今日のひとネタ

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勝手にしやがれのピアノ

2016年10月24日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 「勝手にしやがれ」とはジュリーのヒット曲ですが、発売中の週刊現代にこの曲に関する座談会記事がありました。特に編曲の船山基紀さんが参加してたので、アレンジの話を読めたのが収穫でした。

 あの印象的なイントロのピアノは羽田健太郎さんだそうです。が、あのフレーズを考えたのは作曲の大野克夫さんだとか。船山さんのアレンジしたジュリーの曲で、大野さんがデモテープでイントロまで作ってたのは結構あるそうです。ジュリーというと歌番組では井上尭之バンドが演奏してましたが、井上氏のインタビュー記事によるとレコードでバンドが演奏したのは本当に初期のごく一部の曲だそうですし。「危険なふたり」などは、ギターが松木恒秀さんだというのは、井上氏本人がテレビで語ってました。

 で、羽田健太郎さんですが当時はスタジオミュージシャンとしていろんな曲に参加してたようですね。特に「勝手にしやがれ」と同じ時期の船山基紀さんのアレンジの曲は羽田さんではないかと思われます。例えば、金井夕子さんの「パステルラブ」とか、渡辺真知子さんの「迷い道」とか、どちらもピアノが印象的ですし。

 私は羽田健太郎さんの名前を初めて知ったのはアリスのライブアルバム「エンドレスロード」でしたが、あれはギターが矢島賢さんだったりして豪華なミュージシャンに囲まれてました。レコードしか持ってないのでCD探そうかなぁ…。

 と、話がすっかりそれましたが、昭和歌謡に関しては「イントロがどういうフレーズか」というのもありますが「誰が弾くか」ということで味が出るのも醍醐味かと。そこが打ち込みとは違いますね。う~む。