夏休みに再び東北に向かうという。
次男は、ガレキ撤去のボランティアを4月上旬に釜石でやってきた。
今度は、どこに行くのだろうか。
夏休みごろは、どのような状況になっているのだろうか。
そんなことを思う前に頭に3/11当日のことが浮かんできた。
3/11、多くの方が亡くなられたあの日。
ゆきたんくは地震後の様子を確かめるため外回りをしていた。
その時の空の色は忘れない(写真)。
単なる天気の悪い空色ではなかったのである。
3/11、しばらくの間、空を覆った不気味な黒い雲(流山にて)
今思い出すと横風も強かった。
あれだけの広範囲で地面が動いたのである。
上に載っている大気が動かない訳がないだろう。
あれだけの津波が来たのである。
津波の始まり時の速度は時速700km(水深4000mで)を超すという。
もっとも、沿岸に到達した時には時速50kmに速度は落ちてはいるが、想像もつかない大きなエネルギーであることは分かる。
次男の一言で、あの日のことを思い出す。
揺れもすごかったが、空の様子は生まれて初めて見たものだったからだ。
あの時刻に津波は太平洋岸を襲ったのだ。
被害に遭われた方々は本当にお気の毒である。
自然には逆らえないが、世界のどこであろうと再びあのような悲劇に見舞われないことを祈っている。