アウシュビッツ。
大まかな出来事はみなさんご存じだろう。
自分はテーマを持ってここに来た。
亡くなった多くの人の思いの一つ一つの寄り添うことは不可能だからだ。もちろん鎮魂の祈りは捧げた。
テーマだ。
1、入口の門を見ること。
2、11号棟のコルベ神父が亡くなった部屋を訪ねること。
写真不可の場所が2つある。
女性の刈り取られた髪の毛の部屋。
そして11号棟の地下室だ。
コルベ神父は、死刑を宣告された1人の父親の身代わりと なって(自分は独身で家族がいない…カトリックの司祭は妻帯を許されていない)地下室で亡くなった。
その地下室には最後の写真にあるような教会の祭壇に置かれる復活のろうそく(と思う)があった。