のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

タイムマシンがあればねぇ。

2020年02月23日 18時54分00秒 | 日常生活
保育参観の後は、高校時代の友人一家が熊本から遊びに来てくれました。
私より随分早く結婚して、それ以来、お父さんとお母さんのように私を温かく見守ってくれていた友人夫妻でしたが、息子くんがうちの息子のひとつ上と年齢が近いので、家族ぐるみで仲良く遊べる友達一家となりました。

もっともうちの息子さんは申年生まれで動物占いも猿という生粋のお猿さんですが、お友達の息子君は、動物占いは小鹿さん。
小鹿さんと聞くと「やっぱり!似合う!」と思わず手を叩いてしまったぐらい、うちの長男坊とはタイプの違う男の子です。

が、タイプが違いすぎる故なのか、まったく喧嘩することなく穏やかに仲良く遊んでくれました。うちの息子さんは、現在、絶賛、仮面ライダーなどのヒーロー系(怪獣、恐竜含む)ですが、お友達の息子君は車!なんといっても車!外車大好き!クラッシックカー万歳!バイクも好き!という子で、興味を向ける対象がまったく異なっていたことも穏やかに遊べた一因なのかも。
夕方、「そろそろ帰るよー。」と声をかけられた息子君は小さな声で「まだかえりたくない・・・」とお返事して、それを聞いたうちの長男坊が「おとまりしてもいいよ。」って言う、なんとも胸キュンな展開を見せてくれました。
か、かわいい・・・。

我が家でお茶をしながら、しみじみと
「なんかさー、のりちゃんが一人暮らしをしていたときの私たちに、今の私たちの姿を見せてあげたいよね。あの頃の私たちからは想像もつかないような未来に今、いるよね。」
と言われて、本当にそうだなぁ・・・としみじみと思ったのでした。

本当に!
あの頃はあの頃で毎日がとっても楽しかったし、幸せだったし、友人にも恵まれていたので、自分を取り巻く環境にとってもとっても満足していたんだけれど。
それでも、今の私たちはあの頃、自分たちが欲しがっていた未来よりもさらに幸せなところにいるなあと思うのです。
というか、自分が予測できなかった未来のほうにおる。きっとあの頃の私も憧れていたけれど、憧れれば憧れるほど、叶わなかったときのことを思うと怖くて予測すらできなかったほうの未来。
そう考えると、考えれば考えるほど、不思議だなぁ、と思いに浸っていると、友人が
「まさかのりちゃんにちゃんと好きな人ができるなんて、思いもしなかったよね。」
と笑ったのでした。

そこ?!そこから?!
・・・でも。
うん。確かに。
その言葉は、間違いなく友人たちから最も多くかけられた言葉です。
ある友人に至っては「男に、というか、そもそも人に興味ないんだと思ってた。」と言っておった。(そして、あながち間違っていない、と思う自分もいるのです。)
そう思うと、縁って本当に不思議!出会うとき、出会うタイミングで、未来は変わっていくんだろうなぁとしみじみ思うわけで。
間違いなく、夫さんは、高校時代や社会人なりたての頃に出会っていたら、友人にすらならなかったと確信できるぐらい、所属するカテゴリが異なる人なんですが、その夫さんと今、こうやって仲良く暮らしている。本当に本当に不思議!

なんだけど、あの頃、十分に幸せだった私に胸を張って「今はもっと幸せだよ。」と言える未来にいるなぁ、と気付かせてくれた友人家族の来訪でした。(どうぞこれから怒涛の大どんでん返しなんかありませんように。人生、まだまだ長いからなぁ・・・。)

次は夏休みにお泊りで遊ぶ予定。
お酒を持ち込んで、今日よりもっともっと話す気満々です。(これは確定。)

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