今日のひとネタ

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別に見たかないけど

2008年03月23日 | キャンディーズ・伊藤蘭
 週刊新潮の記事で「『キャンディーズ』解散30年の『再結成』を阻む壁」というのがありました。再結成しないことについて「金銭的に三人とも恵まれてるのでその必然性がない」というのが主旨だったように記憶してます。(今回はつまらんので立ち読みだけ)

 別にそんなことは真実かどうかわからんのでほっとけばいいのですが、どうにも看過できない記述がありました。ピンクレディーの再結成について触れ「1曲終わるごとに酸素ボンベで吸入しながらステージを…」というようなことを書き、キャンディーズのメンバーも既に50代であるとして「今更彼女らがミニスカートで歌い踊る姿を見たいと思うのは熱狂的なキャンディーズファンだけだろう」ともしていました。(正確な表現ではありませんが文脈はこういうの)

 私もキャンディーズファンの端くれでありますのでこんな話は許せません。彼女達の普段のコンサートはもとよりあのファイナルカーニバルのパフォーマンス(質・量とも)を考えると、現在の彼女達が同じことをやるのを見たいとは思わないし、そもそも出来るわけないじゃないのと思う次第です。

 当時のステージは練って練り上げたものであると同時に、あの頃の彼女達の声、歌唱力、スタイル、体力、キャラクターなどがあってこそのものだったというのは、間近でステージを見たファンが一番知ってると思うのですよ。

 なので、「三人が集まって当時のヒット曲をミニスカートで歌えば、それでキャンディーズの歌でござい」と考えている週刊新潮の浅はかさを笑うべし。もっとも上記のことはある芸能評論家(名称失念)のコメントとして紹介されていたわけですが、それをそのまま載せたことについては週刊新潮に非があるのは明白。

 では、ファンの立場で三人が集まるのを見たくないかというとハッキリ言って「見たい」です。歌ったり踊ったりするのはなくていいのですが、当時の作品やステージについての思い出や解説を聞いてみたいです。たとえば「この曲はこういう雰囲気の中から生まれた」「これはこういう作品に仕上がっているが実は私たちはこういう風にしたかった」「この曲のこういうところが気に入っている」などの話を聞くと、彼女らの作品に対する愛着がより一層深まろうというもの。

 そして、現在女優となった伊藤蘭さんがキャンディーズのランちゃんであり、田中好子さんがスーちゃんであるということを確認できればそれで幸せなのです。(当時の活動が現在の女優業にどういう影響をもたらしているかとか、その辺の事ですが)

 まぁこの辺りはファンじゃないとわからないでしょうね。ちなみにキャンディーズのアルバムでは「10000人カーニバルVol.2」というライブが最高です。スタジオ録音のはどれも一長一短という感じなので。