秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

はんなり京うどん「春日井」。

2009年10月27日 13時17分40秒 | グルメなのか?
「蕎麦と俳諧は京の地にあはず、といえり」なんて事言った江戸時代の人もいたけど、
近年、京都の蕎麦屋も頑張ってはります。

でも、美味いウドン屋に出会うと、やっぱり関西(京都を関西という一括りにまとめる
のは抵抗があるけど)はウドン圏なんやなぁ、と認識してしまう今日この頃。

    

そんな再認識をさせてくれる店がこの「春日井」さん。手打ちウドン、といえば
コシのある太めの麺を連想させますが、こちらは細めで柳腰?の京女風の「おうどん」。

(現代においてはんなりした京女が存在するかはこのさい問わずにおきましょう。)

入店したのが1時半。席につくと女将さんが「すんません、ウドンが切れてしもて
新しく打ちますし、お時間いただけますやろか?」と、おっしゃいました。

仕事中の昼食なら、「そうですかぁ、ほならまたきますわ~」というトコだけど、
夕方までコレ、といった用事もないもんだから、打ちたてを待つことにしました。
(コインパーキングに車も入れてしまったことだし・・・。」

アングルが悪いけど、ここで打ってはります。店内に何点か掛けてある版画は
↓「クリフトンカーフ」かな?ソチラ方面は詳しくないから自信ないけど。
  

単品でもよかったんですけど、昨日はセットで注文。私はカレーウドンセット。


ご飯はピカピカで米粒がたってます。まさしく「銀シャリ」。カレーはマイルドで
サラッと系。ウドンは細ウドンで喉越し柔らかです。    

コチラは天麩羅ウドンとオニギリのセット。オニギリの具は明太子と梅。


出汁は上品な薄味。多分名古屋以北の人が食べたら頼り無く感じるかも知れません
が、これが関西風、というか京都のウドン出汁どす。

「次はぶっかけ等の冷たいウドンを食べてみよう」と二人の意見は一致。

店にはガレージが無いから、お客は近所の人が多い様子でしたが、コインパーキング
に駐車しても、また来たい、と思えるお店でした。

「春日井」から少し東にあるこのお店も前から気になってます。何と無く中華蕎麦
↓が美味そうなんですよね。さすがにハシゴする元気はないから、次に期待です。

    
              こんな「路地」も最近では少なくなりました。↑
↓「春日井」の場所等はコチラ
http://local.yahoo.co.jp/detail/spot/48de85b532ffc3f95adffe159d58fd82/