
秋のお彼岸が近ずくとどんなに暑くても必ず炎のように赤くさく 「彼岸花」
季節の到来をどのように知るのでしょうか? 不思議な気が致します。
長く飛び出した おしべ、めしべがと反り返った花弁が美しい花ですが、他に「幽霊花」等とも言われているそうです。
球根は有毒と思っていましたが、凶作の時には食用になったと聞いて、驚きました。
そういえば、関西に旅行した時、田の周りに沢山植えられて、群れて咲いていたのを思い出しました。
こんなものを食べなくてはならない様な時代が、どうか来ません様に・・・・・

八月頃の暑い盛りに咲く 「ナツズイセン」
ピンクの美しい花ですが、やはり彼岸花の仲間です。
やさしい色で心が和みます。
暑い暑い夏を乗り越えて ほっとしましたが、今度はこの領土問題、
日本のこの美しい季節の移り変わりを 静かに見つめながら、穏やかに暮らしたいものと思っています。
誰もが願う平和な世界・・・
いつものあたりまえな日々の暮らしが、どんなに大切であったかと、しみじみと思っております。
通りかかったおばさんに「彼岸花を摘んで家に帰ったら、お父さん、お母さんに怒られるよ!彼岸花は仏様に飾る花じゃないよ!」と言われました。家に帰って両親に話したら「おばさんの言うとおりだから忘れちゃだめだよ。」とのことでした。彼岸花を見るたびに思い出します。
でも、たくさんの彼岸花が一度に咲いているのを見るときれいだなぁと思い、今年ももう彼岸花が咲く時期なんだなぁと思います。
あの、真っ赤に咲く花を見ると頑張ろうと思ってしまいます。
球根に毒があるなんて・・・・・知らなかった。
季節に応じた花が見られることは、当たり前のように思っていましたが、本当はとても有り難い事と感じるようになりました。
この球根はアルカロイドといわれる毒を含んでいますが、調理によっては食べられるとの事、そのため救荒植物として植えられたとのことでした。
人間の知恵には、驚きますね。