のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

幸せで泣けてくる

2020年02月22日 22時06分21秒 | 子育て生活
本日午前中は、保育参観でした。
今の保育園で最後の保育参観。次の行事はもう卒園式です。
うちの息子さんはようやくようやく保育園に心から慣れて、最近はお迎えに行くと、必ず駐車場でお友達と走り回って遊び、「かえりたくなーい!ぜったい、ぜったい、かえりたくないもん。もっとあそぶもん。」と言い張るようになりました。
どの子とも仲良しさんで、どの子と会ってもきゃー!!と喜んで遊び始める。先生たちからも
「今年のゆり組さんは本当にみんな仲良しねぇ。」
とお墨付きをいただきました。こんなに仲良くなったのに、あともう少しでお別れだなんて。寂しすぎる。と親の方が言い合っています。

そんな保育参観は、どの子もどの子もいつもと違う雰囲気に興奮し、浮足立って大騒ぎ。

プログラムは

・朝のご挨拶のおうた
 →浮足立っているお友達たちを見るのに忙しくて、先生の方を見もせず。

・さるかにがっせんの紙芝居
 →安定の真顔で鑑賞。(うちのお子さん、なぜかものすごく楽しんでいるときほど真顔になる傾向があるんです。)

・ダンス「パプリカ」「アンパンマンのマーチ」
 →まったく踊らず。床にねそべって蛇になっていました。もっともクラスの男の子のほとんどが蛇になってたような・・・。残りの男の子は泣いていて、女の子は恥ずかしがって固まっている子が多く、2、3人だけ、きちんと踊ってくれていました。

・表現あそび「どんな色が好き」
 →男の子たち同士できゃっきゃはしゃいでいるうちに終わりました。

・おやつの時間
 →隣のお部屋で牛乳を飲んでいました。牛乳飲んでいるだけのはずなのに、わいわいきゃいきゃい賑やかでした・・・。みんな大はしゃぎ。

・劇(もどき?)「大きなかぶ」
 →「いぬさんになるのー。」と教えてくれていたし、前日はちゃーんと振り付きでお歌も歌ってくれていました。でも、今日は朝から見せ場なかったからなー。できないかもなー。と諦めていたところ、なんと!「犬さーん!」と呼ばれると
「わわわわわーん!」と大きな返事で登場してくれて、大きなかぶの歌もちゃーんと歌ってくれたのでした。
「おおきーなー かぶをー すぽんとぬこうー♪
 うんとーこどっこい うんとーこしょー」
たったこれだけの短い歌ですが、ちゃんと歌えてお母さんは感無量でした。

・手話ダンスとお歌
 →ものすごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく真剣な顔で、先生の手話ダンスをまねして踊っていました。
完全なる親馬鹿目線ですが、手話ダンスはうちの子がいっちゃん上手だった!
でもって、この手話ダンスの歌がとってもとっても素敵な歌詞で、聞きながら泣きそうになりました。
あまりにいい歌だったので調べたら、「友達になるために」という卒業ソングでした。
道理でね。胸に響いたわけだ。


友だちに なるために 人は 出会うんだよ
どこの どんな人とも きっと わかりあえるさ

友だちに なるために 人は 出会うんだよ
同じような やさしさ 求めあって いるのさ

今まで出会った たくさんの きみと きみと
きみと きみと きみと きみと きみと
これから出会う たくさんの きみと きみと
きみと きみと ともだち


甥っ子と姪っ子もうちの息子さんと同じ乳児保育園に通っていましたが、今はもうこの保育園のことを覚えていないそうです。
ということは、うちの子もきっとあと2、3年後にはここのことを忘れてしまうわけで、こんなに楽しく過ごしているのに、こんなに先生のことも大好きなのに、と親の私の方が本当に胸を締め付けられるような切なさに襲われています。

・運動あそび「トンネルくぐり」「バルーン遊び」
 →みんなみんな笑顔でした。きゃっきゃ笑ってはしゃいで。登園時点では恥ずかしがっていた子も、いつもと違う雰囲気で泣いていた子もみんな笑顔で、私も幸せで幸せでまたもや泣きそうになりました。

実のところ、肝心なところが薄情な私は、人生において「感動して泣く」っていう経験がほとんどないのですが、今日は保育参観の間、幸せすぎてずっとずっと胸がいっぱいでした。
本当によい保育園に恵まれたなぁ。
たくさんたくさんかわいがってもらって、どのお友達とも仲良くはしゃぎあっていたことを、ずっとずっと大切に大切に覚えていてほしいなぁ、とかなわぬ願いを抱いています。

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