のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

三丁目の夕日 -2012年夏-

2012年08月12日 22時40分32秒 | 日常生活
お盆前の買い出しのため、近くのショッピングセンターへ向かいました。
入口をはいっていくと、目の前に黒山の人だかり。
なんだ?なんだ?と近寄っていたところ、
人だかりの中央で仮面ライダーフォーゼが地球の平和を守るため
悪者と戦ってくれていました。

フォーゼー!!
あの戦闘スーツはもはや仮面ライダーの定義から大きく外れてるんじゃないの?
あれって、かっこいいの?どうなの?
と、色々と私の中にもやもやしたものはあるものの。
目の前に正義の味方が現れると、そんなもやもやは吹っ飛びました。
かっこいいぜー!フォーゼー!!

とはいえ、私も34になりたての大人の女性。
本日はカモフラージュに最適の甥っ子君は連れておらず
共にやってきたのは仮面ライダーにこれっぽっちも興味のない両親のみ。
その場にとどまることを許されるわけもなく
「ほら、行くよ!」と本来の目的(=買出し)のために急きたてられました。
ふぉーぜー・・・・と未練たらたらで
その場を離れる私を追いかけてきたのはちびっこたちの大歓声。

「がんばれー!」
「ふぉーぜー。まけるなー。」
「がんばってー!!」
必死になりすぎて、金切り声も交っている。
ちびっこたちの本気の歓声です。
仮面ライダーフォーゼへの心からの応援です。


・・・なぁんだ。
「あの時代に比べると今の子は・・・。」とか
「今の子たちは変にませててかわいくない。」とか
そういった意見を聞くこともあるけれど。
そして、確かに昭和のあの頃では考えられないような
「今の子らしさ」っていうのはあるんだけれど。
でも。
なんだ。なんだ。
ちびっこたちの本質は今も昔も変わらない。
ゲームやパソコンが普及して。
2歳のちびっこ(友人の子供)がタブレットPCで絵本を読んだり
2歳のちびっこ(会社の先輩の子供)がスーパーマリオを楽しんだりしているけれど
あんなに必死になって仮面ライダーを応援するちびっこだって山ほどいる。
「がんばれー!」「がんばれー!」と真剣に大声で応援するちびっこたちが
まだまだたくさんいる。今も昔もなんにもかわらない。

いいな。って思いました。
ちびっこたちの「がんばれー!!」っていう真剣な応援の声が。
「負けるなー!」というがむしゃらな応援が。
あのちびっこたちの大歓声にものすごい元気をもらいました。
心の柔らかいところをぎゅっと掴まれて
痛いような苦しいようなあったかいような泣きたいような、
そんな気持ちになりました。

おかえりなさいませ、ご主人さま。

2012年08月12日 22時39分02秒 | 日常生活
お盆のための買出しに出かけようと準備をしていたところ
玄関から「ただいまー!」というちびっこちゃんのあどけない声。
驚いて玄関を覗いたところ、イケメンさんの爽やかパパさんと
すらっとスタイルの良い美人さんのママさん
そしてものすごく人懐っこい笑顔をこちらに向けてくれる
2歳ぐらいのちびっこちゃんの姿。

え?!え?!どなた??
いや、ものすごく爽やか家族で
我が家は大歓迎ですけれど。
でも、我が家もこれから買い物に出掛けるところでタイミングが悪いって言うか
3人の姿にこれっぽっちも心当たりがないっていうか?
え?!どなた?!っていう驚きが今もってさめやらないというか
むしろ、靴脱いで入ってきちゃってるパパさんの人懐っこさに
驚きは増加してきてるっていうか。


そんな娘(=わたし)の姿を横目に、
母上が珍しくこれっぽっちも動揺を見せることなく大人の対応。
こんなこと1年にあるかないかの出来事です。
でも、こんなこともう2度とないとも思う。

「あ。家、間違えてますよー。
 うちじゃないと思いますよー。」
どうやら爽やか家族は、
我が家の上の階を訪れてきた(上の階のご主人の)次男さんご家族だった模様。


・・・上には上がいるもんだなー。
と、思わず嬉しくなりました。
私、まだ訪ねる家を間違えたことはないもんね。
まして、おじいちゃん、おばあちゃんの家を間違えるなんて。
そんなこと一回もしたことないもんね。
と、ほくそ笑みました。(←ショウワル)

おかげで。
思いがけず、「お盆」ムードを楽しみました。
正確には「お盆のおばあちゃん」モードを味わいました。