秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

今年も居ました「ヌートリア」

2011年07月25日 17時03分30秒 | Weblog

 去年は何度か見かけたヌートリアですが、今年に入ってからは一度も
発見できず・・。そういえば去年に比べて水草が今年は少ない気もするし。

と、思っていたら、いましたね「ヌート君」。なんだかニートみたいですナ。

恐らく去年の一家とは別の固体だと思います。先日の台風からきた大雨
で上流から流されてきたのかも知れませんね。

まだ数匹は草むらでヌート、いや違ったニートしているのがいるかも知れま
せん。害獣をみてホッとしてはダメなんだけど、今年も居たのかぁ・・・・。


彼岸と此岸(しがん)

2011年07月24日 10時22分16秒 | Weblog

 仏教用語では彼岸とは悟りを得た境地で、此岸はまだ悟りを
得ていない世界をさすようです。

たんに、この世を此岸、あの世を彼岸という場合もあります。橋の
上からこんな夕空を目にしたら、ああ、私はこれから彼岸に向かって
いるのであるナ、とシミジミ実感していまいますね。

言っときますけど、別にこの世をハカナンデいるわけじゃありませんョ。
若いころはこんな夕暮れの風景を見てもなぁんも感じなかったもんなぁ。

いや、風景自体に目をとめることもなかったと思います。
    

そう考えると、年をとるってのも悪いもんじゃないよなぁ、なんてね。

そういえば彼岸と此岸を結んでいるのは橋であり、能でも現世と幽界
の境界としての役を果たしていますよね。

橋上の彼岸と此岸の真ん中でシバシたたずむオヤジでありました・・・。


印空寺。

2011年07月23日 08時22分11秒 | 京都非観光迷所案内

 この寺の前の道は数え切れないほど通過していますが、一度も拝観
したことはありません。

理由は駐車場が近くに無い、交差点に位置しているため道路に車を停め
辛い、そしてなによりも本堂などが平成に建替えられているためです。

とはいえ歴史は古く、由緒ある寺であります。今回は「京の野仏」光村推古堂
を見て(写真集です)たら、この阿弥陀仏が目にとまりましてナ。
    

本で見るとずいぶん大きく思えたのですが、実際のサイズはそうでもなかった
です。そりゃそうだ、大仏なら道路からでも見えますよね。

この寺は「さざれ山」の麓に位置しています。そう、君が代の歌詞にでてきます
よね。確か他の地区にも「さざれ石」発祥の地があったと思いますけど、まぁそれ
はおいときましょう。

紙をすく技術がさほど普及していなかった時代、イニシエ人たちはこの木の葉
に手紙をしたためていたそうです。葉書という言葉の由縁ですナ。
    

その話は知っていたけど、この木だったんですね。樹齢は300年以上だそうです。

本堂の裏にある墓地も近年整備されたようで、明るい雰囲気(ってのも変か)で
したね。場所的にも開けた場所にあるってのもその理由の一つにあげられるでしょう。

開放的な境内はふるような蝉時雨でしたが、風が吹き渡っていたので、さほど暑さ
は感じなかったですね。
     

場所こちら→「印空寺

 


懐かしのミートスパ。

2011年07月22日 13時44分33秒 | Weblog

 なんども言いますけど、オヤジはやはり「スパゲティ」もしくは「スパゲッチ」。
パスタではナイ。そしてスパゲティといえばナポリタンかミートスパであります。

この2種のスパゲティは唐突にムショウに食べたくなりますナ。

茹で方は当然アルデンテ。以前TVで言ってましたけど、この硬めに茹でるのは
時間に追われる労働者階級のための調理法らしいですね。

時間に追われているかは別にしても、硬めの麺が好きな私の体内にはメンメン
と続く労働者階級の血が流れているんでしょうナ。

これはレトルトのソースですが、玉葱とミンチから作るミートスパもたまに食べたく
なりますね。ちょっとパサパサ感のある食感が懐かしい・・・・。

若いころは、そのミートソースをご飯にかけて、目玉焼きを乗っけたのもよく食べてまし
たね。半熟に焼いた黄身とミートソース、ライスを混ぜたのがミョーに美味かったよなぁ。

昔は食べ物の選択肢も今ほど多くなかったけど、別にそれで充分楽しめた気がします。
いろんな食品があふれている現在と、どちらがシアワセなのかは分かりませんけどね。

 


朝カレー。

2011年07月21日 09時36分10秒 | グルメなのか?

 小学生の頃、遊び疲れて家路につくと路地に入ったとたん、どこからか
漂ってくるカレーの香り。ウチだとええのに、と祈るように引き戸を開けると。

グツグツ煮えているカレー鍋が・・。あれは嬉しかったよなぁ。

夜がカレーだと、あくる朝も必ずカレー。すなわち夜の時点で翌朝の至福
が約束されているわけですナ。

昨夜はルーだけを酒のアテにしたけど、今朝はしっかりカレーライスです。

昔のカレーは一般的にはカレー用の肉なんて販売されていなかったから、
薄切り肉を使っていましたね。

この薄切り肉(ウチではヘラ肉とよんでます)のカレーが最近お気に入りです。
ノスタルジーもあるけど、なんだかコッチのほうが美味く思えるんですよねぇ。

やはり、食べなれないステーキ肉より、すき焼き肉のほうが日本人向きなの
かも知れませんナ。

そのうちカレーに醤油をかけて食べるようになるかも?(ならんと思うけど)

 


原田芳雄と「ブィヨロン」

2011年07月20日 08時57分44秒 | Weblog

 木屋町に「ブィヨロン」(ブはウに‘‘ですけど)という飲み屋があり
ます。(多分今でもあるはず)

隠れ家的な店で、かなり古くから営業しています。私は20代の中頃
一週間に1,2度は友人たちと訪れていました。

そこにジュークボックスが置かれていたんですよね。私は来店のたび
原田芳雄のブルースをリクエストしていました。

ところがその曲名を思い出せない・・・。何年か後にC Dも購入したけ
ど、その曲は入ってなかったし。もしかしたらアルバムには入ってない
のかも知れませんナ。

京一会館で何度も観なおした「竜馬暗殺」、ブィヨロンで聞いたブルース、
またワタクシの昭和が消えてしまった・・・・・・。


月の桂。

2011年07月19日 08時57分46秒 | Weblog

     

一昨日の深夜、店からの帰り道に酔眼にうつった、橋上からの月。

写真がブレていますなぁ・・。カメラを固定してないからしょうがないやね。

中国では月には桂の木が生えていると考えられていて、それが転じて
月そのものを桂とよぶようになったとか。

また、桂男は月に住む仙人、美男を意味するそうです。

桂大橋から「月の桂」を望む「桂男」。(どこに美男がおるねん)

 


稲庭2段活用、

2011年07月18日 09時09分34秒 | グルメなのか?

 今朝は大勢の日本人が早起きしていたんでしょうね。(寝てない人も
いたかも知れませんけど)

素直な性格ではない(よーするにヒネクレモノ)私ですが、ここは素直に
祝福させていただきます。

「○○ジャパン」という呼び方は、正直いって私は抵抗がありました。と、いう
のはなんで日本の代表に個人名をつけているんだ?という疑問が常に
あったのですョ。

でも、「なでしこ」ってのは、ナカナカヨロシイのでは?と思いますナ。

ま、サッカーに関する話題は他の方のブログにお任せするとして・・。

今朝の朝食は稲庭ウドン。私はウドンは讃岐系より断然稲庭派です。
  

メーカーによって味に違いはあるとしても、この細身は私を魅了して
やみませんナ。

まずはツケ麺で。薬味はいつものごとく、私は生姜、相方はワサビ・・・。

そしておつぎはぶっかけで。ん~、この喉ごし、なんてセクシーなんだ。
(また日本語の使い方が間違ってますけど。)

しかし、我ながら呆れるほど麺類食ってますナァ、飽きもせず毎日。

今回の稲庭ウドンの製造元→無限堂


祇園祭りかぁ・・・・・。

2011年07月17日 10時12分53秒 | 着物話

 今年の祇園祭は三連休と重なったもんだから、大勢の人たちが
全国からやって来られるんでしょうね。

↑私はTVでチラッと観ておけば充分。これは牛若丸だそうです。 

相方は今年も祇園催事の仕事が入っているので、店は私の一人
営業です。(一人で充分まかなえるのが悲しいゾ・・・・・)

祇園催事、というのは呉服業界の人間以外には聞きなれない言葉
ですよね。別に知ったところでナンの役にも立たないけど、簡単に
説明しますね。

これは各地の呉服販売店が、京都の問屋さんと提携して、お客様を
祇園祭見学にご招待するイベントです。

ホテルの宿泊費、交通費、食事代もすべてタダ。(経費は店と問屋が
折半しますが、これはケースバイケースです。)

お買い上げいただいたお礼、常に店に貢献してもらっている感謝の
意味もありますが、それだけで高い経費は使えませんよね。

当然、販売会がセットになっています。これはお客様もあるていど
了解済みの部分もあったんですけどね。

「一年に一度のことだし、めったに食べられない京料理も食べさして
貰ったことだし、一つくらいはお付き合いしておきましょうかね」

なんて感じで着物や帯の購入(宝飾などもあります)に至る・・・・。

これが今までのパターンでした。今も続いてはいますが、近頃で
はローン規制の締め付けでかなりしんどい状況になっています。

現金でポン、と支払えるお客様を大勢かかえている店は別として、
分割払いが主になっている店はかなり苦しいですョ、これは。

おそらく、そういった店はもう祇園催事は組めないと思えます。

それでは富裕層(なんだかこの言葉には抵抗を感じますけど)
だけで催事が成り立つのか?

ところが、本当のお金持ちは、ツアー的催事には興味を示さない。

そりゃそうですよね。別にこのクソ暑いときに大勢の人々にもまれ
ながら京都の街なんかうろつきたくないですよね。

それでもまだ、祇園催事で動く金額は半端な数字じゃないと思え
ますが、どうなるのでしょうね、この先・・・・。

昨日はM君が祇園祭の帰りに一人で立ち寄ってくれました。

「ホレ、商売繁盛にコレ飾っておけよ」ってチマキ持ってきてくれ
たけど、コレは厄災よけだってば!

 


メガ盛りカレー

2011年07月16日 10時06分23秒 | グルメなのか?

 相方がまた買ってきましたね、大辛カレー、しかもメガ盛り。私もどこか
の百均で目にしてたんですけどね。
   

若いころならメガ、という単語にココロひかれたと思うけど、さすがにこの
年になると禁断の二文字ですナ。

でもライスまで大盛りにしなけりゃいいんだし、と昨日の昼食はコレ。

大辛と表示されていても、この手のレトルトはワタクシからすれば、ほと
んど小辛のタグイです。舌も頭もおバカです、アタシャ・・・・。

一口食べて、「お!なかなかやるんではないかい?」と思えましたね。
(でもまぁ、私の辛味センサーでは中辛程度ですけどネ)

ルーはサラリとしたタイプだから、小さな皿だとこぼれる恐れアリ、です。

おデブのタレントさんが「デブにとってはカレーは飲み物」、なんて言って
たけど、このルーなら飲みやすい?でしょうナ。

ナゼか赤ウインナーが二本・・・。麺類以外でワタクシが愛してやまぬ
食品の一つであります。

メーカーはハチ食品。日本で始めてカレー粉を製造した会社だそうです。