山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

立秋に寄せて

2020-08-07 16:36:44 | 日記

七夕や秋を定る夜の始め   松尾芭蕉

今日から暦の上では秋です

心なしか吹く風も涼しく思われます

でも本格的な暑さはむしろこれからかもしれませんね

それでも野に咲く花や庭の花は秋の花です

秋の七草に入ります「おみなえし」です

お盆を待たずに咲き始めました

この花の匂いがよくなくて女郎花と当て字です

そればかりではなくて黄色いから粟のイメージだそうです

この花の白はご存じの「オトコエシ」で男郎花です

これは白米を意味しているそうです

 

やはり秋の七草の「ききょう」 です

そこかしこに秋を感じる花が咲き始めました

桔梗は万票の昔から人気の花です

極楽浄土を願う人の心の花の花と言われていそうです

なるほど良く墓地でみかけます

我が家の墓地も桔梗が群生していてお盆にはとても賑やかです

 

 

秋に咲きます花の中では比較的大きな花「うばゆり」です

芯の部分のみどリがこの花の白さを引き立てていてなかなか美しいのです

種の部分がドライフラワーとして一年程楽しめます

又ほのかに良い香りがです

皆さまfがコロナのために不自由な暮らしを余儀なくされています

変わりない普段の暮らしがいかに有りがたかったと実感させられています

 

雑草の中でひときわ鮮やかな花「ふしぐろせんのう」です

春からの異常気象にじっと耐えて開花しました

ナデシコ科だそうです

どことなにているとおもっていました

因みに花ことばは恋のときめきだそうです

恋人にプレゼントすると良いとのことです そんなイメージの花です

今更知っても仕方ありません     五十年前ならいざ知らずです

 

何時どこから来たのでしょう「なでしこ」が本堂の前の仏さまのわきに

こここそが我が居場所と咲き始めました

秋の七草のしんがりを務める花で美しい日本女性の美称ともなってっています

万葉の昔から人気の花です

久方の雨は降りしく撫子のいや初花に恋しき我が背    大伴家持

可憐な花姿は可愛い子供をなでるように慈しむ花と言うことから

この名になったそうです

ギリシャ神話では最高神ゼウスの花と言われているそうです

優しく秋風に揺れる様に来寺される方が皆さま愛でて帰られます

 

コロナのために窓を開けて接客していますと

満天星の中に行ったり来たりとそれは忙しい親鳥たちです

私達が見ていることも知らずに子育てでけんめいです 

ある日余り静かでしたので覗いてみたらもう巣立っていました

良かった!こんな時代だからこそせめて小鳥くらいは

自由に思いきり外で羽を伸ばしてほしいですね

 

お盆が近付いても我が家から巣立った子供や孫に遭うことが出来ません

不安な日々が続いておりますが先の事はだれにもわかりません

そんな不要不急の事よりも

真っ赤に熟れたトマト、不揃いな野菜たちがテーブルに並んで

目の前に日焼けした健康そうな住職(これが一番大事)が居て

いま目の前には素晴らしい事がいっぱいあるのだ!と思って生きていくしかありません

庭の草が風に揺れて確かに秋と思わせられます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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