■その角を曲がれば/濱野京子
■ストーリ
いろいろなことがある15歳。私たちは私たちのすべてを伝えることも、
知ることもできない。理解することもできない。
本が好きな杏、バドミントン部のエース・樹里、甘えっ子キャラの美香。
クラスでは「仲良し3人組」だけど、ときには、お互いの気持ちが
読めないときもある。受験、恋、家族、友情。三者三様の思いを抱いて
過ごす最後の中学生活。
■感想 ☆☆
驚いた。自分の学生時代を振り返ってみて、彼女たちとの違いに。
私はどちらかというと、あっさりとした友人関係を築くことが多く
自信を持って「親友」と呼べるほど、濃い関係は築けない。
「お互いの生活」があって「それぞれの趣味」があって、
でも気は合うから学校の休み時間は共有して。
だから、トモダチの全てを知りたい、とかトモダチの全てを独占したい、
とか、そういう感情が友人関係でも存在するなんて夢にも思わなかった。
友情というよりは恋愛関係みたいな3人の微妙なバランスは
もの珍しかったけれど、でも、こんなふうな感情を友人に抱いている
女の子って本当にいるのかな?と疑問に思った。
確かに読んでいると「オンナノコ」という印象を受けるけれど
私の周囲を見る限り、女同士の友情はもっとずっと男っぽい。
彼女たちに感じる違和感は年代的な違いのせいなのだろうか。
そういうふうに割り切ることも出来ず、なんだかよくわからない
モヤモヤを抱えてしまった。
■ストーリ
いろいろなことがある15歳。私たちは私たちのすべてを伝えることも、
知ることもできない。理解することもできない。
本が好きな杏、バドミントン部のエース・樹里、甘えっ子キャラの美香。
クラスでは「仲良し3人組」だけど、ときには、お互いの気持ちが
読めないときもある。受験、恋、家族、友情。三者三様の思いを抱いて
過ごす最後の中学生活。
■感想 ☆☆
驚いた。自分の学生時代を振り返ってみて、彼女たちとの違いに。
私はどちらかというと、あっさりとした友人関係を築くことが多く
自信を持って「親友」と呼べるほど、濃い関係は築けない。
「お互いの生活」があって「それぞれの趣味」があって、
でも気は合うから学校の休み時間は共有して。
だから、トモダチの全てを知りたい、とかトモダチの全てを独占したい、
とか、そういう感情が友人関係でも存在するなんて夢にも思わなかった。
友情というよりは恋愛関係みたいな3人の微妙なバランスは
もの珍しかったけれど、でも、こんなふうな感情を友人に抱いている
女の子って本当にいるのかな?と疑問に思った。
確かに読んでいると「オンナノコ」という印象を受けるけれど
私の周囲を見る限り、女同士の友情はもっとずっと男っぽい。
彼女たちに感じる違和感は年代的な違いのせいなのだろうか。
そういうふうに割り切ることも出来ず、なんだかよくわからない
モヤモヤを抱えてしまった。
トラックバックさせていただきました。
いつもトラックバックありがとうございます☆
ちょっと細部を忘れてしまったので
久々に読み返したいかもー。と思いました。
思い出させてくださって、ありがとうございます☆