民主党の代表選も決着がついて、改造内閣が動き出したみたいだけど、今の日本の政治状況を、西郷隆盛はをどうみてるのかな?
幸福の科学の大川隆法先生は、『西郷隆盛 日本人への警告』(幸福の科学出版)で、西郷隆盛の霊自身の言葉(「霊言」)を、次のように伝えておられます。
政党政治そのものが機能していないのだ。その手続き、過程に、エネルギーをほとんど浪費しており、本来の仕事にかかれているとは思えない。
国防上には危機がある。それを知っていて、憲法の論議さえできないような国会は、機能していない。「ある」と思っているものは蜃気楼である。すでに機能はしていない。
永田町に横たわっているのは“巨象の死体”である。そこに政治家などいない。いるのは政治屋であり、利権屋であり、名誉心の塊である。(中略)
おいは、「この国が悪魔に支配されている」と言っているわけではない。ただ、「愚人に支配されている」と言っているのだ。
「その愚かさの代価を払わねばならない」ということだ。
今の民主党政権は、去年の夏に、あれだけの支持率を集めて取った政権であろう。ところが、半年もたたぬうちに非難の嵐になっている。その非難の内容は、選挙前にすでに分かっていたことばかりである。
それを何と感じる。おかしいと思わぬか。新たに発覚したことでもって、世論が騒ぎ、内閣の支持率が下がっているなら、当たり前のことであろうが、選挙前から分かっていることに関して、今、世論が騒いで、支持率が下がっている。
この国の国民は政治を「パンとサーカス」だと思っておるのだ。見世物にしておるのだ。闘牛のように思っておるのだ。国民にも反省を迫らねばなるまい。
国民主権も結構、民主主義も結構。されど、「自分たちが愚かであるならば、その責めは自分たちに戻ってくるものだ」ということを悟ってもらわねばならないのだ。
各自に投票権を与えるところまで、この国を進めるのに、どれだけ先人たちの血が流れたかを知っているのか。どれだけの苦労をしてつくり上げてきたかを知っておるのか。
その尊い権利を、まるで、サーカスでも見るような気持ちで使っているのだ。
そして、それに対して正論を通せるだけの政治的指導者がいない。人々に権利を解放したがゆえに、また、安定的なる指導者も生まれにくくなっている。
今の政治家に求められているのは、大衆迎合であり、パフォーマンスとかいわれるものだ。それを見せられる者だけが人気を維持できる。
「まこと愚かな国民である」と言わざるをえない。
大事なことを真剣に協議することもできない。情けない。この国民は反省しなくてはならない。深く反省をしなければならないと私は思う。
(24~30ページ)
この霊言は、本年の2月、まだ参院選が行なわれる前、鳩山民主党政権の支持率が急降下している時点で収録されたものでした。
今日の時点では、菅首相の改造内閣が発足して、一見、支持率が回復しているように見えますが、でも、民主党政権の本質そのものは何も変わっていません。この西郷さんのお言葉は、またすぐにあてはまることになっていくんじゃないかって思えます。
・・・それにしても、まことに、厳しいお言葉の連続です。
ただ、天上界の西郷さんは、この霊言集で、自らの過去世が、日本の国造りの神々の一人であったことをも明かしてくれています。
この言葉の数々を、私たち日本人は厳父の愛としてしっかりと受け止め、この国の政治をほんとにどうしていくべきなのかを、もう一度、深く深く、考え直す必要があるんじゃないでしょうか?
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『西郷隆盛 日本人への警告』
大川隆法著
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