日本大学文理学部社会学科・後藤範章ゼミナールの日誌☆

社会学科後藤ゼミナールの実態とゼミ生の生態が一目で分かるゼミ日誌! しかと見れ!!!

5月25日4年ゼミ(前半)

2022-05-30 05:37:41 | 2022年度

こんにちは、ゼミ4年の田端兼己です。

今回は5月25日に東京の地下空間の調査として、実際に東京駅周辺の地下を訪れたときのことを報告いたします。

まず、私たちゼミ4年は東京駅丸の内駅前広場に集合しました。

後藤先生と合流したのち、後藤先生から当日の流れや、駅前から見える丸ビル・新丸ビルについての説明をしていただきました。

また、上記の写真には国旗が掲揚されていることがわかる。これは東京駅が天皇の利用する駅であり、天皇の駅だからだそうです。

こちらは東京駅から望むことができる新丸の内ビルの写真です。

かつて、東京駅周辺は皇居を見下ろすことが不敬に当たるとして31メートル以上の建物を建てることを禁止していたそうです。

その名残として、このビルは上下に2分するような形で分かれているとのこと。

また、このような高層ビルが建ったことの理由としては、日本の経済発展により東京が世界都市となったことや、天皇の人間宣言などが大きく影響して高いビルが立ち並ぶことになったそうです。

その後、私たちは行幸地下通路へと向かったのですが、この日はコロナワクチンの接種会場となっていたため、行幸地下通路が封鎖されており、こちらの通路を通ることはできませんでした。

なので、私たちは一旦丸の内ビルに引き返し、そこから地下へと入っていくことにしました。

上記の写真は、実際に丸の内ビルの地下に入り、経路を確認しているところです。

そして、私たちは東京駅一番街へと向かい、その後八重洲方面にも行きました。

この東京駅一番街はスーツ姿の人が多く見られたが、仕事のために訪れている人が利用するというより、店の雰囲気などから旅行客や観光客をターゲットにした店が多い印象がありました。

その後、私たちは一旦地上に上がり、町の案内図から千代田区と中央区の街の違いについて考えました。

千代田区は街区が一つ一つ大きく、大企業が多く集まっており、一方中央区では、街区が細かく区切られており、中小企業が多く集まっているなど、町の案内図だけでも大きな情報を得ることができました。

前半の活動内容は以上となります。

 

最後に、私は乗り換え以外で東京駅に降りたことがなく、今回通った場所はすべて初めて訪れる場所でした。そして、ただ歩いただけでも東京駅周辺の特徴が肌で感じることができるほど有意義な一日になったと感じました。

私は、この後藤ゼミという東京を対象として研究しているゼミに所属しているにもかかわらず、東京にほとんど行ったことないということは、とても勿体ないことだと、今回の活動を通して感じました。なので、今後は積極的に「東京」に出向き、東京についての理解を深めていきたいと感じました。

5月25日の4年ゼミ前半の活動報告は以上となります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

文責: 田端兼己 (2022年度4年ゼミ生)

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5月25日 4年ゼミ(後半)

2022-05-25 17:50:00 | 2022年度

こんにちは。
ゼミ4年の中村圭佑です。

5月25日に行われたゼミの東京駅周辺の街歩き調査(後半)について報告をさせていただきます。

この時間は、
①東京国際フォーラム
②有楽町駅
③東京交通会館
④地下を通り銀座駅
⑤銀座三越方面
⑥Uターンし西銀座駐車場
⑦駐車場を通りリクルートGINZA8丁目ビルにて解散
という流れでした。

ここから順を追って説明していきます。

 


まず訪れたのは東京国際フォーラム。

ここはもともと東京府庁舎跡であり、建物内には江戸城を築いた太田道灌の像がありました。

また、この日は「プレミアムテキスタイルジャパン2023 SS」というイベントの開催日でした。

これは、出展者が高品質なテキスタイルを提案するビジネス商談会で、事前予約制ながら賑わいを見せていました。

(東京都府庁舎跡について説明する後藤先生)

 


その後東京国際フォーラム内部を通って有楽町駅にに向かいました。

そして地下通路を通って東京交通会館へ。

(有楽町駅にて場所の確認をする様子)

 


東京交通会館では、アンテナショップの多さや神戸大学等のオフィスがあるという説明を受けました。

また、タバコのにおいが東京駅などに比べて強く感じることから、喫煙室が古いのではないかという考察がなされました。

(東京交通会館 奥には和歌山県のアンテナショップが見える)

 


その後、地下鉄連絡通路を通って銀座駅方面に向かいました。

その途中、東京駅の地下の特徴を考えました。

東京駅周辺の地下には駅と駅、OIOIや松屋銀座などの商業施設などをつなぐ地下通路があり、

そこは空調があるため雨の日や暑い日でも通ることができます。

このような地下通路は池袋等にもあるのですが、その特徴が一番色濃く出ているのが東京駅周辺のようです。

(銀座駅へ向かう途中 この辺りはきれいで涼しかった印象)



次に、丸ノ内線銀座駅方面から三越銀座方面に向かっていたところ、

東京メトロ創設の父早川徳次像を発見しました。

また、興味深い点として、駅通路内にテーブルと電源が設置されパソコンで作業できるスペースを見つけました。

そこではスーツを着た人がパソコンで作業をしていたり、私服の人がスマートフォンを操作している点が見られ、空間の有効活用がなされていました。

個人的なことで、この辺りは数か月前に何度か通ったことがありますが、通路にあるものを意識したことはありませんでした。

自分にとってただの通り道だったこの場所を、今回いろいろなところを観察しながら歩くことで新たな発見をすることができました。

(丸ノ内線銀座駅から三越銀座方面に向かう通路の途中にある空間で作業をする人々)



三越銀座方面に向かった際、銀座線銀座駅からはすぐに三越に行くことができると知りました。

これによって地上、地下どちらからも客が入ることができるのです。

その後はUターンをし、銀座駅内を通って西銀座駐車場内を通っていきました。

この西銀座駐車場は東京駅周辺の地下を考えてみようというきっかけになった場所です。

その理由として、料金の安さがあります。調べたところ高いところでは30分で1000円以上かかる場所があるみたいですが、ここは30分で310円という値段でした。

また、月極契約も行っており、全日制で80000円となっていました。

駐車場内を見ていると、私が今までに見たことのないような高級車や、カーシェア用の専用駐車場がありました。

(西銀座駐車場前 30分310円の表示も見える)



全長約600mの通路を通ってリクルートGINZA8丁目ビルがある地上に上がり、街歩き終了です。

ここで一人一人が感想を一言ずつ発言し、その後解散となりました。

私が今回街歩きをした感想として、

事前に地図やインターネット上で少し調べていたのですが、実際に歩いてみるのとはやはり違います。

東京交通会館でのタバコのにおいや地下鉄独特のにおい、その時間地下を歩いている人々の様子など、訪れてみないと分からないことがたくさんあります。

それを今回の街歩きで体験することができました。

調べるだけでは限界があるので、今後テーマを決める時には、その場を訪れてそこでいろいろなことに興味関心を抱きながら考えていきたいと思いました。

また、今回の街歩きでは面白いと思ったものを写真に収めることになっていましたが、多くの人は10枚程度しか写真を撮っておらず、私もほとんどゼミブログ用の写真しか撮っていませんでした。

この点についても気を付けていきたいです。

また、後藤先生は街歩きをしている時も歩く速度が速く、終わった時もゼミ生が疲れている人が多かった中あまり疲れていなさそうなのが印象的でした。

(円になって感想を言っている様子)


最後に、このまとめの時に

1.OneDrive上に撮った写真をあげ、振り返りながら成果を共有すること

2.次のゼミで街歩きの時に撮った面白い写真を共有すること

3.街歩きで撮ったもの以外でも面白いと思ったものを見つけた際には、それをゼミで共有すること

ということが決まりました。

 


東京駅周辺の街歩き調査(後半)の報告は以上となります。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

文責:中村圭佑(2022年度4年ゼミ生)

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5月18日 3年ゼミ(前半)

2022-05-18 23:35:00 | 2022年度
こんにちは、ゼミ三年の倪詩意です。

 518日に行われた3年ゼミの前半の内容について報告させていただきます。

今回のゼミでは、下高井戸・桜上水の街歩きを行いました。街歩きは3、4限続きで約3時間をかかりました。 



まず私たちは教室に集合して、それから学校の側門から出発する計画ですが、残念なことに側門は開いていませんでした。私たち下高井戸から出発して、それから桜上水に行きます。

下高井戸の道を歩いていると、後藤先生の説明を通して、普段慣れていて気づかないことがたくさん観察されました。例えば駐車料金の看板でこのエリアの地価の状況がわかりました。洗濯物から家族構造がわかります。下高井戸には小片の多い農地に原因についても検討されました。 



先生の足取りに従って、私たちは下高井戸シネマに行きました。前のゼミで下高井戸シネマの映像を見たことがありましたが、実際に現場に来てもっとリアルな感じがしました。




そして私たちは「ナカガワのナカガワ」というお店まで歩いていきました 。この店は都市圏の人たちに、北海道中川町の観光・イベントの概要を紹介し、産業の振興と雇用の創出、特産品開発・販路開拓・ふるさと納税のきっかけとなる場所を創出することが目的です。文化交流の役割を果たすだけでなく、経済収益を生み出すともできます。宜しければ皆さんぜひ行ってください。



そして私たちはしもたかサブロードを通り抜けて甲川街道まで歩きました。木々が立ち並ぶ街はやっと暑い中涼しさを感じさせてくれました。甲州街道は地理的に下高井戸と桜上水を分断する役割も担っています。信号を渡って、桜上水商店街が目の前にあります。




ゼミの前半はここまで終わります。最後まで読んでいただきありがとうございました。





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5月18日 3年ゼミ(後半)

2022-05-18 15:30:00 | 2022年度

こんにちは、ゼミ3年の小林慈陽です。

5月18日に行われたゼミの後半についてお伝えします。

 

今回のゼミでは、後期に行われる映像制作のために、下高井戸・桜上水の街を歩きました。

ここでは、後半の桜上水の街歩きについてお伝えします。

 

現在、京王線は踏切をなくし交通の便をよくするために線路を高架化する工事を行っています。

桜上水駅もその対象に含まれており、その現場に赴き工事の方にお話しを伺いました。

お話によると、道路と鉄道の連続立体交差を作るための工事だそうです。この工事は10年以上の長い時間をかけて行われる工事だそうです。

桜上水駅では、踏切が一度閉まるとなかなか上がらないこが問題とされ、住民からの要望で自転車も一緒に乗ることが可能なエレベーターが設置されています。

そこに、さらに工事が加わり、踏切がなくなるのであれば相当、便利になることが期待されます。

また前回、前々回の授業で観た先輩方の過去作品に登場していたお店にも足を運びました。

今回は、お店を外から見るだけだったので、実際に店に入ってお店の雰囲気を確かめたり、お店の方のお話を聞いてみたいと思いました。

移動中に、公園をとった際様々な遊具があり、そこで少し休憩を取りながら楽しんでいる姿も見られました。

対面授業ならではの様子で画面の向こうのは違い、温かみがありました。

最後には、大学近くの公園でそれぞれが今日感じたことを発表しました。

しかし、先生からはまだまだつまらない発表と厳しい言葉をいただきました。

これから、より一層精進してまいります。

 

文責:小林慈陽(2022年度3年ゼミ生)

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5月11日 四年ゼミ

2022-05-12 03:20:43 | 2022年度

こんにちは。ゼミ四年の関根楓斗です。

5月11日のゼミ活動の内容ついて報告させて戴きます。

今回のゼミでは、今後行う東京駅周辺の地下空間の探索について話し合いました。

主に東京駅周辺の中でもどこを中心に探索するのか、また探索にあたり事前情報をどのくらい持っているのか。という議題なりました。

東京駅地下周辺は東京メトロ側、三菱側、日本橋側、銀座側と主に分けることができ、地下だけでなく地上も探索することで地下空間について気づける事が多い。

そして東京駅周辺の探索をするのに自分たちの事前情報が不足している事に気づきました。まず三菱、三井など財閥を中心とした江戸時代から街の形成について後藤先生の知識を元に話し合い、東京駅から皇居側の三菱村が薩長の人が中心で興された事、また日本橋に道路元標があり商業の街として栄えていた事など、東京駅周辺だけで多くの情報があり、探索する以前に事前情報が不足していることに気づけた。そこで東京駅について小さくても疑問に持ち、知的好奇心、意欲を出すことで今後のゼミ活動の質を高めることができる。

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5月11日 3年ゼミ

2022-05-11 14:40:03 | 2022年度

こんにちは、後藤ゼミ3年の風間大吾です。

5月11日に行われた3年後藤ゼミの様子をお伝えしたいと思います。

第4回の今回は過去に作られた「下高井戸・桜上水物語」の動画をみてゼミ生、後藤先生と共に意見を交わし合いました。

過去作品は、月見湯温泉に関するものと桜上水5丁目の名前のついた道についての二つの作品を見ました。

月見湯温泉では様々な方法で地域の方々との交流が深められており、その重要性と方法、営業形態などの議論が行われ有意義なものとなっていました。

桜上水5丁目の道についての作品では、住民の地域に対する愛着の必要性や防災面などにおいて道に名前をつけることの大切さについての議論になりました。後藤先生の世田谷地域の地価や家賃の高さについての助言が入り、さらに白熱した議論になりました。

全体では二つの過去作品や後藤先生のお話を組み合わせた議論となりました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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4月27日 4年ゼミ

2022-05-03 00:32:46 | 2022年度

こんにちは、ゼミ4年の國村友里子です。

皆さまゴールデンウィーク中ですが、いかがお過ごしでしょうか?

私は、休みに浮かれすぎてゼミブログ執筆を失念しておりました…。

さて3回目のゼミになりますが、段々とゼミ生達の緊張がほぐれて質の高い議論ができるようになってきていると感じます。

 

今回は3段階に分け議論を進めていきました。

①過去作品の紹介

②皆さんからの新しい案

③チーム分けでの話し合い

上記の3つを順番に紹介していこうかと思います。

 

 

①過去作品の紹介

まず、前回の議論で浮き彫りになったのが、「東京の地下空間」というテーマで書かれた過去作品が多数あったということです。アイデア被りが多く議論が滞ってしまいました。

そのため今回は最初に、「東京の地下空間」に関連がある過去作品を見ていくことになりました。

後藤先生が15点ほど資料にまとめてくださりましたが、その中から印象に残ったものを紹介したいと思います。

・1994年度作品 No.3 都会という家に住む人ーホームレスのマイタウンー

こちらの作品では、都市部地下を寝床としているホームレスの方々に焦点を当てていますが、2022年現在こういった光景はあまり目にしなくなりました。では、このいなくなったホームレス達はどこに行ってしまったのでしょうか?

・2008年度作品 No.1 百貨店への"誘"歩道ー地下通路を介した新宿の一体化と巨大化ー

新宿駅では、地下鉄から地下通路がそのまま百貨店の入り口に繋がることで地上と地下が一体化した作りが多く見られます。こういった地下空間は今もなお拡大し続けており、職場まで地上を介さずたどり着けるといった人たちも少なくありません。

・2010年度作品 No.17 新宿東南口ーいつのまにか進んでいた地上での東南一体化ー

この作品では、東南口から出てきた214人を追跡調査しどこに向かうか調べ上げたそうです。無数に枝分かれする地下空間でこのような調査を行った場合どんな結果がでるのか気になりますね。

・2011年度 No.15 品川駅前の大深度地下駐輪場,2009年度 No.8 東京新聞 サイクルツリー

前回のゼミで、都心部の地下駐輪場事情の案が出ました。しかし既に2つも過去作品が存在しており、10年以上前から存在していたということがわかります。

 

 

②皆さんからの新しい案

・浅草最古の地下街

日本最古の地下街として浅草の地下商店街を調べてみてはどうかという意見が出ました。

しかし、情報が少なく行ってみないと分からない事が多いため、社会学的に掘り下げることが難しいのではないかと考えられます。

・東京駅周辺の巨大地下通路

都心の駅は、別々の駅が地下で繋がってることが多いですが、その中でも一番長いのが大手町から銀座までの地下通路です。

この巨大地下通路周辺には、多くの大企業本社が集まるのみならず、政治的中枢機能が集結している場所でもあります。

まさに、日本の中心と呼べるものでしょう。そして、この地下空間はどのような役割を成しているのか非常に興味深いところです。

 

 

③チーム分けでの話し合い

①②での議論を受け、四つのチームで意見交換をし今年のテーマをどのような題材にするのか大きく3つに分けることができました。

一つ目が、新宿の地下街を過去と現在で比較をするというものです。

二つ目が、渋谷は地下と地上が明確に分かれていないことから、複層的・立体的な土地というところに焦点を当てようという案です。

三つ目が、新たな案に登った東京駅周辺の巨大地下空間・地下街の調査です。

 

この中で、新宿と渋谷に関しては文理学部生がよく使うことから、後藤ゼミの過去作品にも多く取り上げられており、新しさがないといった指摘を受けました。

そのため今年は、東京駅などあまり取り上げない場所をテーマにしてはどうかという提案が出ました。

しかし、ゼミ生の多くは東京駅を普段利用することがない為あまりよく知らないということで、後日東京駅の街歩きの調査を行うことが決まりました。

 

 

次回5/11のゼミは、街歩きに向けて事前準備として、皆んなで情報を持ち寄り意見交換を行います。

アクティブな活動が出来る様になってきてワクワクしますね。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

それでは、皆さまよい休日をお過ごしください。

 

 

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