さて、コブレンツで2泊した出発の朝。
N氏に提案した。
「この場所から車でで15分ほどの場所にミュールハイム・カーリッヒという原子力発電所跡があるので見に行きたいのですが。」
前年、フランクフルト空港からライン川に沿ったコースでケルンまでアイスに乗った。
その時に車窓から見えた発電所のような建物が気になっていた。
帰国後、ミュールハイム・カーリッヒという原子力発電所ということを知ったこと。
そして、一番近い民家から300mしか離れていないこと。
しかし、1988年に運転を停止しているからその後に家が建ったのかもしれない。
まぁ、そのことは検証していないのであるが、運転がされていないとはいえ、間近に原子力発電所をみる機会なんてそんなにない。
ということでN氏には無理を言ったのである。
すぐ横を幹線道路(B9)やドイツ鉄道(100mしか離れていない)が通っている。
一番近くまで寄った写真 冷却塔まで200m
冷却塔を指さすN氏
次に向かうのはまったく逆方向のベルンカステルクース。
1時間以上もここの見学のために費やしてしまった。
N氏にしてみれば、仕事の予定が狂ってしまった訳である。
ただ、 近く取り壊される予定だと聞いていたので我儘を許してくれたN氏やのりたんと友人に感謝である。