ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(岩崎夏海著、ダイヤモンド社刊)という本、「もしドラ」とか言って、ものすごいベストセラーになってるんですって? こういう小説仕立てもいいんだけど、でも、ドラッカー本人が、日本の若い世代に、「現代の兵法」としてのマネジメントを説いたとしたら、どういう話をしてくれるのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、最新刊の『ザ・ネクスト・フロンティア―公開霊言ドラッカー&アダム・スミス』(幸福の科学出版)で、まさにこの問題について、ドラッカー本人の霊の言葉(「霊言」)を、次のように伝えておられます。

 うん。まあ、「もしドラ」ということで、「ドラッカーのマネジメントを入れたら、みな、全国優勝できる」というのであれば、全国優勝できる学校が三千校ぐらい出たり、一万校ぐらい出たりするかもしれない(会場笑)。まあ、そうはなりませんけれどもね。ただ、現状よりもよい成果をあげることは可能だと思うのです。
 私が一貫して言っていることは、「天才はいるけれども、量産はできないのだ」ということです。
 だから、天才に頼った経営は、あまりしてはいけない。秀才、ないしは一定レベルの能力を持った人、技術や知識を持った人は、ある程度つくれますので、そういう人たちでやっていけるような「チーム型経営」を上手にしていかなければなりません。
 野球でいえば、九回まで一人で投げ切れる投手は偉いと思います。しかし、それは高校野球などではありえても、プロ野球ではほとんどありません。そういう人は長くもたないし、たいてい肩を壊してしまいますからね。まあ、優れた人が先発でも、五回とか七回とかで終わりです。そのあと、中継ぎがあって、最後、ストッパーが出てきます。
 最後の最後である九回のツーアウトから出てくる投手もいます。九回ツーアウトから三球だけ投げるために出てくるような人だっているわけです。(中略)いい球を三球投げるぐらいの人はいるわけだし、あるいは、中継ぎとして、一回か二回だけもたせるぐらいの素質の人はたくさんいるわけなんですよ。
 だから、高校野球等でベスト8に入るぐらいの投手であれば、プロとして超一流までは行けなくても、一イニングや二イニングぐらいは投げられるようになります。もちろん、全国優勝するような投手のなかには、プロになっても先発で投げ切るような天才型もたまにいます。
 しかし、そればかりを求めてはいけないのです。「それぞれの役割に合わせて、上手な使い方をしていくことがマネジメントなのだ」ということですね。
 そういう意味で、特に大事なことは、その人のいちばん使える長所のところに光を当てていくことです。「この人のいちばんの強みは何か」ということで、人の組み合わせをつくっていかなければなりません。弱点ばかりを見ているような人や、波風が立つことばかりを恐れている人は駄目です。「人を長所で使っていくことが大事だ」ということですね。(中略)
 やはり、最大の長所を使うことが、その人にいちばん合った使い方なのです。それは、「長所を使わせないようにする、マネジメントあるいは組織の動きというものがあるならば、考え方を変えるべきだ」ということですね。
 そのためには、みな、宗教的な勉強をして、努力して嫉妬心のコントロールをしなければいけません。また、成功していく人に対する祝福の思いを持つための努力をすることも大事だと思いますね。(中略)
 「全般的に、平均してみれば平凡な能力でも、何かで光っているところがある人は使う」ということを徹底したほうが総合力は上がりますね。
(117~122ページ)

量産はできない天才に頼った経営でなく、秀才ないしは一定レベルの能力を持った人たちでやっていける「チーム型経営」をしなければならない。

それぞれの役割に合わせて、上手な使い方をしていくことがマネジメントであり、人を長所で使っていくことが大事である。

そのためには、みなが努力して嫉妬心のコントロールをすること。また、成功していく人に対する祝福の思いを持つ努力をすることも大切である──。

うーん、こういう形でエッセンスだけまとめてしまうと、ドラッカー教授が、せっかく若い人向けに、野球のたとえを使って分かりやすく説いてくださった味わいの部分が、どこかにふっ飛んでしまうようです。

でも、あのドラッカー教授が、いま霊界から、こんな講義をしてくださっているという事実。この奇跡の事実を、改めて強調しておきたいと思います!



『ザ・ネクスト・フロンティア』

大川隆法著


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