日本大学文理学部社会学科・後藤範章ゼミナールの日誌☆

社会学科後藤ゼミナールの実態とゼミ生の生態が一目で分かるゼミ日誌! しかと見れ!!!

10月26日後期キャプション班 第三次案の報告・検討会 その他(後半)

2011-10-26 21:30:00 | 2011年度
休憩前に個人から投げかけられた疑問・質問に、
一班から順に答えが返ってきます。


説明を加える真剣な一班。

全体的に、推敲が重ねられて少しずつ良くなってきています。

しかし三次案の段階になっても、まだ写真の面白さを出し切れていなかったり、
社会学になっていなかったり、考察が浅かったり、
主観的であったりと、多くの突っ込みが入ります。


先生からのシビアな意見に一生懸命反論する5班の4年生糸井さん。(切実)


来週までに取材許可をもらえなければ写真をボツにするという容赦ない後藤先生。


写真の場所を図で説明する6班の4年峰政君。

今回も議論が終わったのは21時半過ぎとなかなかハードモードです。
本当にお疲れさまでした。
しかし四次案までもう一週間ありません。
皆さん大変ですが追い込みをかけましょう!

文責:新井博子(2011年度4年ゼミ生)
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10月26日 後期キャプション班 第三次案の報告・検討会 その他(前半)

2011-10-26 16:10:00 | 2011年度
本日はキャプション第三次案の報告・検討の日です!
二次案から二週間。あっという間です。
どの班もゼミが始まるギリギリまで、キャプションと格闘していました。

まずは今日の日経です。
三年生の飯田君は、「自転車は車道徹底目指す」という記事を紹介してくれました。
車道を自転車が通るようにということは前から言われていることであり、
罰金制度を設けたりもしているのですが、認知度が低すぎるためなかなか徹底できずにいるそうです。
まだまだ実現にいたるには長い時間が必要そうです。


記事を説明する飯田君。

四年生の泉山さんは、「反TPP派の懐柔躍起」という記事を紹介して下さいました。
TPPのことについてとても勉強になりました。
関税を取り除くことで貿易をしやすくしようというものですが様々な問題もあるようです。
関税がなくなり海外のものが安く入ってくることで農業が潰れてしまうのではないかということもあり、
自給自足が十分にできないなかでTPPに参加するのは危険という考えもあるそうです。
輸出に比重を置いてる企業は賛成しているようですが、難しい問題です。


記事を説明する泉山さん。

次に、日経の今後についてどうするかを話合いました。
当日の日経だと多くの3年生がしっかり読んでいないままになってしまっているため、
前の日の日経にしたほうがいいのではないかということで、
来週から実験的に昨日の日経コーナーにするということになりました。
それで議論が深まらないようでしたら、再び今日の日経に戻そうとのことです。

そしてもっと3年生は3年生同士での対話も深めていかないといけないといけないとのご指摘もうけました。


電車での新聞の読み方を伝授して下さる後藤先生。

最後にそれぞれの班のキャプションを個々で読む時間が与えられ、熱い質問タイムが設けられ、
各班多くの質問を抱えたままゼミ前半は終了しました。


キャプションを真剣に読むゼミの人々。

後半は長い闘いです。頑張っていきましょう!

文責:加藤雅美(2011年度3年ゼミ生)
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10月26日 ゼミ紹介

2011-10-26 12:20:00 | 2011年度
10月25日に後藤ゼミのゼミナール説明会がありました。
後藤ゼミでは学生がゼミナール紹介をおこないます。


昨年度の作品を持っていざ発表へ!!


いよいよ後藤ゼミの出番です。
右から後藤先生、三年生の荒山さん、田中君、田村さんです。
後藤ゼミがどのようなゼミナールなのかをみなさん説明し、
最後の締めの言葉はゼミの合言葉となっている

「私達と一緒に『たのくるしい』時間を過ごしましょう!」

この言葉の真の意味を知りたいあなたはぜひ後藤ゼミへ!!


緊張から解き放たれ笑顔の荒山さんと田村さん
この後、後藤先生と発表者の三人、それと與那覇の計5人で
下高井戸にある「テイスト オブ インディア」へ。


今年は三次案がこの後に発表ということもあり参加者が
少なく、後藤先生もさびしがっていました・・・


ボリューム満点のカレーを目の前に笑顔の田中君。
この後カレーを食べながら今後のゼミ活動をどのようにするかの話し合いが
行われました。
三年生の発言の少なさをどう改善するか?
来年度なにかやりたいことはないか?
などといったことが話されました。

さあこの後はいよいよ三次案の発表です。

文責:與那覇博(2011年度3年ゼミ生)
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10月19日(水)各部会からの報告とその他 授業後半

2011-10-24 17:35:55 | 2011年度
授業後半は文化祭で展示するキャプションを選びました。


たくさんの意見を出し合っていい討論をして作品を選びました。

最後に2年生へ向けてのゼミ紹介の練習をしました。


発表する皆さん頑張ってください。
たくさん出てきた意見を参考してより良い発表をしてください。

文責;小谷野健作(2011年度3年ゼミ生)
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10月19日(水) 日経と各部会報告

2011-10-19 15:00:00 | 2011年度
授業前半はいつもの授業通り、日経新聞の気になる記事の発表です。

今日は初谷君が発表してくれました。


内容はスマートフォン競争。ドコモはau、softbankに対抗できるのかを検証するものでした。


ゼミ生の中でアンケート調査を行った結果、やはりスマートフォンはau,softbankがユーザー率が多いという結果になりました。


モバイルフォンのじだいはdocomoが圧倒的だったのに対し、スマートフォン時代に変わるにつれ、docomoのなにが人々に受けなかったのか、また、なにがsoftbankを強くした要因なのか、各自が考えて結論を出すという方向になりました。

続いて、PLP部会の発表に移り志茂君が報告してくれました。


どの部会もこの時期はやはり忙しくこの一年の最大の山場に差し掛かっています。
ソシオフェスタまで後、1カ月ほどですがみんな気を引き締めて後半も頑張っていきましょう。


ゼミ長の上村君の真剣な表情。

文責;泉山 宗志(2011年度4年ゼミ生)
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10月12日(水) 後期キャプション班 第二次案の報告・検討会、その他 (後半)

2011-10-12 22:30:00 | 2011年度
15分の休憩では熱心にキャプションや資料に目を通すゼミ生が多くいました。
2次案にかける思いが伝わります。


ごまスティックを食べて元気を出す矢野さん。

一方で風邪が流行っているみたいで何人かマスクを付けているゼミ生も。
大事な時期なので体調管理にも気を使っていきたいですね!


風邪でダウンする与那覇君。

そして後半からはOBの甲斐荘さんもいらっしゃいうました。
キャプション会議に拍車がかかります。



議論する後藤先生。


キャプション内容を説明する田中君。

そして議論は進み、全てのキャプションが言及されました。
キャプション会議が終わった時は時計は21時30分を指していました。
5時間以上続けてやってきたこともあり、みなさんとても疲れがたまっているようでした。

次週は部会の報告ということでキャプション会議は1回休み。
しかしもう折り返しに入っているので、26日の3次案まで中だるみぜずに頑張っていきたいですね!

文責:岡野慎治朗(2011年度4年ゼミ生)
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10月12日(水) 後期キャプション班 第二次案の報告・検討会、その他 (前半)

2011-10-12 22:00:00 | 2011年度
本日のゼミは4限からのスタートです。後半のゼミでは、後期キャプション班の二次案の発表・検討会が控えています。皆、前回の発表から少し成長した、キャプションが出来上がっています。

先生からの報告です。四年生で卒論を降りた人は手続きをしてください。

・今日の日経
本日の日経の発表は3年和田、4年荻井です。

荻井さんは、「学校で朝読、本好き育つ」といった記事を選び発表しました。荻井さんはたしかに、本を読むことは、学力を高めることだといっていました。



日経を発表する荻井さん。


意見を述べる矢崎さん

和田さんは、「外食チェーンの利用女性二割、一人で」という記事を選び発表しました。
和田さんの考えは、女性を企業が呼び込むような流れが出来てるのではないかということでした。


日経を発表する和田さん

この記事に対して様々な意見が出されました。日大文理の学生は、一人では学食であまり食べないという現状であるというのが、現代の学生の実態であると言う意見が出されると、それにすぐに飛びついたのは後藤先生でした。



意見に飛びついた後藤先生

意見を出して20分間ぐらい議論が続く。


意見を述べる深瀬さん


意見を述べる矢野さん


意見を述べるゼミ長上村さん


意見を述べる泉山さん

そして、現代の若者の学生は学食で一人では食事をしないということは後藤先生がいうには、とても面白い社会現象であるという。この先の議論は各自やることになりました。最後に後藤先生がこの一人で食事をするという意見に対して言ったことは「はぁーん」でした。この一言で今日の日経は終わりました。

それから、それぞれの班が出したキャプションの朗読タイムが30分間行われました。前半はこれで終了です。後半からは各班のキャプションの二次案の報告・検討会です。


文責:佐藤真大(2011年度3年ゼミ生)

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10月5日 卒業論文 第2回中間発表会(2)

2011-10-05 19:00:00 | 2011年度
5分間の休憩を挟み後半戦スタートです。


気合い十分の3年生 中野さん。

本日2人目の発表者は4年生の深瀬さん。
「大学生の学習意欲と自信について」が研究テーマです。


俳優さんの様にハキハキと熱く発表する4年生の深瀬さん。

このテーマの仮説は、

「偏差値の高い大学の学生と偏差値の低い大学の学生には
自尊心や活動意欲に差ができる。
よって、偏差値の上下に比例して、大学生の学習意欲と自身の度合いも変わる。」

というものでした。

文献調査の結果として、
大学での活動意思を高めるには
教員と学生との距離が近い事が大切であり、
大学の学部の大きさはないとのこと。


調査方法についてアドバイスする4年生 鈴木さん。頼もしい先輩です。

深瀬さんの発表に対し、
後藤先生から、もう答えはでているのではないのか。とのお言葉。

仮説が結論に近いため、研究するのであったら、
日本大学の学生は卒業時に入学時に固定さてたままで
再生産されないのか。という事に目を向けたらどうかと。

日本大学の生徒は、全てにおいて「そこそこ」であり、
4年間の間でも、学力などにおいて大きく伸びる事がなく
卒業する時も「そこそこ」なままである。
なので、自らが行動して、
自分を成長させたいモデルに出会える環境に飛び込んでいかなくてはいけない。
就職活動で、やっと気がついては遅い。とのことでした。


3人目の発表者は4年生の金子さんです。
「安房マネー」を中心としたコミュニティと地域の関係性」が研究テーマです。

「安房マネー」とは、地域通貨で南房総を中心に、
約300世帯が参加するネットワークであり、
LESTという、1982年にカナダのマイケル・リントン氏が
世界に広げた地域通貨の仕組みを用いた、手帳型の物で
物と物、物とサービスの交換手段の決済機能しかもたないものです。


「安房マネーについてゼミ生に説明する4年生の金子さん。

後藤先生からは、
「手間返し」と呼ばれる、「安房マネー」のような事が
かつての日本の農村では行われていたが
なぜ、今「安房マネー」というシステムが必要なのか、とのお言葉。


社会学科の学生として、とても興味深い内容でした。
12月14日の最終発表がたのしみです。


そして、本日のゼミ終了後に、
3年生で、10月26日に行われる2年生向けのゼミ紹介と
桜麗祭(学園祭)で展示するゼミの紹介のポスター制作についての話し合いを行いました。


他の演習から後藤ゼミに入った3年の初谷君、元後藤演習生の3年の與那覇君と中野さん。


今後の後藤ゼミの為に考える3年生の皆さん。

来年、一緒にゼミ活動をする事になる大切な2年生に
後藤ゼミに入りたい!と強く思ってもらいたい。と考えてるため
あまり集合する事のない3年生ですが、熱く話し合う事ができました。

後藤ゼミの良さを伝えるためにも、
来年のゼミをひっぱていくためにも、
3年生は、これからもっと頑張っていかなくてはいけませんね。


来週は、キャプションの二次案発表です。



では、最後は3年生の可愛い女の子たちでお別れです。

文責:矢野世奈(2011年度3年ゼミ生)



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10月5日 卒業論文 第2回中間発表会(1)

2011-10-05 18:00:00 | 2011年度
今週も始まりました!
本日は、卒業論文中間発表会の第2回目です。


いつもの日経に入る前に先生からの配布物が。
人類学者 エマニュエル・トッド氏の「出生率 識字率で先読み」という本日毎日RTに掲載された記事です。
前回のキャプション第1次案は、社会学ではなかったとのこと。
この記事を通して、「自然現象によって因果の関係を見出し、社会の法則性を見つけることの大事さ」を知り、改めて社会科学とは何かと解説して下さいました。

個々に前回のキャプションに様々な思いを抱きつつ、3年生中野さんから日経がスタート。

発表中の中野さん。
取り上げた記事は「海外鉄道支援の新会社」についてです。
「支援」と言っているが、結局自分たちの会社の利益を上げるためのように感じるというものでした。

続いて4年生松本君。
取り上げた記事は「子供の習い事として水泳が上位に浮上」についてです。
松本君はアルバイトの経験から、外で遊ばずにゲーム等家の中で遊ぶ子供が増えている時代のなか、親がそんな子供に体力をつけさせたいとの思いで通わせることが増えていくのではとのことでした。

発表中の松本君。
しかし、この記事の調査元が「花王の”全国一斉ママ友調査”から」ということに疑問を持つべきだとご指摘がありました。
また、記事で書かれている「親の世代がスイミングを習っていたから、子供にも習わせた」のか、とも。
新聞の記事をそのまま真実だと思い込んでしまいやすいですが、
そこに潜む問題が本当にそうなのかという疑問を常に持つことが必要だと感じました。。

そして、本日メインである「卒論中間発表会第2回目」です。

輝くトップバッターは4年生北村優樹さん。
北村さんの研究テーマは「クラシック音楽の演奏会と聴衆に関する社会学的研究」です。

前回の発表の際に読んだ、文化資本の文献によると
・クラシック音楽コンサートを聴きに行く等の芸術文化資本は、女性の教育達成を高める強い効果を持つ
『文化と社会』(1993)によると
・芸術性、教養性が高いとみなされる活動は高学歴者に多い

このように、クラシックを聴く人は女性、高学歴者が多いと述べられているものが多い。

しかし、最近では「のだめカンタービレ」というドラマが有名であるように、メディアでも大きく取り上げられており、多くの人に親しみやすい文化になっているのではないかとのこと。

そこで現在、クラシックコンサートに集う人々はどのような人が多いだろう、クラシック音楽の大衆化の原因は何か、それがどこまで進んでいるかに疑問を抱いたそうです。

北村さんは総務省統計局の集計・文献調査・来場者へのアンケート調査分析などなど多くの調査を行っており、丁寧に私たちに解説して下さいました。

先生からは「構成の見直しと、今回調査対象のひとつである日本大学管弦楽団の定期演奏会の来場者は客が偏っている為、今後SSM調査の必要」とのことでした。

個人的に興味深いテーマなので、今後が楽しみです!

そして2人目の発表に続きます。

文責:荻井沙織(2011年度4年ゼミ生)


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