今日のひとネタ

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これはあかんやろ その2>ドラマ「ハンマーセッション」

2010年07月14日 | ドラマレビュー

 先週土曜からTBSの新ドラマ「ハンマーセッション」というのが始まりました。ハンマーセッションとは、番組HPによると<メキシコ系ギャングが使っている俗語で、新入りがやってきた時に「しきたりや掟を脳天に叩き込んで教える>という意味だそうです。

 設定としては<天才詐欺師が護送車から逃亡、逃げ込んだ学校で教師になりすまし、詐欺師のテクニックを駆使した“衝撃的授業=ハンマーセッション”で問題のある生徒たちの根性を叩きなおしていく…。>というあほらしいというか、全身の毛穴から尿が噴出しそうというか、そういう内容。

 それはそれとして、まず「あかんやろ」と思ったのが主演俳優。速水もこみちなんですが、台詞回しがまったくダメ。同じく教師役の比嘉愛未もイマイチなもので、二人の会話はハッキリ言って学芸会レベル。

 もう一人主役扱いで志田未来も出てるのですが、ちょっとミスキャストかなぁ。彼女自体は頑張ってるように思いますが「役に合わない!」という感想。彼女をドラマに出すのは大賛成ですが、もっと役柄を考えて起用してもらいたいと思う次第です。

 一番「あかんやろ」と思ったのが初回のオチ。天才詐欺師と言いつつ、使ったネタは腹に血糊を仕込んで刺されたふりをするだけってのはいかがなものでしょう? 大体は初回くらいは「おおっ!」というネタを使って段々グレードダウンするものですが、最初からこれではいけません。

 こんだけボロカスに言うくらいなら見なきゃいいのにと言われそうですが、実は我らがアイドル濱田マリさんが出てるんです。ただし役柄が<光学園教頭。独身。女性で東大卒であることを鼻にかけている。今まで結婚できなかったのは、自分が優秀過ぎたせいだと信じている。若い女性教師には厳しく、若い男性教師には甘い。最初は蜂須賀にも親切にしようとするが、愛想がなく生意気な態度に腹を立て、目の敵にするようになる。>だそうで、出番が少ない上にグッと来る場面がなくてガッカリ。

 ということで、私は次回から見ません。原作は劇画だそうですが、ドラマ化されるということは人気あるのでしょうか? もしかして原作はすごく面白かったり…。あるいは「ああ、主演が福山だったらもうちょっと面白いかも」とか思ってしまいました。ご覧になった方はどんな感想でしょうか。