我が家の猫、「ミー」
ゆきたんくは朝5時30分に起床して、まずはコンピューターの前に座る。
一日の流れ(仕事の段取り)を考えるのに、一番適した場所なのである。
だいたい、コンピューターを立ち上げている間に決まる。
2階の自分の部屋と寝室の間に、子どもたちの部屋がある。
その部屋の引き戸の前で声がする。
「ミィェァー、ミィェァー」
我が家の猫の一人、ミーである。
女房ののりたんの職場の方が中国の方で、帰国しなくてならなくなったけれど連れて帰れないということで我が家の一員になったのである。
子猫の時に来たので、たいそう子どもたちはかわいがった。
次男のつっくんのお気に入りで、最初は「ミニミー」と読んでいたが、現在は中年太り猫にになってしまった。
でも、つっくんのことは好きなのでいつもそばにいる。
つっくんも現在では大学生。
サークル等で忙しくなり、家にいる時間が少なくなった。
ミーも甘えたい、いつ甘えるかで、朝っぱらからとなるわけである。
前述の声でつっくんを起こし、かわいがってもらおうという訳である。
まあ、引き戸をガリガリする前につくっくんが起きてくれれば言うことはない。