秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

夕暮れの桂川。

2009年11月30日 16時18分36秒 | Weblog
4月からほとんど毎日のようにこの川を自転車で渡っています。

渡り鳥たちが川面で戯れている姿を自転車を停めてボンヤリ見てると、鳥の世界も
も大変だろうけど、なんだか幸せそうに見えてしまうのは疲れてんのかなぁ・・。

目を上流に転ずると、遠く嵐山あたりの紅葉が見えます。近くで見るよりこの位
距離を置いたほうが、より美しく見えるのかも知れませんね。

「久方の 月の桂も 秋はなほ 紅葉すれば照りまさるらむ」古今集 壬生忠岑
こんな歌もこの辺りで詠まれたのでしょうか。

毎日ほぼ同じ時間にこの橋を渡っているけど、日、一日と暮れる時間が早くなって
きて、焦燥感を感じる今日この頃です・・・・。

思い出の「梅小路機関庫」

2009年11月29日 09時10分22秒 | 京都非観光迷所案内
土、日曜日に時折私の住むあたりまでSLの汽笛が聞こえてくることがあります。

それは梅小路に展示されている機関車から発せられているのですが、あの音には
郷愁をそそられます。別に鉄っちゃん(鉄道ファン)ではないんですけどね。

爺さんは満鉄(満州鉄道)の釜焚きから始めて国鉄に入社、父親も同じく国鉄マン
でした。

ですから私の手元には国鉄開業五十周年と百周年に職員に配られた記念品があります。

百周年は変哲のないメダルですが、五十周年は東海道線開通のときに使用された
レールを斬って作られた文鎮です。これは桐箱に収められた値打ち物。

鉄道にはさして興味は無いんですが、梅小路機関庫には深い出があります。

それは「お風呂」。

小学校まで借家住まいでしたから、風呂は外に行かねばなりません。

銭湯も近所にあったけど、おもに私たち一家が利用していたのは梅小路機関庫に
あった職員用の大浴場でした。

大きな湯船があるだけの殺風景な浴場だったけど、その分浴槽に仕切りが無くて
小さめのプールにたいな感じでしたね。

実際、他に入浴者が居ないときなど、浴槽の縁から飛び込んだりして、番台の
おっちゃんに叱られたもんです。

商店街にまだ賑やかさの名残が残っている時間帯に出かけるんですが、商店街が
途切れて踏み切りから浴場に向かう辺りから、一面闇が深くなってしまいます。

街灯も一応あるのですが、引込み線の錆びたレール以外に何も無い草生したあの
一帯は子供心に恐ろしく思えたもんです。

そんな引込み線も今は無く、頭上を高架が走っております。


この駅舎は二条駅を移転した建物。この裏がSLの展示場になっています。



SLは子供のころにタダでたっぷり見てますから、今さら入場料払って見学する
のもなんだし、今回は表からチラリと垣間見て帰路につきました。

しかし今考えると当時の国鉄は職員の家族を優遇していたんですねぇ。学生時代に
は2度ほど「家族パス」を利用」して国内旅行させてもらいました。

これは年に一度だけ国鉄職員の家族に発行(お願いすれば)される国鉄乗車無料
パス。特急券などは別に購入しなくてはいけなかったと思いますが、国内ならどこ
まで行ってもタダ。

そんなコトしてるから民営化されたのかも知れないけど、でも一般職員の給与は
低かったもんね。

当然家計にも関わってくるから、そのパスを利用して旅行してた家族はさほどいなかった
かも知れませんね。

梅小路蒸気機関車館↓
http://www.mtm.or.jp/uslm/


今日から「家麺(いえめん)」

2009年11月28日 14時26分02秒 | グルメなのか?
今日からまた相方は着物仕事で出張。昼食を何にするか考えるのも面倒だし、サカエ
にて三日分の麺類を購入。(すでに一食は完食)

105円の20%引き、ということはコンビニのインスタント麺より安価ですナ。
(多分賞味期限がきれてしまうだろうけど、ナニ、大丈夫。・・だと思う。)

さきほどラーメンを食べたんですけど、食後に何か物足りなさを感じたんですよね。

それは、確かに鍋に入れたはずのチャーシューを食べた記憶が無い・・・。



とうとうボケが始まったんだろうか?それとも薄っぺらいチャーシューだから
煮てるうちに溶けてしまったのか?

食べ終わった鉢を台所に持っていき、鍋を見たらなんと内側にぺったり張り付いて
いるではありませんか。

しかたないから、それをつまんで口に放り込んだけど、カスカスで不味いったらありゃしない。

火曜日まではこんな昼食が続きマス・・・・。

紅葉の「金蔵寺」

2009年11月27日 16時59分24秒 | 京都非観光迷所案内
この金蔵寺はワタクシ的にはナイショにしておきたかった紅葉の穴場なんですけど先週くらい
にテレビで紹介されたそうです。でも交通の便が非常に悪いから迷所には違いないでしょうナ。

私の駄文を読むより写真で紅葉を楽しんでくださいませ。(写真も駄写ですけどネ)



おそらく先週くらいが見ごろだったのでしょう、かなり落葉していました。


けっこう勾配のキツイ石段です。








時間があまり無かったもんで、ちゃんとお参りができなかったので、駐車場のお地蔵
さんを拝んで帰りました。

紅葉シーズンとはいえ、平日に観光客はほとんど見かけないお寺なのに、そこそこ
参拝客がありましたね。交通は車かバス(バス停からはかなりあります)のみ。

マイカーの人は運転に自信の無い人はやめておいたほうがよいでしょう。
途中の道幅が極端に狭いから、行き違いのタイミングがずれると大渋滞の恐れアリですから。

↓金蔵寺情報
http://kaiwai.city.kyoto.jp/search/view_sight.php?ManageCode=1000261&InforKindCode=1

カラオケ食堂。

2009年11月26日 16時18分35秒 | おもろい関西人。
ワタクシ、基本的にカラオケは苦手で、お付き合いで仕方なくスナックなどへ
行ったとしても、ほとんどマイクを握ることはありません。

でも統計をとったら、どうなんでしょうね、やっぱり好きな人のほうが多いのかも?

こんな店もけっこう見かけますからね。ここまではワタクシにも理解できるけど・・。


こうなると、もう私の理解の範疇を超えてしまっています・・・。↓


「医(歌)食同源」ってことなんだろうか。確かに酒を飲みすぎてロレツの回らない
舌でカラオケをがなるより健康には良いのかも知れませんけどね。

そういえば私が初めてカラオケに出会ったころはまだ8トラックの時代でした。
それがカセットになり、レーザーディスクになって・・・・。

そのディスクも終焉を迎えようとするころ、横浜で一人で飲んでいて、スナックの
ような居酒屋のような店にフラリと立ち寄ったことがありました。

常連ばかりの店で、オバちゃん一人で切り盛りしているカウンターだけの店でした。

そのうち常連の一人がカラオケを歌おうとオバちゃんに注文したんだけど、オバちゃんは

「ちょっと待ってね、最近暑いもんでディスクの調子が悪いのよね~。」

と、言ってディスクを手に持ち、クーラーの前にかざして、ウチワで扇ぎだしました。

あれはなにか科学的根拠があってそうしたのか、それとも何かの儀式だったんだろうか?
今だに不思議でならない真夏の一夜でした・・・・。

ニンニクラーメン。

2009年11月25日 17時25分02秒 | グルメなのか?
真っ直ぐ歩いているつもりがいつの間にか左右に片寄ってしまっている。
何も無い場所でつまずいてしまう・・・。

コレはちょっとヤバイぞ。普通の生活をしている人がこんな兆しが出たらすぐ
病院へ行ったほうが良いですぞ。

ワタクシの場合、原因は分かってます。この一月間、一日も休んでいない・・・。
(それで結果が出てたら、まだ元気は保たれるんですけどね。)

まぁ、愚痴を言ってもしょうがない。今日の昼飯は久々に「王将」!!
(夜は調理場で何かつまむていどだから、たまには栄養補給しないと)



壁に貼られた新メニューの「ニンニクラーメン」を迷わず注文!
ニンニクはフライしてあるから胃にも少しは優しいでしょうな。この年になると
生系のニンニクは胃にこたえマス・・・・・。

サテ、これで今日一日頑張れるか・・・。(気休めのような気もするけど・・。)

オバマ煎餅

2009年11月24日 17時34分28秒 | グルメなのか?
とうとう小浜市はこんな土産まで作って
しまったのか…。最終日小浜で仕事だった相方
が面白がって買ってきました。

そういえば雲仙の小浜でも「IOBAMA」の幟を見かけた
けど、まさか雲仙では販売してないだろうな。

製造元は福井県小浜市になってるから、
福井県限定販売だとは思いますけど。

ノボルへ。

2009年11月23日 09時19分19秒 | Weblog
昨日店に来てくれたS君に聞いたけど、2月に逝ってしもたんやて?。

ちょっと早すぎるんとちゃうか。

小学一年から六年までずっと同じクラスで友達やったHの弟やったおまえが、
いつから僕らの後をついて歩くようになったか、今となってはもう覚えてないな。

高校生のころ、正月にHの両親が旅行に出かけて留守したとき、皆で集まって毎日
酒盛りしてたよな。

おまえも毎晩参加してたけど、あのころまだ中学生やったぞ君は。

成人してからの釣り会や、その後の宴会でも毎回顔会わせてたたけど、ここ何年
かはご無沙汰してたよな。

僕が年賀状を書く風習をやめてからも、毎年律儀に年賀状くれてたな。

ヒゲを剃ったら、そのまま中学生のころの顔になってしまう童顔、いつも笑てる
顔しか思い出さんわ。

そのうち連絡して店でホルモンでも食ってもらおうと思ってたけど、それも叶わん
ようになってしもたな。

冥福を祈ります、なんて言うと「はまやんらしくないわ~」っておまえは言いそう
やけど、祈らせてもらいます。

「カツ丼」への思い。

2009年11月22日 14時43分24秒 | グルメなのか?
相方が出張に出て4日目。昼食のために外出するのも面倒だから、この3日間は部屋食です。

そうなると簡単なレトルト系で済ましがちになってしまいがち。でもインスタント
食品を一人部屋でボソボソ食べるのも2日が限界です。

そこで本日は「家カツ丼」。カツは昨日のうちに店で揚げておいたから、あとは簡単。

カツ丼も全国色々あるようで、20代の頃、初めて福井の「ソースカツ丼」と遭遇
したときは「なんたる手抜き丼」、とあきれた記憶があります。

名古屋の「味噌カツ丼」も一度食べたきりで以後口にしたことはないですね。

こう考えてみると、ワタクシ、「カツ丼」に対しては保守派のようです。


オブジェの森「巌嶌神社」

2009年11月21日 13時19分37秒 | 京都非観光迷所案内
京都新聞のHPで「京都検定」のページがあって試しに挑戦してみたけど、思ったほど
成績は良くなかったですね。3級で約80パーセントの正解率。

そりゃそうだ、このカテゴリー、ほとんど観光客の来ないとこばかり紹介してますから・・・。

この「巌嶌神社」もその一つ。場所は171号線を大阪方面へ、久世橋を渡ってすぐ
左。ただし国道を車で走行していて一瞬石の鳥居が目のはしをかすめすぎる程度です。

この国道側からより、もう少し南へ下がった参道から参拝するほうがロケーション
は良いですね。(と、いっても誰も行かないと思うけど)



真夜中までトラックなどが頻繁に行きかう国道の側にこんな鬱蒼とした森があった
んですナ。


植林された木々、というより太古からそのまま存在している雰囲気です。

↓こんな屈折した育ち方をしている木と出会うと共感を覚えてしまう・・。


鞍馬寺を思い出しました、この根っこ。↓





一本一本の木々が好き勝手に育っているから、表情?が個性的でまるで自然の
オブジェを観察している気分にさせてくれる社です。


社の由緒などはコチラ↓(参照にさせていただきました。)
http://kaiyu.omiki.com/itukusimaC/itukusimaC.html