今日のひとネタ

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ドラマ「ジウ 警視庁特殊班操作係」

2011年08月06日 | ドラマレビュー

 テレビ朝日で先週から始まりました。番組サイトのイントロダクションによると<ベストセラー作家・誉田哲也氏による傑作警察小説が黒木メイサ×多部未華子のダブル主演で待望のドラマ化! 相反するふたりの女性刑事が謎の殺人者・ジウを追い詰めていく…>というもの。初回は見てなかったので昨日初めて見ました。


 私が原作を読んだのは2年前。文庫の第1巻を読んだ感想をブログに書いてましたが、それによると<この話もこの作者もまったく知りませんでした。が、すごく面白かったです。これを読んだ人は「門倉か伊崎か?」というのを論争するでしょうが、私は伊崎派。なかなかキャラクターが立ってるのでシリーズ続編も楽しみです。4月の私のベスト1はこれ。>でした。第1巻はジウがちゃんと出てこないところがミソでした。この先どうなるかとワクワクものです。


 これを映像化すれば面白いだろうとは思ったもののキャストが大変だろうと思ってたわけです。原作読んだ人はわかるでしょうが、門倉はほんわか系の女優であればいいわけで、長澤まさみでも綾瀬はるかでも蒼井優でも石原さとみでもそれなりになるでしょうと。が、伊崎はできる人がいないだろうと思ってました。私のイメージではしいて言えば真木よう子だったのですが、他のドラマで刑事役やってたんですね。それじゃ使いにくかろうと。


 で、今回は門倉が多部未華子、伊崎が黒木メイサでした。多部未華子はすごく意外だったのですが一応ありかなぁという感じ。黒木メイサの方は「そうか、その手があったか」という感じで結構いけてます。ただし「今後どうすんだ?」「原作通りに進むのか?」「テレビでやれるのか?」というのが気になるところ。


 なお、ドラマの感想としては「まぁ面白くないことはない」という程度。(←偉そう) ちなみに原作の1巻を読んだ感想は上記の通りですが、全部読んだ後は<Ⅰがとにかく面白かったので期待しながら読みました。結果としてⅡで「ん?」と思い、Ⅲで「あらあら、これは」と思ってしまいました。私に本を貸してくれた人もほぼ同様の感想だったので、同じように思った人もいるかもしれませんね。ちょっと説得力がなさすぎというか、話が妙な方向に大きくなりすぎというか。>でした。…あ、言っちゃった。