 活動報告

2022-10-12 17:50:00 | 2022年度

こんにちは。

 

4年の荻野班です。

 

前回のゼミが行われてから、荻野班がどのような活動をしてきたのか。

ここから班員全員で分担してブログを書いていきます。

 

まずは荻野班のスケジュールを紹介します。

 

9月29日 13時‐14時30分 東京駅 【河西】

10月3日 16時‐17時 浅草地下街 【荻野】

10月4日 13時‐15時 ミーティング 【全員】

10月7日 14時‐15時30分 松屋銀座インタビュー 【大牧 鈴木】

               16時‐17時 浅草地下街 【大牧】

10月15日 19時‐21時30分 浅草地下街(&ミーティング) 【荻野 大牧】

10月17日 14時‐ 銀座デザイン協議会インタビュー 【荻野 大牧 河西】

 

全員が集まる日は1日しかなかったものの、インタビューや調査のたびに連絡をとり、

報告や写真の確認をして、個別の活動にならないように気をつけながら動きました。

 

ここから、各活動日の報告をしていきます。

 

 

◇9月29日東京駅◇

【河西】

9月29日

有楽町から東京駅を繋ぐ地下道を歩いて

地下の様子などを何枚か写真撮ってきました。

有楽町から二重橋前までの区間は綺麗に整備されており地下の老朽化は見受けられず、

東京駅の地下に差し掛かったところから如実に老朽化と見られる箇所がとても多いように感じました。

ですので、次回からの写真に収める場所、区間を絞れたので、効率的に活動して行けたら良いと思いました。

 

 

◇10月3日浅草地下街◇

【荻野】

平日の昼間ということもあってか人はほとんどいませんでした。

いくつかの店主の方が掃除や開店の準備?などを行なっている程度。

5分おきくらいに通行人が通る

唯一入り口付近の立ち食い蕎麦屋さんのみお客さんが入っていました。

 

 

◇10月4日ミーティング◇

ここで、全員でのミーティングを行いました。

29日の河西、3日の荻野が撮ってきてくれた写真を見ながら計画を立てます。

その中で、私達は浅草地下街について知らないことが多すぎるという結論にな

まずは浅草地下街からフィールドワークを進めてていくことにしました。

 

また、大牧が松屋銀座と銀座のデザイン協議会にインタビューのアポをとりました。

日程調整をして、質問内容を考え、インタビューにそなえて準備を開始します。

 

メトロと旗艦店へのインタビューも予定していましたが、なかなかアポが取れず調整中です。

 

◇10月7日松屋銀座インタビュー◇

【鈴木 大牧】

松屋銀座の紀野様にインタビューをお願いしました。

紀野様は松屋銀座の150周年記念事業をご担当されており、私たちが写真に収めた松屋銀座の地下通路のリニューアルに携わられていた方です。

 

 

当日は、松屋銀座の地下通路にある1番の柱の前で待ち合わせをしました。

地下通路では主に2つの話を伺いました。

1つ目は、この数字の描かれた柱についてです。柱に数字があるこのデザインには、待ち合わせに使ってほしいという意図があるとのことでした。確かに待ち合わせしやすく感じました。

2つ目は、壁面タイルの遊び心に関してです。

この模様は一見全て同じ柄に見えますが、よく見ると左上にキツネのような柄があります。このような遊び心は、松屋銀座の地下通路のリニューアルを担当した佐藤卓さん考案のものだそうです。大人の遊び、余裕を表現しているようです。

その後松屋銀座の会議室で1時間程度、大きく以下8点のお話を伺いました。

①10→1

これは松屋銀座の地下通路の柱に関してのお話です。

松屋銀座の地下通路の柱には、上述したようにナンバリングがされていますが、

それは銀座駅→松屋銀座という導線に沿って、10→1にカウントダウンするように設計が為されてれているようです。

②佐藤卓さんの起用理由

佐藤卓さんは日本を代表するグラフィックデザイナーですが、松屋銀座の150周年記念で地下リニューアルを担当したのは以下3点の理由があるそうです。

 ①松屋と関わりの深いデザインコミッティーのメンバーである。

 ②松屋が佐藤さんをサポートしていた背景がある

 ③銀座とのつながりが最も深いでデザイナーである

③松屋銀座の地下通路の設計意図

以前は円柱型の柱に広告を多く載せていたようです。

しかし、リニューアル後は上述のように、ナンバリングがされています。これは、リニューアル前に比べた際に広告収入の減少という痛手はありますが、意匠性を高める意図があるようです。

④地下通路のタイル

松屋銀座の地下通路は、昔のお風呂のタイルのようなものが張られています。

普通の建物のタイル貼りは機会を用いて行うようですが、

リニューアルに際して、佐藤さんは手張りでタイルを張ることに決めたそうです。意図としては、綺麗なタイルではなく、ユラユラ揺れているようなタイルを採用することで、人が作ったというような何気な味を感じてもらいたいというところにあるようでした。

そのタイルも拘られていて、通常のように商社から値段を考慮しておろすのではなく、実際に佐藤さんと松屋の担当者が、現地に赴き決められたそうです。

⑤銀座のスローガン

銀座連合会という組合では、銀座憲章というまさに私たちがイメージする銀座を言語化した憲章が掲げられているそうです。

 ①銀座は創造性ひかる伝統の町

 ②銀座は品位と感性たかい文化の街

 ③銀座は国際性あふれる楽しい街

以上三点に関しての話を伺う中で、まさに銀座を象徴するワードが集約されていると感じました。

⑥松屋銀座の誇り

松屋銀座は、松屋と言えば銀座、銀座と言えば松屋というイメージや、実際の活動に誇りを持っており、

ビジネスにおいても、価値基準は松屋銀座らしいかどうか?という点が大きく考慮されているようです。

例えば、何かイベントを行い際、またはバイヤーが商品の選定をする際、重きを置かれる判断軸は、常に松屋銀座らしいかどうかという点にあるようです。地下通路もその松屋銀座らしさが象徴されているように感じます。

⑦銀座のつながり

銀座には深いつながりがあるようです。

例えば、銀座40歳未満の経営者が集まり、銀座や自分たちのビジネスをどのように盛り上げていくかという議論がなされているようです。

若い時から銀座のつながりを重要視し、他エリアと違い地域としてまとまりをもち銀座というブランドを創り上げているようでした。

 

⑧紀野さんの銀座の捉え方

銀座の街の特殊性、唯一性について多く言及されていました。

銀座には、最近、例えば、ユニクロや無印良品のような銀大衆向けブランドが進出しています。

既に自身の色と地位を確立しているような大手企業でも、銀座に進出する際は、

先ず、銀座に溶け込むことを重要視するようです。具体的には店舗の色や、雰囲気を銀座に合わせいているようです。

そんな街は、東京のほか他エリアでは見られない銀座の唯一性と言えるでしょう。

また、現在銀座は革新性や、先進性が求められているとのお話もありました。

銀座憲章とも重なる部分があり、銀座でビジネスを行う人にとっての共通認識を垣間見ることができたと感じました。

 

1時間程度お時間をいただきましたが、紀野さんからは、銀座への情熱と誇りを随所から感じることができました。

銀座は自身のブランドだけではなく、街に誇りを持てる独自性のある街という点や、銀座らしさという点について

再確認をすることができたと思います。

以上、松屋銀座の紀野さんへのインタビューのまとめでした。

 

 

 

 

◇10月7日浅草◇

【大牧】

この日は金曜日だったということもあり、荻野が訪れた日よりも人が多く感じました。

中でも1番賑わいを見せていたのが下の写真の忍者場NinjaBarです。

忍者の格好をした店員さんがおり、外国人向けなのかと思いきや日本人のお客さんが多くいました。

また、浅草地下街の上にあるのが松屋浅草です。

雨が強く外観はあまり見ることができなかったのですが、中の様子を見てみると下町らしさを感じました。

中で流れている音楽や、店員さんの声掛け、デザイン等、銀座とはかなり違うものとなっていて、松屋銀座でお話を伺ったあとだからこそ、この違いに気づくことができました。

 

◇10月15日浅草地下街◇

【荻野 大牧】

~DVD屋さんへのインタビュー内容~

20年前からこの地でお店をやっている

浅草地下街では印刷屋さんが1番古い

ここ5、6年で昔からのマスターが新しい人に店、場所を譲る(主な理由は高齢化、亡くなってしまった人も、、)

DVD屋さんの店主がこの浅草地下街を選んだ理由は駅が近い、家賃が割安などと、特に地下街などにこだわりはなく普通に店を出す上で総合的に判断して決めただけ

コロナになって人が少なくなった、客は今も戻らない

この土地について

代表者は特段いない

元々都の管理下、所有→台東区に委託?→浅草地下道株式会社が一括で管理(公共料金などなど)→各店舗?場所のオーナー(権利を持っている人)→店主が借りる

管理体制が特殊で、昔からの古い店や、忍者Barなどの比較的新しい店が入り混じる浅草地下街。

今後の調査では、ここに店を出した理由や、ここに居続ける理由、客層などを探っていきたいと思います。

 

 

 

 

また、私達は、銀座デザイン協議会の方におすすめしていただいた、

竹沢えり子著

『銀座にはなぜ超高層ビルがないのか』

を読み始めました。

 

まずは、【大牧】が読んで、印象に残ったフレーズをここに記しておきます。

(個人の感想であり、長くなりますので、飛ばしていただいても構いません。)

①入れ替わりが多く、みんな新参者で、そこに住む人はいない。人も建物も大きく変化しても「銀座らしい」ことを大事にする。

伝統的なものを切り捨てて西洋のものを取り入れたわけではなく、伝統的なものを近代の中に潜り込ませることで、伝統も近代的なものも変容させてきた。

③ 守りに入らず新しいものを受け入れ、それを飲み込んで発展していくことこそが「銀座らしさ」なのである。

④ 銀座は多様な近代ビルの中に、古い暖簾を守る店やグローバル展開の海外ブランドや企業を両方抱える。一晩で数百万使える店もあれば3000円で気楽に飲める店もあり、入りにくそうだが、一度入ればあたたかくて親しみやすい店もある。どちらか一方になってしまっては銀座ではなくなるのだ。

⑤古いオフィスビルの階高が低く、地下に深いのは、1933年まで建物の高さは31mまでという決まりがあったためである。

⑥シャネルのリシャールコラスによると、銀座は目的無く水平的に回遊して楽しむ界隈空間であるからこそシャネルは出店するのだという。

⑦色やデザインは数値で決められないから、慣習的基準でやっていく、そして銀座は何も「決めない」ことに決めました。目に見えない「銀座フィルター」が銀座らしい町並みをつくってきたのだ。

⑧(銀座の)街に一人勝ちはない、街が栄えてこそ自分の店も栄えるのだ、一時的に自分だけが栄えたとしても、街全体が落ち込んでしまえばいずれ自分の店もだめになるだろう。

⑨「細かいルールなんて必要ない。「銀座はうるさい街だ」「あそこはうるさいよ」ということが皆にひろまれば、それでいいんですよ。最初から気をつけて中に入ってきてくれるから。それが大事なんだ」

⑩「銀座デザインルールは、協議の経験と事例の積み重ねによって熟成させて行くべきものであると同時に、ルール自体を新しいプロジェクトの提案に即して、常に見直し、再考していくべきもの」である。

 

この本を読んで、言葉で明確に表すことのできない「銀座らしさ」を感じ始めました。

今まで銀座という街に持っていたイメージは、高級感があって敷居が高く、おしゃれな街というものでした。

しかしこの本を読むと、人と人の繋がり、人と街の繋がり、そしてあたたかさを感じます。

規定や決まりではなく、人々の「銀座」の思いが、銀座の今を作り、未来へと繋がっていくのだと思います。

伝統を守りながらも、先端を受け入れていく。そして新しいものを率先して取り入れ、上手く融合し続けるのが伝統でもある。ということでしょうか。

長くなってしまいましたが、本の感想はここで終わりにします。

 

これをもとに、デザイン協議会へのインタビューに繋げていきます。

最後まで読んでいただき有難うございました。

 

文責 荻野哲平、大牧美衣奈、河西優介、鈴木悠佑(2022年度4年ゼミ生)

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4年 関根班 活動報告

2022-10-12 17:30:38 | 2022年度

こんにちは。

後藤ゼミ4年の加藤です。

9月28日(水)から10月12日(水)の関根班の活動報告をいたします。

 

〇10月2日(日) 15時~17時 溜池山王駅、銀座ワークスペース(山口欠席)

〇10月5日(水) 16時~18時 銀座ワークスペース

 

まず、10月2日の活動についてです。

以前東京メトロにいくつかの質問をしたのですが、その回答が来たので共有します。

 

〇設置目的、ターゲット層

→当時銀座駅は駅改装計画があり、駅空間の更なる利便性向上のため。

→出先でのPC作業を行うビジネスパーソン等、銀座駅には短時間の作業や情報検索等を行う人が一定数おり、これら作業ができる場所として設置。

 

〇利用時間の目安

→利用する人によりまちまちであるが、長くとも30分程度。

 

〇なぜ自由通路の中央部に作ったのか

→駅構造上の人流動への影響を鑑みたため。

 

〇他の駅にもあるのか

銀座駅同様の無料のワークスペースは、溜池山王駅に設置してある。

 

溜池山王駅にも同様のワークスペースがあるということで、実際に行ってきました。

 

 

写真のように、溜池山王駅の銀座線改札内に4つのブースに区切られたワークスペースがありました。

 

銀座駅のワークスペース同様、椅子は無く、ひとつひとつの机にコンセントが備え付けられていました。

銀座と異なる点としては、通路の中央にはないことと、机がひとつずつ区切られていたこと、細長い鏡が備え付けられていたことです。

 

日曜日であったためなのか利用する人は見られず、周りを通る人もあまり見られませんでした。

 

その後、銀座駅へ移動しました。

こちらも日曜日だったためか、平日よりも利用者は少なく、スーツを着ている利用者は見られませんでした。

 

 

 

次に、10月5日の活動についてです。

この日は銀座駅のワークスペースでインタビュー調査を主に行いました。

質問内容、回答は以下の通りです。

 

【質問】

①どこからきたのか、これからどこに行くのか

②使用頻度

③利用時間

④何をしているのか

 

【回答】

〈50代男性 不動産〉

①帰り道の途中

②たまに

③15分

④待ち合わせ

その他

・わざわざ作業をしに来ることはなく、緊急の時にここで作業するくらい

 

〈60代男性 情報サービス〉

①有楽町から京橋へ行く途中(仕事)

②はじめての利用

③5~10分

④メールの返信(仕事)

その他

・このワークスペースの存在は知らなかった

・ワークスペースって書いてあるし、オープンだから利用しやすい

・スタバなどのカフェや有料作業スペースを使うこともある

 

〈30代男性 商社 営業職〉

①仕事の合間

②初めて(通った時にワークスペースの存在は知っていた)

③30分

④仕事

その他

・普段作業する際は喫茶店に行く

・今日は急ぎで提出するものがあったからここを利用

・このワークスペースは手軽さが良い

・喫茶店にわざわざ入るのはめんどくさかった

・コンセントあるので便利

・椅子があれば尚良い

 

〈20代女性 出版 営業職〉

①仕事の合間

②週に1回あるかないか

③20分(普段は10分)

④メールの返信(仕事)

その他

・カフェに行くほど時間は無い

・今すぐやんないとやばい時しか使わない

 

以上が4人にインタビュー調査を行った結果です。

仕事の合間に、メールの返信などちょっとした仕事をしている方が目立ちました。

また、カフェを探してわざわざ入る程ではない場合、急いで作業しなくてはいけない場合に利用されているようです。

 

集合した16時頃は空いている机が目立ちましたが、16時半から17時半の間はほとんど満席状態でした。

 

 

9月28日から10月12日の活動報告は以上です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

文責:加藤唯(2022年度後藤4年ゼミ生)

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10月6日(木)〜10月12日(水) 3年ゼミ 及川班活動報告

2022-10-12 14:30:00 | 2022年度

後藤ゼミ3年の池頭純平です。

ここ1週間の下高井戸・桜上水物語の映像制作「及川班」の活動報告をさせて頂きます。

私たちの班は下高井戸駅より徒歩1分の呉服店「双葉屋」さんの一角で味噌が売られていることをテーマに映像制作を行っています。

10月8日(金)に早速、双葉屋の店主である旦尾さんにインタビューを行いました。呉服屋の一角で味噌を売ることになった経緯、現在どれくらい売れているか、これからの展望などなど。

また、10月13日(水)に旦尾さんと共に味噌の販売に協力した有志の会の新野さんにもお話を伺うことができました。非常に情熱的かつ街のことを想っている方で、貴重なお話をたくさん聞くことができました。

旦尾さん、新野さんのインタビューの具体的な内容については12月18日(日)に行われるシモタカ・ジョウスイ映像祭のお楽しみということで、ここでは割愛させて頂きます。

その他、映像に必要な素材(店の外観、当時の資料など)の撮影を行いました。

来週については、店舗に実際に味噌を買っている方にもインタビューを行う予定です。

長期的な課題としては、①今まで撮った映像を見返し、再度行うインタビューの質問項目を考える②過去に焦点が当たる話のため、現在はインタビュー中心の映像になっているがここから社会学的な見解をどう組み込んでいくのか といったことがチーム内で挙げられています。

これらの課題をクリアしながら、素晴らしい作品になるよう頑張っていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

文責:池頭純平(2022年度3年ゼミ生)

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