のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

葉加瀬太郎コンサート「My10Years Your10Years」

2006年11月17日 21時31分03秒 | 音楽鑑賞
お仕事中、取締役から呼び出されました。
どの件について怒られるのか
どきどきしながら近づいていくと

「のりぞうくん。金曜日は暇?
 絶対に定時退社できる?」

と尋ねられました。そんな愚問を・・・。
聞かなくったって分かりそうなもんなのに。

というわけで、
なんとバイオリニスト葉加瀬太郎さんの
舞台チケットを2枚いただけました!
やはり仕事なんてするもんじゃない、と幸せをかみ締めつつ
妹に声をかけ、デートだと断られ
母上に声をかけて、仕事だと断られ、最後にようやく伯母様を確保。
ついでに泊り込んでもらい、天神散策もすることにしました。

そんなこんなで金曜日。
ギリギリセーフで開演時間にすべりこんだ
のりぞうとのりぞう伯母を待ち受けていたのは
前から8列目のVIP席!
葉加瀬さんの顔がはっきり見えるー!!

・・・・正直、始まるまでは
このくらい近くだったら葉加瀬さんじゃなく
前川清さんや平井堅さんを鑑賞してみたい、とか
音楽だったら、別にこんなに近くでなくても、とか
色々失礼なことを考えてました。
いえ、切実に願ってました。

でもでも!始まってからはそんな想いも吹っ飛びました。
こんなに間近で見ることができて
というか、ど迫力の音楽を聴くことができて幸せを満喫。
この近さだと、どの曲もどの曲もすごい迫力です。
音楽の渦に全身が巻き込まれている感覚。
身体全体で音を楽しむことができました。

聴いている音楽や演奏者の感情にすぐシンクロしてしまうのりぞうは
聴きながら楽しくて楽しくて、笑いが止まりませんでした。
ひたすら笑顔、笑顔、笑顔!
そのくらい葉加瀬さんもその他の演奏者の方々も
心から楽しそうに音を奏でていました。全身を音に委ねていました。

特に心に残ったのはチェリスト、柏木広樹さん。
チェロでも観客でもなく、一緒に演奏するメンバの顔を見ては
笑顔で演奏している姿から、彼が今、この場でこのメンバと
演奏できるている幸福を感じている様子が伝わってきて
私まで嬉しくてたまらなくなっちゃいました。
また、チェリストなのに(チェロなんて、あんなに重そうなのに)
全身を使ってリズムの乗る様子がかわいくて、かわいくて。

・・・・最近、どうも多情気味です。
一生懸命な殿方に弱くなってます。