今日のひとネタ

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女子バレーの今後に注目

2013年01月14日 | TV番組レビュー

 たまたまBSで「金メダルへの道 ~挑み続ける日本女子バレー~ 」というのを見ました。番組内容はこちらにありますが、木村沙織、中田久美、宮下遥の三人が中心でした。木村選手は海外での活躍の様子がありましたが、眞鍋監督によると「日本のセッターはレベルが高いので打ちやすいところにトスが来るが海外では流れて来たりする。」ということで、まだ日本での活躍ほどには目立ててないのでしょうか? ただし「だからこそ、そこでも自分で決められるようになって欲しい。」とのこと。なにしろ、全日本のセッターといえばずっと竹下選手でしたしね。


 中田さんは現在久光製薬スプリングスの監督になったそうですが、久光製薬といえば全日本の新鍋選手、岩坂選手でお馴染み。番組では試合の時の新鍋選手の様子にもスポットが当たってました。彼女はロンドン五輪後は体調不良でイマイチ活躍できてないのだとか。中田さんは結構な熱血指導者のようで、先行された試合では合間にかなりハッパをかけている様子。それと注目は、全日本でもアタッカーとして活躍した狩野舞子選手をセッターに転向させたこと。狩野選手と言えば186cmだそうで、日本人選手としてはかなりの大型。どんなセッターになるのか、果たして成功できるのかを注目したいところです。あとは中田監督がチームの要として紹介してたのがリベロの座安琴希選手。元々セッターだったそうで、レシーブ力はもとよりそのジャンピングトスが大きな戦力になってるようです。あとはムードメーカーでもあるようですしね。この選手が今後全日本でも活躍すると面白いかも。まだ若いですし。


 最後の宮下選手は私は全然知りませんでした。女子バレー・プレミアリーグの岡山シーガルズに所属するセッターだそうです。こちらはさらに若くて現役女子高生ですが、なんと中学生の頃に今のチームにスカウトされたのだとか。監督のコメントでは「若いくせに生意気なくらい落ち着いてて…」だそうで、なかなか興味深い選手です。ここの監督もセッターだったのでかなり綿密に指導してるようですが、このチームには元全日本メンバーだった栗原恵選手も移籍してきたので宮下選手の成長にも一役かっているようです。


 前からバレーボールの試合は生で見たいと思ってたのですが、こうやって注目選手を紹介されるとオリンピックとか国際試合でなくとも興味が湧いてきますね。なにしろ竹下選手の引退後はセッターがどうなるのかってのが注目ですから。スポーツ番組としては今後注目すべき選手を発掘してきて紹介するのはファンの裾野を広げる意味では大変重要と考える次第です。ボクシングにみられた亀田兄弟みたいな無茶な話題作りじゃなくて、世界に向けて地道に努力している才能ある人を早くから知らせて貰うのがいいです。


 ということで俄然Vリーグに関心出てきました。どうせ見るなら久光対岡山かなぁ。