秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

今年の紅白。

2007年12月31日 20時49分11秒 | 着物話
別に観たいワケでは無いんですけど、職業柄、出演者の着物チェックのため、NHK観てます。

いや~中村ミツコさん、楽しませていただきました。

川中みゆきさん、石川県の唄なら「加賀友禅」でしょ、総絞りはないぞ。

しかし上田桃子の振袖、高価だとは思うけど、なんだかなぁ・・。

なんて事を重いつつ今年も更け行く。本年の爺の年越し蕎麦はカレー蕎麦。
華麗なる来年に思いを託して。(加齢ではナイ)
見た目は悪いけど。

ま、昨日のカレー鍋の汁に蕎麦を投入しただけの事です。

来年も(こそ)良い年でありますよ~、皆さん!

四条大宮の「京一」。

2007年12月31日 08時14分15秒 | グルメなのか?
こだわりのラーメンもいいけど、たまには食堂の「中華蕎麦」って食べたくなりません?
あたしゃ、なります。「ラーメン」と「中華蕎麦」の違いはナニか?と問われても
実は良くわからない・・。

見た目だけで言うなら「ケンドー小林」と「キム兄い」の違いくらいか?

前にTVで「ラーメン」と「中華蕎麦」、両方メニューにあるって店を紹介してた
けど、なんと品は同じモノ。

ようするに、お年の方には「中華蕎麦」と書いたほうが注文しやすく、若い人は
「ラーメン」のほうがウケが良い、という理由だけ・・・。

自分なりに思うに、ラーメンの場合「スープ」だけど中華だと「ダシ」って感じですかな。

車で移動がほとんどですから、駐車が不便な四条大宮で昼食を摂る事はめったに
無いけど、たまにバスでここに来ると「京一」の中華そばが食べたくなるんですよね。
               
メニューは豊富にあるんですけど、ほとんどの人は「中華そば」を注文。↓
   
以前は無かった「カレー中華」ってものもあったけど、今回はシンプルな中華。
胡椒イッパイかかってますけど、コレ最初からです。苦手な人は胡椒無しで注文を。

夏場は「中華そば」の後、ソフトクリームを注文する人も多いですね。

ラーメン食べたいんだけど、ちょっと胃に重い、でも蕎麦では少し物足りない、
そんな時にいいんですね、「中華蕎麦」つて。
ナニもそこまでして「麺類」に固執しなくてもいいんですけどね。

来年は食堂の「中華蕎麦」でも巡ってみようか・・・。

正月の準備もOK?

歳末の買出し。

2007年12月30日 11時54分39秒 | 京都商店街巡り
混雑を避けて、朝イチから近所のカナートへ買い物へ。

帰り道、野菜だけはこの店で買い物です。数年前にオジサンたち3人ほどで始めた
お店なんですけど、品によってはスーパーより格安なんですよね。
  

値段もそうなんだけど、こんなの余りスーパーに並ばないぞ、てな品にもお目に
かかれるんですよね。商品スペースを考えるとこんな大根スーパーは仕入れない。
  
そういば、最近「大根足」なんて言葉も聞かなくなったなぁ・・・。160円↑
店の名前は知らないから「オジサン八百屋」ってかってによんでるけど、頑張って
欲しいもんだ。

デ、この巨大大根どーすんだ?

京都非観光迷所案内その28.

2007年12月30日 08時10分55秒 | 京都非観光迷所案内
以前紹介した「西院」の隣駅(阪急)四条大宮。京福(嵐電)の始発駅でもあります。
       
               京都では一番人気のある宝くじ売り場です。↑

高校時代はこの駅を降りて、「ゴーキ美術研究所」に通ってた時期もあったなぁ。
今はそんなコトないと思うけど、当時は随分オンボロな教室でしたね。

あれだけ無心にデッサンした経験は後にも先にもないなぁ。でもそのうち雀荘や
玉突き屋に居る時間が長くなって退所しましたけど・・・。

←全国制覇はこの場所から。
今でこそ、どこを旅していても見かけるようになった「王将」、一号店は四条大宮。


この隣に「京一」という老舗の大衆食堂があるんですけど、それは後編で。

やはり路地マニア。→路地の先に↓
あるのがこのお店。

最近京都でも「立ち飲み」の店が増えたけど、大阪なんかに比べるとやはり少ない
ですね。このお店は昔からある貴重な「立ち飲み」のお店です。

外から見えないうえに階段を登らなければいけないんで、ちょっと躊躇するけど、
店内はいたって和やか、値段も安い!最近行く機会が無いのが寂しい・・・。

山形から京都に初めてやって来た「Aさん」、ここ四条大宮が一番の繁華街だと
思い込んでいたわ、なんて話してたっけ。元気にしてるかなぁ。

今年最後の中華です。

2007年12月29日 08時11分51秒 | グルメなのか?
今年最後なんて、そんなに気合入れて食べに行ったワケでなく、買い物ついでに
「駱駝」で坦々麺、と思いついただけなんですけどね。

  

で、カウンターに座って隣の人の食ってる「お昼のサービス定食」がミョウーに
美味そうに見えまして・・・。

たまには良いか。→
ピリリと辛味の効いた「ナスの肉味噌炒め」。この肉味噌をご飯に乗せてたら
もうタマリマセン、ついご飯を半分お代わりしてしまった・・・。

この「駱駝」、四川ですから、味は辛めだけど、ナニ喰ってもハズレがないんですよね。
と、いってもそんなに色々食べてないけど、間違いナイハズ。

チョーシこいて帰り道、「いち善や」でケーキまでテイクアウトしてしまった。
今年はクリスマスもケーキ口にしてないし、まぁいいか、たまのスイーツも。
上品な甘味の名店。

店内で飲食もOK→

左党のうえに、メタ坊気味ゆえ、ケーキを自腹で買うことなど年に一度あるかないかです。
でも食べるならココしかない、と密かに思っております。嫌味の無い甘味は、日本人
向けのスイーツを探求された結果見出さた味、と言っても過言ではない。
(なんて、日ごろ縁の無い爺が言っても説得力ないですけどね。)
←シュークリームも美味い!

スイーツの「オセチ」も販売されてたけど、ワタクシには一生縁が無いんだろなぁ。

隠密剣士。

2007年12月28日 07時33分34秒 | Weblog
以前、京都放送で「ハリマオ」を放映してるってお話したけど、そのあと、今度は
隠密剣士ときたもんだ。

ストーリーはあまり覚えてないんですけど、大瀬康一氏演じる伊賀の隠密同心と
その配下の霧のトンベエ(牧冬吉氏。)が活躍する時代劇です。

なぜか伊賀=正義、甲賀=悪者という図式で、忍者の衣装も伊賀は白、甲賀は黒、
とお決まりでした。コレは当事モノクロだったから、視聴者に判り易くしてたんでしょうね。

殺陣もさすが大映、迫力あったけど、刃が打ち合う効果音はまだ、竹刀を打ち合う
ようなバシッ、なんて音でしたね。確かTV時代劇で今みたいな効果音になったのは
「三匹の侍」からだったと思います。(これまた懐かしい・・・。)

爺が子供時分はまだ町内会がしっかり機能してました。地蔵盆以外にも年に一度、
日帰りレクレーションがあって、京都近辺に出かけてたもんです。

ある時、保津峡(京都の北西部。今は保津川下りとトロッコ列車で有名)で飯盒炊爨、
(これまた懐かしいお言葉。今で言うバーベキューパーティですナ。)がありました。

なんと、その場所で「隠密剣士」のロケに遭遇したのですわ。

スタッフが川面に石礫を投げ込んで、それをカメラで撮ってたんですけど、のちに
TVで見ると、それは銃弾が水面に打ち込まれるシーンでしたね。

なんだか、自分たちだけが、そのカラクリを知った気がして、ちょっと嬉しかったもんです。

まだ太秦映画村が生まれるう~んと以前のお話でした・・。
こんなモノで遊んでました。→

京都非観光迷所案内その27.

2007年12月27日 07時45分22秒 | 京都非観光迷所案内
八橋誕生の地の「むくの木」。

↓根っこが柵を侵食しております。
  

八橋って、京都人はどれくらい食べてるんだろう?少なくとも爺の周りで好んで
食べてるのはいませんねぇ。

けして不味いからってんでは無くて、土産物のイメージ。爺が口にしないのは
「ニッキ」が子供時分から苦手でして・・・。

ともあれ今年の食品偽造で「八橋」が登場しなくてヨカッタ。

←すぐ側の「熊野神社」
この神社の前に毎日のように、洋品を商う露天が出てます。商売になってるんだろう
かと思うけど、ずっと続いてるって事は固定客があるんだろうなぁ。

ところで昨日久しぶりに自転車に空気入れたんですけど、足踏み式の空気入れ、
踏んでるポーズ、「そんなの関係ねぇ」。そうか、ここからあのギャグが生まれ
たんだ、って「そんなハズねぇ」か・・・。


京都非観光迷所案内その26.

2007年12月26日 12時02分15秒 | 路地と廃屋
ん~若干飲みすぎたかも?昨日は久々に街(四条近辺)に出たもんで・・・。
これも久々、てっさ→

昼間の裏寺通り→

待ち合わせまで少し時間があったんで、昔夜ナ夜ナ徘徊していた裏寺町(うらで
ら)に足を向けてみました。徘徊、といっても目的の店はこの「静」だったんですけどね。
  

二十代の頃はこの「静」か「地球屋」(改装前のコジャレテない頃)がホームグランドでした。
この後、「ヴィヨロン」で角と山盛りピーナツ、が週イチのパターン。

他にも馴染みの店があったけど、消滅しちゃいました。

この「静」、縄暖簾をくぐると時代は60年代にタイムスリップできる貴重な店。
最近行ってないけど、多分中は変わっていないハズ。

壁一面の落書きは昭和39年以来連綿と続いていて、京都で青春を送った学生たち
にとっての記念碑。爺のも残っていると思うけど、ドコに書いたか忘れてしまった。

二階には大きめの座敷もあるけど、大人数で行く事は少なかったから、もっぱら
一階の小座敷を利用してましたね。


この「れんこんや」は裏寺じゃないけど、古いです。大昔「からし蓮根」中毒の
被害が出た時は少し風評被害で客足が落ちたこともあったなぁ・・。
  
                         ほろ酔いで見た木屋町の月。↑

久しぶりに「静」の出汁巻きが食べたくなった・・・・・。

クリスマス・・・。

2007年12月25日 08時40分38秒 | Weblog
考えてみりゃ、今まで生きてきた年数分、クリスマスも体験してるんだナ、当たり前
の事だけど。

一番思いでに残ったクリスマスといえば・・。

フェレンツェ(ローマだったかも)で迎えたイブの夜。といってもワタクシ自身が
ロマンチックな体験をしたわけはないんですけど。

窓辺からふと外を見ると路上に男女の影。

覗き見するつもりはなかったけど、男は軍服姿に見えました。クリスマス休暇だった
んでしょうかね。ただ二人が抱き合ってただけなんだけど、映画のいちシーンを
見てるみたいで、あ~やっぱりクリスマスって欧米の習慣だよな、って納得。

イタリアの古い石造りの街と路上に伸びた二人の影が、今では夢だったのかと
思うくらい、遠い記憶の彼方の話です。
当事購入した絵葉書。

なんだか、ワタクシのブログらしくないぞ。ではもう一つ。

これは福井出身のS君の体験。

近頃では見かけなくなったけど、爺たちの子供時分、アイスクリームケーキなる
ものが発売されました。

S君の父親、さっそくイブの前日、それを買って二人の子が待つ家へ。兄弟の
喜んだこと、喜んだこと。

箱の蓋に付いたアイスを舐めて、翌日のイブを夢見てたんですね。

そしてイブの日、待ちきれず、朝一番に‘冷蔵庫‘を開けたら・・・。

分りますよね、冷凍庫じゃなくて、‘冷蔵庫‘・・・・。

クリスマスが近くなると思い出す、可笑しくも悲しいお話です。
では、皆様、楽しいクリスマスを!!

これが「かすうどん」。

2007年12月24日 12時37分24秒 | グルメなのか?
滋賀県に「かすうどん」の看板を見かけて以来、ずっと頭にひっかかっていた「かす」の二文字。

1.「天かす」の「かす」なのか?
2.油脂の「かす」?
3.ほかすくらい不味いうどん?

多分、2・だろうとは思うけど。川端二条にこれを使用した焼きそばの店があるもんな。

でも確認する機会がなかったんですよね。ところが昨日スーパーでついに発見。
やはり2・が正解。→

この「かす」なるシロモノ、大阪南河内地方では昔から食べられていた家庭料理
らしく、高タンパク、低脂肪、コラーゲンたっぷりの健康食。

牛の小腸を素揚げにしたもんで、大阪ではお好み焼きの隠し味として使用されているらしい。

これがいつの頃からウドンに使われるようになったかは、良くわかんないけど、
大阪ではこの「かすうどん」専門店もあるみたいですね。

↓かなりの脂。ウドン、というよりラーメンスープみたいです。
  

オロシ生姜とネギ(乾燥)が付いてました。味のほうは・・好きずきでしょうな。
大阪らしいウドン、と申し上げておきましょ。

ウドン関係は疎いけど、爺の知る限りでは京都には専門店はなかったと思います。
(多分、受け入れ難いんじゃないかな。)
「関西かすうどん」製造元「豊国ヌードル」ナゼか奈良県大和郡山市。