「かんてきごう」は砲弾の命中率や性能を近くで観察するための施設である。
今まで、富山で2件(目玉監的壕、丸山監的壕)、茨城で1件(鉾田監的壕)見たことがある。
この千葉にもあるのか・・・
全国戦争遺跡調査研究隊(ゆきたんくは下っ端隊員である。)の隊長、ナウスラ氏が調査した場所を見に行ったのである。
六方野射橋池ノ上看的基礎 → Map
ちなみに、
目玉監的壕(富山県南砺市文化財指定) 2017.12.26 → Map
目玉監的壕の中。びびる、ゆきたんくの自撮り(笑)
丸山監的壕(富山県南砺市文化財指定) 2018.02.17 → Map
雪で埋まっていて、中には入れなかった。
鉾田監的壕(茨城県鉾田市) 2021.05.15 → Map
これが、千葉市の基礎に乗るとすればイメージできる。
現在鉾田市では「平和を考える教材」として文化財指定を求めている。
しつこいので写真の追加はしないが、千葉県の富津岬にも3つこのような施設がある。監的壕とは目的は違うが、戦争遺跡である。
昔の弾薬庫が公園の遊具(習志野市)になっていたり、この監的壕基礎が砂場になっていたり、知らないところに戦争遺跡はあるものだと思う。
「戦争はだめ」ということを伝えるために、歴史はしっかりと学ぶこと、そしてその環境を整えることが大切だと思う。