のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

温室育ち

2012年08月31日 22時41分30秒 | 日常生活
久々に緊張を強いられる(というよりは、そもそも自業自得とも言わないでもない。)
場面が続いているせいなのか、今週火曜から体調を崩してしまいました。
熱が下がらないわー。だるいわー。と言い続けていたところ(傍迷惑)
今朝は腹痛で目が覚めてしまう始末。
この私が!睡眠を妨げられるなんて!
一度、寝てしまったら雷が轟いてたって目が覚めたことないのに!

とはいえ、論文終わってないわ、
今日は絶対にしなきゃいけない作業もあるわで
会社を休めるわけもなく。
お腹痛いよー。と、とほほ気分を抱えながら会社に向かいました。
学んだ!もう絶対に論文だけは後回しにしない!
すぐに取り掛かる!!

・・・学び方が浅すぎる。
会社生活で十分すぎるぐらい色々と失敗を重ねている割に成長の歩幅が小さいのは
失敗しても失敗した分だけ学んでいないからだと思われます。
「1を聞いて10知る」なんて到底無理。
1を聞いて1知るのだって無理だってのに。
1を聞いてようやく0.5程度理解できる。
そういう小さな納得を繰り返して前に進んでるわけです。
そら、歩みが遅いわけだ。

そんなこんなで腹痛を抱えながら、なんとか会社で過ごした1日。
私の論文のできてなさっぷりに、部長のほうが焦ってました。
私の論文のレベルの低さに、部長のほうが不安を募らせてました。
そんな部長を後に残して「午後休ませてください。」なんて言えません。
論文終わってるならともかくとして、終わっていないのです。
「お腹痛い」なんて、確実に仮病だと思われる・・・。
むしろ、私もこの腹痛は、(真性の)仮病のような気がしないでもないのです。
そういえば、小学校で
その当時は大っ嫌いだったぜんざいが給食に出た日
朝から「今日、ぜんざい・・・」と気落ちしていた私は、
気落ちしすぎたあまり、熱を出して早退してしまったっけ。

あれから26年も経過しているのに。
あの頃となんら変わっていない私がここにいます。
嫌なものからすぐに本気で逃げようとする。
本気のときの私の負の気合いは今も変わらずすごいよ、と。

そんなこんなで腹痛にうなっていた本日。
定時後に隣の部署の先輩が話しかけにきてくれました。
「今日、どうしたと?なんかお客さん多くない?やけん、来てみた。」

はて?お客さん?多かったですっけ??
とぼんやり思い返したところ、確かに確かに!と思い至りました。
おなか痛い気持ちが強すぎて全然、気付いてなかったけど
今日はそんな私を心配していろんな人が声掛けてた!

「これ。珍しいお菓子やから。おすそわけ。」
とお土産をくれた目の前の部署の先輩。
部長と打ち合わせている私の姿を見かけて、
「大丈夫?弱ってるよね?」
と面白がるため(だけ)に立ち寄ってくれた元部署の先輩。
私の論文の仕上がりを私以上に心配して
いつも以上に私の席に立ち寄ってくれる上司。
「・・・顔、けわしくない?大丈夫?」と本気で心配してくれた先輩。
そして、そんな私の本日の様子に気付いてくれた後ろの席の先輩。

私の非常に分かりやすいSOSアピールに
こんなにもすぐに気付いてくれる。
非常にありがたい環境で
素直にすくすく(ぬくぬくと甘ったれて)育ちました。
実にありがたいことです。