今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

裏からドスコイ

2010年01月24日 | スペクトラム(ブラスロックバンド)

 昨日はReSPECTの新年一発目のリハでした。私としては新機材を導入しましていよいよお試しです。スタジオでもライブでもJC-120を使うことが多いのですが、どうもライブの時のウンチャカが好みの音にならないのが悩み。

 なので、このボードのプリアンプ機能を使いアンプへの入力は表ではなく裏側のリターン端子に接続するという試みです。何が違うかというと、こうやるとJC側ではプリアンプをスルーしてパワーアンプのみ使用することになり、JC特有のキャリキャリ感を回避できるのではないかと。

 果たして結果はというと、改善の余地はあるもののなんとか使えそうな気がしました。まずはZoomのボードの方ですが、ほとんどノイズが気にならなかったのでS/Nは相当いいのでしょう。また、アンプセレクト機能というのがあってJCがあらかじめ選べるようになってるんですね。(まぁこれが本当にいいのかどうかはわかりませんが。) 

 JCの方はというと初めて裏から失礼しましたが、ちょっとモコっとした音のような気もします。が、あの妙な周波数帯域が持ち上がってるようなキャリキャリ感はなくなりました。特に「夜明け」のイントロを弾いたときなどは結構気持ちよかったです。ただ、ウンチャカの方は音作りに改善の必要があって、どうも切れがでませんでした。もうちょっとトーンを上げた方がよかったようですが、初日なのでZoomのトーンがどこにあるのかわからなくて(笑)

 これについてJCに裏から入力した場合は表側のコントロールは一切効かなくなるので、ボリュームもトーンもリバーブも全部Zoom側での処理になります。これはこれで面倒といえばそんな気もしますが、両方あれこれやるよりはZoom側のセッティングに慣れれば大丈夫なわけで実用的なのかも。

 いずれにしても、うちの場合は人数が多いのとそれぞれのメンバーの事情(?)で、かなり音のでかいバンドなのですが、昨日はそれほどボリュームを上げなくても割と音の抜けはよかったように思います。G7.1utの「真空管搭載で音の抜けがよい」というのは本当かもしれません。

 好みとしては真空管のアンプ(一番すきなのがブギーでマーシャルもOK。フェンダーはちょっと苦手でVOXがペケ)なので、「それならいっそ真空管のアンプ使えば?」という声もあるでしょうがどこのスタジオにもライブハウスにも必ず置いてあって一番安定してるのがJC-120なので、まずはそれで極められればと思った次第。なんにしてもこのバンドではカッティングがほとんどなので、クリーントーンがうまく出せるようにしなければならんのです。とはいえ、実際はちょっとクランチ気味の方が切れも出るし音もまとまりやすいのでJCでやるとなると、外付けプリアンプで音作りができればうまくいくように思ってるのですが。

 そんなこんなのリハでしたが、リスペクター4号はいきなり5弦ベースになって前年比25%程音がでかくなってたり(?)、全員でぼちぼち歌も真剣にと思ってたら非常に苦労してあんまり曲をこなせなかったりもしました。まぁ新たなチャレンジというのは苦労も多いですが目標ができて楽しいものでもあります。次回からは課題曲が増えてあれもこれもそれもという声がありますが完成するのはいつになるやら。

 リハ終了後は全員参加で新年会。あれこれ語り合って楽しかったのですが驚いたのはリスペクター1号。「カックラキン大放送の再放送見てたら秋ひとみが出てた」と言ったら「あー秋ひとみね。可愛かったんだよね。昔は仲良しだったんだけど。」ですと(笑) う~む、侮れん。