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のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

シカゴ/2002年アメリカ

2012年04月19日 21時56分04秒 | 映画鑑賞
■シカゴ/2002年アメリカ
■ストーリ
シカゴのナイトクラブ・ショーのスターであるヴェルマ・ケリーのようなダンサーになることを夢見る人妻のロキシー・ハート(レニー・ゼルウィガー)は、「芸能界とのコネを持つ」と嘘をついた家具のセールスマンを、夫のエイモス・ハートが仕事で留守にしている自宅に連れ込んで情事に耽るが、情事の後に「芸能界のコネの話はロキシーと寝るための嘘だ」とばらして冷たく突き放したセールスマンに激昂し、護身用の銃で射殺した。
留置場へ送られた彼女はそこで憧れのスター、ヴェルマ・ケリー(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)と遭遇。実はヴェルマはコンビを組んでいた実の妹を殺して捕まり、伝説のヤリ手弁護士ビリー・フリン(リチャード・ギア)を雇って弁護して貰っていたのだ。

■感想 ☆☆*
ミュージカル大好きな私ですが、この映画はいただけませんでした。
いくらなんでもブラックすぎるよ。私の中で「ミュージカル=夢・希望」なのに。
「有名になりたい」「スターになりたい」「注目されたい」
そう願ってやまないロキシーのことがさっぱり理解できなかったために
ストーリーに感情移入できず、そのままエンディングを迎えてしまいました。
「ダンサーになりたい」とか「歌手として人に認められたい」
という気持ちは分かるのです。認められること、褒められることは気持ちがいいから。
でも、ロキシーからは「なんだっていい。注目されさえすれば。」
という印象を受けました。うーん。

とはいえ、ミュージカルナンバーはどれも見事です。
レニー・ゼルウィガーやキャサリン・ゼタ・ジョーンズが
ここまで動ける人、かっこよく踊れる人だとはまったく知りませんでした。
特にレニー・ゼルウィガーは「ブリジット・ジョーンズ」の
愛すべきおでぶちゃんの印象が強すぎて「動けない人」だとばかり・・・。
ラストのふたりのダンスはとにかく圧巻。
ふたりが自分たちの力で未来を切り開こうとする姿がかっこよく描かれていました。
女性は強い。根性が座っている。
開き直った女性に怖いものはないな。
そうしみじみと思った映画でした。


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