のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

きみに読む物語

2005年02月20日 22時26分11秒 | 映画鑑賞
◆ストーリー
ある療養施設で暮らすひとりの女性と、
彼女に物語を聞かせる男性。彼が語るのは、
アメリカ南部の小さな町での熱い恋物語だった。
1940年、ノース・カロライナ州の町。
そこでひと夏を過ごすためにやってきた
良家のひとり娘と、地元の工場で働く青年が
恋に落ちた。彼らは将来を誓い合うが、
若いふたりの交際は周囲に認められることが
なかった。そして第2次世界大戦が勃発。
2人の世界は引き裂かれていく。

◆感想
こんなに人を愛し続けることが
本当にできるかしら?
そう疑わずにはいられないほど
一途な愛を一人の女性に注ぎ続けた男性の物語。

最近、男性不信ののりぞうは
心から癒されました。
「愛」と呼ぶことができるのは
これくらい真剣な想いだけです。
のりぞうもこんな夫婦になりたい。

のりぞうの結婚への理想に
またもや拍車がかかりました。

特に年老いた夫婦二人の場面はすてきです。
主人公から溢れ出る愛情と、それでも勝てない
老いの現実に切ない気持ちにさせられました。

ただ、主人公が読むお話の中の恋愛は
若さがほとばしるかなり熱烈なもので
情熱系の恋愛が苦手なのりぞうには
刺激が強すぎました。

喧嘩も愛情確認も感情の赴くまま
自由奔放にやってのけるヒロインが
年老いて穏やかな顔になっていること。
それこそが彼女の幸せな人生の証なんだろうな。

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