秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

路地裏の神さん「諏訪明神」

2009年10月11日 14時14分28秒 | 京都非観光迷所案内
その昔、近江の国に太郎、次郎、三郎という兄弟がおりました。兄たちの姦計に
よって谷底に突き落とされた三郎は地下の国をさ迷い続け、ようやく信濃の国に
戻ることができました。ところが体は蛇体と変わり果て、苦労のあげく帰郷。

妻の信仰の力で人間の姿に戻った三郎の子孫は京に移り住み、「諏訪明神」を祀る
事となりました。(三郎の物語は諏方と、兼家とするものと2系統あるそうです。)

京に住む人で鹿が食べたいと思ったら、この社に参り、一ぜんの箸を賜り、その
箸で食べると災いが無い、といわれるようになったとか。(三郎は猟師でした。)

そんなジビエ好きたちがお参りしていた社ですから、ある程度の規模を想像していた
んですけど・・・。

近くまで行って人に尋ねたら、皆さん「あ~、あそこはちょっと分かりにくいョ」
と言いながら教えてくれました。   ほんまに、分かり難かったデス・・・。

小さな参道の案内板があるって聞いたけど、これは参道というか路地です。


表の写真を撮ろうとしても、ひき(バック)が無いから、これが限界デス



↑境内(とよんでもいいんだろうか?)には蛙の焼き物が数対。これも由縁が
あるそうです。ま、今回はいいやね。

このブログをみて訪ねてみよう、なんて酔狂な人はいないと思うけど、一応参考までに。↓
http://genjin.cool.ne.jp/suwasya/kyouto1.htm